2011年、今年の漢字として「絆(きずな)」が選ばれた。
東日本大震災を受け、
人々が最も大切に感じたことが
家族や友人、隣人などとの「絆」だったから、という理由らしい。
たしかに「絆」は大切だと思う。
「かけがえのないもの」は宝物だ。
でも、
今年の漢字としてこれでいいのかな?
なぜなら
事態はもっと深刻で、苦しく、未来が描けない状況だというのに、
それを直視せず、言葉に逃げて満足してしまっているような気がするからだ。
今年の漢字を私が選ぶなら
「愚」(ぐ)
戦後推し進めてきたことのほころびが一気に噴出したかのような1年。
これにどう向き合っていくのか?
真剣に考えなくてはならないときがほんとうに来たと感じている。
もう“曖昧な日本人”ではいられない。
これから私たちの国は
今までの「愚かさ」を認め、
これからを生きる子どもたちのために
繊細で、ひたむきに、
そして「愚直」に、
未来に向かって歩き出す勇気が必要だと思う。
東日本大震災を受け、
人々が最も大切に感じたことが
家族や友人、隣人などとの「絆」だったから、という理由らしい。
たしかに「絆」は大切だと思う。
「かけがえのないもの」は宝物だ。
でも、
今年の漢字としてこれでいいのかな?
なぜなら
事態はもっと深刻で、苦しく、未来が描けない状況だというのに、
それを直視せず、言葉に逃げて満足してしまっているような気がするからだ。
今年の漢字を私が選ぶなら
「愚」(ぐ)
戦後推し進めてきたことのほころびが一気に噴出したかのような1年。
これにどう向き合っていくのか?
真剣に考えなくてはならないときがほんとうに来たと感じている。
もう“曖昧な日本人”ではいられない。
これから私たちの国は
今までの「愚かさ」を認め、
これからを生きる子どもたちのために
繊細で、ひたむきに、
そして「愚直」に、
未来に向かって歩き出す勇気が必要だと思う。