第二章:(2)シカゴ観光
◆シカゴの地下鉄
翌日は土曜日 最初の滞在先であるヒルトンオヘアを起点に Chicago市内を観光開始した。最初に妻の渡米前からの所望であった「ザ・ペニンシュラ・シカゴ」で「エッグベネフィクト」での朝食をとることになり、空港から地下鉄「ブルーライン」に乗車 目的地に向う。シカゴの地下鉄の路線名は「ブルーライン」「レッドライン」「オレンジライン」「パープルライン」など 全てカラー表示になっておりとても覚えやすく分かりやすい。
▼ シカゴ・地下鉄グラント駅
◆ブルーラインの駅名
また「ブルーライン」の市内の駅名に歴代大統領にちなんで名づけられたものが多くJackson駅やらMonroe駅やらClinton駅、Washington駅、Clark駅等々日本人にも比較的なじみの名前の駅が多く面白い。この日は「ブルーライン」「レッドライン」に乗車。
◆ペニンシュラでの朝食
シカゴ・ペニンシュラのカフェテリアは異常なまでに天井高のある高級感に満ちていた。有名ホテルでの豪華な朝食を済ませ 一路ミシガン湖へ向かうことにした。 この朝の食事が今回の米国滞在中最もコストが高いものであった。前夜のHilton O‘hareでの夕食を上回るものになり帰国後笑ってしまった。
▼ シカゴ・ペニンシュラの朝食「エッグベネディクト」
◆ミシガン湖畔にて
ペニンシュラを出て「レッドライン」のシカゴ駅からChicago Avenueを散策がてらミシガン湖のOuter Harborへ向う。 Lake Shore Driveを巨大な湖畔に沿って歩きOuter Harborへ。ミシガン湖の湖面はコバルト色に輝きワイキキビーチのような細かく白い砂浜と不思議にマッチする。絵葉書そのままの景観がそこには見られた。 神秘的とも思える湖面の鮮やかさと美しい砂浜と湖を眺望できる公園のベンチで一休み 母と娘が会話を楽しんでいる。
▼ミシガン湖畔---美しい砂浜と湖を眺望できる公園からの眺望
◆シカゴ・Navy Pier
それからLake Point Towerを横目に 湖岸のEntertainment Spotである Navy Pierへ向かった。Navy Pier建物の内部にはいろいろなお店が並び,屋上は Pier Park と呼ばれる遊園地になっている。
▼Navy Pier内特設ステージ
Navy Pier内おみやげショップを歩き 入ってすぐのところにある中央広場の特設ステージでのアメリカ的でユーモラスな踊りを眺めていたときのこと、踊っている海賊の衣装を身につけたダンサーが舞台を降りて観客席の妻に近づくと 妻の手をとり 舞台へ連れて行ってしまった。「何処からきたのか」とか質問でもするのかと思ったら、手をとって他の4人のダンサーと一緒に踊らせようとするのである。 驚いた妻もすぐに察知し舞台上で踊り始めた。とんだハプニングである。すぐにデジカメのシャッターを切ったが 妻と娘のシカゴでの記憶に残る印象的なシーンとなる。
◆ミシガン湖クルージング
建物を出ると韓国客向けの船着場がある。 Skyline Boat Tourでミシガン湖30分クルージング。乗船切符売り場の看板には Architecture Cruiseとあり日本の観光地のクルージングと比べると少し垢抜けた感じが。
▼Navy Pier--Skyline Boat この船でクルージング
▼Navy Pierクルージング--船上から摩天楼を臨む
150人乗りくらいのクルーザーで少し沖に出ると湖面の映える反対側に市街地の摩天楼が聳え立つ。 船内ではシカゴの歴史 アメリカ五大湖の説明 ミシガン湖の大きさ・深さなどが放送されている。少し緑がかったブルーの湖面がその歴史と湖の深さを物語っている。湖面からの爽やかな風が心地よい。妻と娘の至福の瞬間である。
▼Navy Pier遊園地にて--回転観覧台からの眺望
下船後Pier Park と呼ばれる遊園地で回転観覧台に乗り 少し高度を変えて ダウンタウンの近代的なビルディングや コンドミニマム群と 広大な湖面を再び眺めることが出来る。アメリカ五大湖のひとつミシガン湖をたんのうできる瞬間でもある。
◆シカゴ John Hancock Centerビル
前述の地下鉄網に加え シカゴでは Navy Pierを起点に 市内地下鉄主要駅をループしている無料バスがある。 日本のバスと異なり降りたい場所で座席横にぶら下がった紐をひくと小さな鐘がなりバスは停まってくれる。
フリーバスで市内を一周し Michigan Ave最大の観光スポット John Hancock Center Building(高さ344 m 1,127 ft 100階建て 池袋サンシャインは240m)98階の展望台へ向う。 エレベーターは98階まで直行するが 99階100階は 開放されておらず 特定のメンバーだけしか上がれないのだとか。
地上340mからの360度パノラマ眺望は 東京タワー展望台も少し上回るものである。シカゴの西北に広がる郊外の住宅街の先には まったく山の見えない広大な地平線が果てしなく続いている。ここでも異国アメリカを感じた。
▼ シカゴ・チャイナタウン入り口
夕方再び移動して チャイナタウンにて家族3人の夕食。焼きそばやら炒飯やらお馴染みの中華料理を注文し、ここでは比較的日本人の味覚に近い調理法でホッとしました。
もうひとつのブログ
◆「丼季報亭の四方山話」(2002年9月投稿開始)は
URL:http://4travel.jp/traveler/donky2013/
◆4Travel.「Donkyさんの旅のブログ」」(2013年6月投稿開始)は
URL:http://4travel.jp/traveler/donky2013/