機種名YTR-971M
値段198,000円(中古)1970年代後半から1980年代前半の間に製造されたものらしい。
オールドYAMAHAの普通のB♭管は結構出回っており、ヤフオクでも良く見かけるが、この手の特殊管は滅多に出ることはない。
つまり、二度と手に入らないに等しいレベルの貴重品である。
以前、シルキーのF/G管を手に入れたのだが、肝心のFの替管がなかった。
今回はFもGも両方そろっている。
シルキーとどちらが良いかG管にして吹き比べてみた。
YAMAHAのG管は細くて軽いが、抵抗はかなりキツかった。シルキーは重くて管厚が厚いが抵抗は意外とキツくはない。
音色はシルキーの方が良いと感じた。
F管はYAMAHAの方にしかついてないので、今度はF管に替えて吹いてみた。
YAMAHAのF管は逆に抵抗がメチャクチャ軽くなり、まるでB♭管を吹いているかのような違和感の無い吹き心地であった。
試しにYAMAHAのF管の替えベルをシルキーにつけてみたら、何とピッタリ合ってしまった。ただし、ネジ留め部が一番管に干渉するのでスライド部は完全に入らない。
これでトランペットは全種類揃った。
F管向けの曲はアルビノーニのセイントマルク協奏曲というものがあるが、G管向けの曲はあるかどうかわからない。調べてみたが見つからなかった。
トランペットに関しては所有欲・収集欲共に満たされ、お腹一杯になった。
フルートも国産主要メーカーの中級機種は集まった。楽器店で試奏した結果、自分の追い求める理想の音色はアルタスA1307しか出せないことが判明した。
楽器はA1307で最後にし、後はアストンマーチンのヴァンテージに向けて貯金しようと思う。