エジプトツアは数千年前の遺跡・史跡巡りをすることである。神殿・葬祭殿・墓所および関連文物を訪ねるのだが、歴史・時代背景や神話を知っていたらなお理解し易い。ところが付け刃的に読んだだけなので時代の順序や神話との関連がチグハグになりただ見ただけになってしまった。それどころか行った先さえ覚束なくなっている。
カルナック神殿、ルクソール神殿、ハトシュプスト葬祭殿、ホルス神殿、コム・オンボ神殿、イシス神殿、アブシンベル神殿を見た。アブシンベル神殿は岩山を彫って造ったので判別できるが、その他の神殿は入口の壁がおよび門があって柱が並びご神体が置かれていたであろう部屋がありと似たようなモノばかりなので区別がつきにくい。それにどのファラオが建立したのかまではとても分からない。
太陽神を崇めて建てる神殿なので似たような造りになる、ギリシャ・ローマの影響を受けた時代も説明されれば分かる。またキリスト教が入ってきて神殿を教会に模様替えした跡もあるが説明されて初めて気がつく。
神殿や葬祭殿・墓所を上記のように見てきてが、いちばん感銘を受けたのはアブシンベルだった。アスワンハイダムのあるアブシンベルに移築されたとはいえ建設当時そのままの姿で残っているアブシンベル神殿を3回見学した。
最初は昼間で、観光警察の武装警官に前後を警護されて砂漠地帯を走り、ホテルで昼食を取ってから出かけた。
写真で見た事のあるラムセス二世の4体の像が東の方角を向いている。大勢の観光客で賑わっていて内部も落ち着いて見ることが出来ない。人々の間から壁の彫り物を見て、天井を見上げて描かれた図をみる。写真に見られる彩色は無い。最奥部の3神体とラムセスの象は想像していたより小さい。柱や各部屋は彫り物で埋め尽くされている見事な出来映えだ。
隣には后の神殿もある。
夜音と光のショーを見に行く、神殿全体をスクリーンに見立てて映像を投射する。高さが50m巾は200mはあるだろう、隣の后の神殿も同様のスクリーンになるので首を振らねば全体を見れないほどの規模は圧巻だった。レーザーショーというのでたいした事は無いと考えていたが、これまで見たチャチなものとはまるっきり違うものだった。あれは見てもおもしろい、お勧めです。ピラミッドのモノより良いそうだ。
翌朝日の出観賞ということで早起きして神殿へ行った。薄明かりの中に神殿がある、やがて日が昇るにつれてラムセスの像が輝いてくる。誕生日と即位の日は最奥部の像に光が当たるようになっているとのこと。内部に入ると柱の前にある像に太陽が当たっている、部屋の壁も明るいせいか色が浮かび上がっている、昨日見た時はくすんだ色だったのに朝日で明るくなった部屋は全体が輝いているように見えた。
アブシンベル神殿は早朝見るべきだ。
4体の像のうち決められた日に日が当たるのはイシス神とラムセス二世だけだそうだ、2神を押しのけて自分が目立つようにしたラムセスは自己顕示欲が強かったようだが、それを如実に物語っている。
また2月の誕生日と11月の即位の日に太陽が像を照らす仕組みになっているとのことだが、2月と11月に同じ方角から光を入れる事って出来るのだろうか。春分・秋分の日に当てるのは出来ると思う、ガイドが日にちを間違えたのではないだろか。
カルナック神殿、ルクソール神殿、ハトシュプスト葬祭殿、ホルス神殿、コム・オンボ神殿、イシス神殿、アブシンベル神殿を見た。アブシンベル神殿は岩山を彫って造ったので判別できるが、その他の神殿は入口の壁がおよび門があって柱が並びご神体が置かれていたであろう部屋がありと似たようなモノばかりなので区別がつきにくい。それにどのファラオが建立したのかまではとても分からない。
太陽神を崇めて建てる神殿なので似たような造りになる、ギリシャ・ローマの影響を受けた時代も説明されれば分かる。またキリスト教が入ってきて神殿を教会に模様替えした跡もあるが説明されて初めて気がつく。
神殿や葬祭殿・墓所を上記のように見てきてが、いちばん感銘を受けたのはアブシンベルだった。アスワンハイダムのあるアブシンベルに移築されたとはいえ建設当時そのままの姿で残っているアブシンベル神殿を3回見学した。
最初は昼間で、観光警察の武装警官に前後を警護されて砂漠地帯を走り、ホテルで昼食を取ってから出かけた。
写真で見た事のあるラムセス二世の4体の像が東の方角を向いている。大勢の観光客で賑わっていて内部も落ち着いて見ることが出来ない。人々の間から壁の彫り物を見て、天井を見上げて描かれた図をみる。写真に見られる彩色は無い。最奥部の3神体とラムセスの象は想像していたより小さい。柱や各部屋は彫り物で埋め尽くされている見事な出来映えだ。
隣には后の神殿もある。
夜音と光のショーを見に行く、神殿全体をスクリーンに見立てて映像を投射する。高さが50m巾は200mはあるだろう、隣の后の神殿も同様のスクリーンになるので首を振らねば全体を見れないほどの規模は圧巻だった。レーザーショーというのでたいした事は無いと考えていたが、これまで見たチャチなものとはまるっきり違うものだった。あれは見てもおもしろい、お勧めです。ピラミッドのモノより良いそうだ。
翌朝日の出観賞ということで早起きして神殿へ行った。薄明かりの中に神殿がある、やがて日が昇るにつれてラムセスの像が輝いてくる。誕生日と即位の日は最奥部の像に光が当たるようになっているとのこと。内部に入ると柱の前にある像に太陽が当たっている、部屋の壁も明るいせいか色が浮かび上がっている、昨日見た時はくすんだ色だったのに朝日で明るくなった部屋は全体が輝いているように見えた。
アブシンベル神殿は早朝見るべきだ。
4体の像のうち決められた日に日が当たるのはイシス神とラムセス二世だけだそうだ、2神を押しのけて自分が目立つようにしたラムセスは自己顕示欲が強かったようだが、それを如実に物語っている。
また2月の誕生日と11月の即位の日に太陽が像を照らす仕組みになっているとのことだが、2月と11月に同じ方角から光を入れる事って出来るのだろうか。春分・秋分の日に当てるのは出来ると思う、ガイドが日にちを間違えたのではないだろか。