■観音塚古墳 群馬県高崎市八幡町
古墳時代後期の6世紀末に造られた古墳で、群馬県内では最後に造られた、大型前方後円墳です。
何度も通っている道なのに、今まで気づかなかった。
道路脇に観音塚古墳考古資料館の看板があり、おじゃましました。
先に資料館へ行くと、懐中電灯を貸してもらえます。
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/kannonzuka/
桜の山なので、シーズンはさぞ綺麗でしょうね^^
はいりまーす。 この太いのが天井との隙間に挟む形になっており、若干くぐるときドキドキします。
約1500年このままだから心配ないんですけど、ね^^;
さて資料館の脇には移築保存してある古墳の一部があります。
これが発見された状態とのこと。
観音塚古墳資料館は100円です。ぜひ入りましょう!出土品たくさんで素晴しいです!
じょーもんしきー やよいしきー♪ (レキシ好きは歌っちゃいますよねー♪)
観音塚古墳の横穴式石室は、昭和20年3月、防空壕(ぼうくうごう)という敵の空襲から身を守るための穴を掘っている際に、偶然に開口しました。その時に石室の中から30種類、約300点の副葬品が発見されたのです。 副葬品は、銅の鏡や銅の碗、金や銀で飾られた武器類や馬具類、鉄製の利器、工具類など、質量ともに豊富であり、当時の工芸技術の水準の高さがうかがえます。 それらの副葬品は昭和36年2月、国の重要文化財の指定を受けました。(資料館のサイトから引用)
古墳作ってみようキット。こどもも学べる展示がすてきです。
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■八幡二子塚古墳
すぐおとなりに、この古墳があります。
6世紀前半、全長66mの前方後円墳。
後円部南側に横穴式石室がありますが今は閉ざされています。
須恵器がたくさん出土したそうです。
住宅街の三叉路を抜けたらさわやかに現れました。
敷地内は石がゴロゴロ。
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■平塚古墳
そしてその近くにもうひとつ、平塚古墳。
5世紀末に造られた全長105mの前方後円墳。
こちらは公園の一角にあり、古墳部分はほぼ雑木林です。
後円部頂上で舟形石棺2基、北側のくびれ部で墳丘中段の円筒埴輪列と葺石が確認されたそうです。
2013.04.28.撮影