どこ吹く風

旅のことを主に書く。

あれこれ

2007年02月22日 11時43分06秒 | エジプト
 エジプトは最初からオワリまで方針が定まらずボケた感じのメモになってしまった。
気を入れすぎたのか、それとも気が入らなかったのかこれまでの旅の記録とはだいぶ違い書きづらかった。日程順に書けばよかったのかと思うも、訪れた場所の記述は他のサイトやガイドブックの通りなので、ここで書いてもしょうが無い。ではその場所で感じた事を書けばよいと思っても、その時感じた事は薄らいでしまいアタマの中は砂漠の蜃気楼のようにボケて揺らぐだけ。
でも楽しいツアーではあった。
せっかく行ったのだから小さな出来事でも思い出すままに書いてみよう。

taxi
 ハーン・ハリーリ市場への往復だけ乗った。行く時はホテルの前にいた客引きが声を掛けてきたので値段の交渉をして25ポンドで成立した。他のツアー客から20ポンドでOKだったという話を聞いていたが、駆け引きもメンドウなので最初から一発勝負のツモリで25ポンドと言うたら、50とか40とかナンヤカンや言うので”要らない”と断るとニコニコ顔でOKする。金曜日で休日なので道路はこれまでとはうって変わって空いている。ぶっ飛ばして30分は掛かったであろう。

 帰りは余裕を見て市場から早めに引き揚げた。お巡りさんがいっぱいいる場所でtaxiを探していると、お巡りさんが寄ってきて”taxi?”と聞いて誰か手配師みたいな人に合図する。100とか言うので25で来たのでそれだけしか払わないと歩きかけるとOKと言いながら流しのtaxiを呼びとめて、私が渡したホテルの所在地が書かれた封筒を見せながら何やら話している。運転手は斡旋料を払おうとするが断っているようにも見えた。私は見逃したが妻の話によると結局受け取ったそうだ。運転手の実入りは20ポンド、ツアーメンバーが話していた20とはリベートが入らない料金とすると辻褄が合う。

 運転手はギザ地区は不案内のようでホテルを探せない、私も見覚えがある建物、水タンクを見つけたのでUターンさせたりしてホテルへの道を探そうと必死になる。運転手は道行く人や店に入って尋ねているがハッキリしないようだ。ガソリンスタンドへ寄らせて私がマネージャーに道を尋ねた、元の○○ホテル(名前は忘れた、前日ホテル付近を散歩した時今は閉鎖されている裏側入口に今のホテルと違う名前が書かれていたのを思い出したのだ。)と言うと分かったようなので運転手に説明してもらった。

 帰りの道をシッパイしたのは、ホテルに行くには一方通行の道を通らねばならない、ところが私は出口にある大通りしか歩いていない。それで入口側の通りを通っているのに出口側の通りと勘違いしてホテル入口を見つけきれなかったのだ。錯覚を犯してしまった。だいぶ時間をロスしたので時間ギリギリなら焦ったことだろう。
運転手にはロス時間分の埋め合わせをした。