お遍路日記

2011-06-19 | お遍路と自転車日記

 

2009年3月から続いた高速道路休日上限1000円が終った。

当時 お遍路で四国を廻っていた私 は、随分その恩恵を受けた。

 

しかし、この特別料金制度が終ったからと言って、私のお遍路日記が終了する訳ではない。

始めた頃は、一人で札所間を兎に角ひたすら歩いた。

遍路とは歩く事だ、と自分に言い聞かせた唯一の義務だった。

 

南国土佐のGWは既に夏だった。

32番峰寺から雪蹊寺まで歩いた時、とうとう最初のマメが潰れた。

山門近くを足を引きずっていたら、呼び止められて『野菜生活100』の接待を受けた。

汗と涙で町並みが霞んだ。

 

後半は、同行二人のパートナーが出来た、と云ってもお大師様ではない。

RとA が 弘法大師 の身代わりになった。

結願間近に、徳島ラーメンと讃岐うどんを交互に食べながら四国を楽しんだ。

 

2周目の計画は今のところない。

でも、私は歩かなくてはいけない、否、きっと歩き始めるだろう。

人生の最終章のコーナーを曲がった今、私には解かなければならない答えがあるから・・・