<はいてもはいても落ちてくるのが落ち葉っちゅう~もんですわ。>
以前、このブログでお話したような気もするが、
我が家のお隣の若い奥さん(ご主人単身赴任中)は、
初秋、まだ葉っぱが青々としている頃にもかかわらず、
バサッと木の枝を切る人だ。
それはそれはもうスガスガしいほどに!
(【注】挨拶もちゃんとしてくれるし、決して変な人ではないんですよ~。)
その光景を一言で言うと、
「禿山(はげ山)の一夜」(by ムソルグスキー)
あっという間に「緑なき庭」としてしまうその潔さが
ちょっと怖いほどなのである。
しかし、
赤や黄色になった葉っぱたちがハラハラと落ちてくる季節となった今、
我が家もご近所さんも毎朝落ち葉掃きからはじまる日々。
セッセ、セッセ、・・・。
はいてもはいても葉は落ちる。
わかっちゃいるけど、気になる気になる。けっこう大変!
我が家なぞは
砂利を敷いてあるところにも葉が落ちるので
まるでミレーの絵画のように「落穂ひろい」しなくてはならず、
腰まで痛くなってしまう始末。
そんなとき、
まるで「アリとキリギリス」のキリギリスのように余裕~♪なのがお隣さん。
庭や玄関まわりの木に葉っぱがないからほうきで掃く必要もないわけだ。
なるほどね~。
越してきて3回目の冬を迎えるにあたり、気づく我が家。(今頃~という説も!)
オット曰く、
「あのバッサリはある意味賢いのかもしれんぞ。」
そんな風にお隣さんの“潔さ”を見直しはじめた。
そして、もうすでに落ち葉の季節だが、
「うちもやってみようか~!」ということになった。(マネっこ、ワーイ!)
我が家の場合、
落ち葉が全くないのは寂しいので
ほどほどに葉っぱを残してバッサリと。
う~ん、スッキリ!
それでも、
ハラハラと舞い落ちる落ち葉たち。
でもね、今度は余裕~♪
落ち葉にも愛情を注ぎましょう!・・・なんて文学少女ちっくに(笑)
「枯葉よ~~。」と掃き掃除に精を出す私である。