<クリスマスのおみやげです。実家の母もお友達と一緒に聞きにきてくれました。>
開演5分前。
メンバーたちのギリギリ勧誘の甲斐あってか
だんだん会場がガヤガヤとしはじめ、
50席ほど用意した座席が埋まり始める。
私たちの子どもたちはもちろんのこと、
図書館で声をかけた赤ちゃん連れのお母さんや
3人の小さいお子さんを連れたお母さん、
ご近所のおばあちゃんたち、(私の母含む)
そして、
次男の卒業した小学校の先生方や、
メンバーがチラシを配った障害のあるお子さんも
お母さんやお父さんとともに数名いらしてくださった。
うれしい
「緊張して、しっちゃかめっちゃかになっちゃうかも~!」なんて言ってた
元保育士Jちゃんが、
それはそれは見事な司会っぷりでいよいよスタート。(ほんとプロ並みにうまいのです!)
練習に練習を重ねたペープサートの劇と、
11人で奏でるハンドベルのコラボという今回の企画、
どんなふうになるのか
ドッキドキだったけど、
子どもたちは
「サンタクロース」になるための修行を続けるサンタくんに
目がキラキラしたり、
トナカイくんのボケに大うけしたりとノリノリ。
「さあ~クリスマスの国に着きましたよ~。」と女神さまが言う頃には、
クリスマス気分も最高潮。
もうすっかりその世界に入り込んでくれていた。
最後のほうでは
知ってる曲をハンドベルの演奏とともに歌いだす子もいたりして、
老若男女、拍手喝采!
なんともアットホームなコンサートとなった。
サークル結成2年目の
小さな小さなクリスマス☆コンサート
私たちのベル演奏はほんとうにまだまだだけど、
私たちが作り上げるハーモニーで
聴きに来てくださったお客さんの誰もが笑顔になってくれたらうれしいな。
温かい気持ちがあふれる交流の場になってくれたらうれしいな。
そんなことをメンバー全員が心から願っていて、
音楽は分かち合うもの
そんな思いが少しだけ叶った夢のようなひとときだった。
片付けが終わり、
メンバーの子どもたちも含むみんなで手をつなぎ、円陣を組もうよ!ということになった。
「AKBみたいにやっちゃうよ!」
「やっちゃえ!やっちゃえ!」
「お疲れさまでした~!OH!!」
ちょっと、いや、かなり照れくさかったけど、
そう大声で叫びながら手をつないだ両手をみんなで高々と持ち上げた。
でもね、
最高に幸せな気分だったよ~!