どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ツアー参加者について

2007年02月16日 13時55分09秒 | エジプト
 今回のエジプトは2007年1月11日(木)~1月20日(土)の10日間のツアーで参加者26名と添乗員でした。
今回は何時に無くメンバーを観察してみました。夫婦者5組(酒好きの夫婦、写真にビデオの好きな夫婦、高地からの夫婦、おとなしい夫婦、それに私たち)、母子1組、新婚さん、4名の熟女グループ、3名の女性組、若い女の子二人連れ、独り者3名

私は出発直前のケガのお蔭で三角巾まで着用するように医者から言われて、言いつけを守ったので目立つ格好になってしまった。三角巾は大袈裟すぎる必要ですかと問うと、動かさないようにした方が直りが早いし、その方が気をつけることになると言われたので素直に手を吊っていた。しかし手を動かさないというのも疲れるので旅行の数日目には外してしまった。
 またオキナワから参加したので目を引く事になった。オキナワはこのところ観光地としても有名になり、それに三角巾のこともあって皆さんに直ぐ覚えてもらったと思う。また特殊な社会・政治状況もあるのでウチナーンチュにはいろいろと好奇な目がむけられると感じるのです。べつに悪い事とは思っていません、むしろ注目されて嬉しいのです。
と、自分の事から紹介するのもちょっとシツレイかもしれません。

 まそれぞれ特徴のあるカップル、グループもしくは一人旅の方々でした。これまでツアーといえば年寄りの集まりだったのに、エジプトは若い参加者がいた。エジプトは若い人にも魅力があるのでしょう。ツタンカーメンなのかピラミッドなのか、それとも歴史全体なのかは聞き漏らした。
 若い獣医さんがいた、飄々とした感じがして、何時もサブザックを担ぎ説明を聞いて納得した顔をし、風景を眺めている。人間ではなく動物を相手にしているので世間と距離を置くという職業柄が出ているのだろう。

 新婚さんもいた、潜水艦乗りで知らない世界の事をアレコレ質問した。私はオキナワで半期地闘争に参加している旨を話したが覚えているかな。精悍な感じのする若者という印象がした。フリータイムにハーン・ハリーリ(市場)へ出かけ、道路横断する際に奥さんを置いてけぼりにして自分だけサッサと渡り、さすが訓練を受けた人は違う、とは獣医さんの話。
 そのことを本人に話したら、奥さんが「そうよそうよ、もっと強く言うて!」と笑っていた。

 母子連れ、優しそうなお母さんにちょっぴりシラケ気味の今どきの娘さん、お母さんの愛情を受けすぎて、もう少し放っておいてという雰囲気だった。帰ったら成人式があるとのこと、お母さんの喜びは如何ほどか・・仲良しの母娘だった。
ふくよかな身体いっぱいに家族愛が漲っているお母さんと帰りの飛行機でしゃべりすぎるほど話をして隣で独酌している方に呆れられた。そのうち写真を送ろう。

 そのお母さんに、我々夫婦がお似合い、仲良し、羨ましい、素晴らしい夫婦と褒められたので、ついその気になり妻に「我々は良い夫婦だってヨ。」と伝えると、”外ヅラが良いのだから。”と憎まれ口を叩く。「いやいや世間の目はマチガイも多いが、この件に関してはよく観察しているじゃない。合っている」と私も負けずに言う。
帰ってから子供たちにその話をすると、あまり良い気にならない方が身のためよと言われた。素直に受け止めれば良いのに。(笑)
 
 まだまだ特徴のある人たちが参加していました。その人たちについてはいずれ、ということで。
これほど参加者全員を観察したのは初めてです。

写真はエドフにあるホルス神殿にて説明を受けているところです。