丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

33. 古の浪漫を求めて

2008-04-13 23:37:02 | 旅の記録

悠々と流れる川と遺跡が物語る古(いにしえ)の浪漫を探求しようと 12月のバンコクを訪ねました。

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 タイの首都バンコク(英:Bangkok)は北緯 13度76分, 東経100度.49分にある常夏の国です。 季節は11~2月が「冬」で乾期、3~5月が「夏」で暑期、6~10月が雨季。雨季といっても、日本の梅雨とは違って長時間雨が降り続くわけでなく、日中スコールがドバーッと1時間くらい降る感じだそうです。年間を通して最高気温は摂氏30度以上で、高温多湿、蒸し暑い感じでも朝、夕方はわりあい涼しい日が多いみたいです。

訪れたのは12月ですから30度を超えても日陰では涼しく、観光客も比較的少なく、バンコクのホテルやショッピングセンターはクリスマスのイルミネーション・サンタクロースや雪のデコレーションがあるものの、どこかミスマッチで そこは面白く感じます。

■12月14日(金) 
成田空港09:40発 中華航空CI107便で12:30台北(桃園空港)着 【成田-台北JALマイレージ:1330】搭乗の30分後10:05離陸 飛行時間約3時間弱。  台北(桃園空港)13:55発中華航空CI695便へ乗り換え16:45バンコク・スワンナブーム空港着【台北-バンコク-JALマイレージ:1430】飛行時間約3時間半ですが 直行便ではないので、成田を発ってからバンコクに着くまでにすでに9時間が経過していました。

往路はまあ乗り継ぎでもたいして気にはならないのですが、復路は可能ならば直行便のほうが楽かも知れませんね。

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空港には旅行社の現地スタッフが出迎えに来ていました。

■宿泊先

 Bangkok Center Hotelは Bangkokスワンナプーム国際空港より車で約60分。BTSホアロンポーン駅より徒歩0分。
正面玄関脇にはタイ式マッサージの館がありお手軽価格で旅の疲れを癒してくれます。
 

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 なおバンコクで一番高い建物は地上308m・88階建ての「バイヨーク・タワー2」。屋上まで上がる階段は2064段あるそうです。このタワービルの18Fから上が、ホテルと展望台になっています。WEBで見るとホテルの一泊料金は57USドルでした。もちろん泊まりだけですが…。

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■身近なコンビニ

 ホテル正面の道路の反対側に「セブン・イレブン」があって そこで雑貨や飲み物はお安く手に入ります。旅行中のサンダルを47バーツ(140円)で購入、ペットボトルの飲料水は7-12バーツ(21円-35円)です。日本人は飲み水として水道水は厳禁ですから、コンビニのこの価格はほっとします。

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■デジカメ充電

 タイは220Vですが 裏にINPUT100-240Vと表記されてるようなワールドタイプのものは充電できます(デジカメの電池の充電器にINPUT100-240Vとか 100-125Vとか記載されています)

■屋台料理

 屋台で売られているかき氷・切った果物・生もの・水道水は手を出さないように旅行社は注意していましたが、屋台でも熱を通したものは大丈夫でした。ラーメンやライスにお肉を少しだけトッピングして一杯30バーツ(90円)煮卵一個5バーツ(15円)勿論水は持参し、出された水は飲みません。

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■12月15日(土)世界遺産アユタヤ遺跡群へ

 首都の北80Kmにあり1991年に世界遺産に指定されたアユタヤ遺跡群へ。きらめく寺院、朽ちた仏像...数多くの遺跡が点在し、かつて栄華を極めたアユタヤ王朝を偲ばせます。
四方を川に囲まれた水の都、アユタヤへは、バンコクからバス、列車、船で行くことができますが、 この日はホテルから車でアユタヤへ向かいました。
アユタヤ遺跡に向かう途中、首都の北20Kmから25Kmあたりに バンコクへ通勤する人たちのベッドタウンがあります。旅行社ガイドのスティニ-さんの話では 「ファミリータイプ」のアパートで家賃が月に3000バーツ(一万円弱)50坪の建売で販売価格1,200万円くらいとのこと。
宅地の次に田園が続くのどかな景色の中、温和な庶民の素朴なくらしとともに、今も古代が息づいています。ホテルから車で約60分 アユタヤ遺跡群に到着。1767年ミャンマーの軍勢によって焼き討ちされたままの遺跡が続きます。 

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■四世紀にわたる都

 1350年にアユタヤ王朝の都として築かれたアユタヤは、水運を利用し、近隣だけでなく中国、ペルシャ、遠くヨーロッパとも交易を広めました。最盛期には東南アジア最大の都市へと発展しました。35代にわたって続いたアユタヤ王朝も1767年、ミャンマーの軍勢によって滅亡しました。

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 アユタヤの王は上座仏教を信奉し、都に数多くの寺院や宮殿を建立。今日残っているほとんどは、都ができて150年の間に建てられたものです。

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 現在のアユタヤは、この侵攻により廃虚となった遺跡が残され、当時の面影を伝えています。
アユタヤでは往時の興隆と仏教の神髄を肌で実感できます。なお、遺跡からの出土品はチャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されています。

■悠久のときの流れを刻む遺跡たち

 遺跡の宝庫といわれるアユタヤでは、観光客向けの象乗りや小象とのツーショット撮影が楽しめます。

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アユタヤは東西約7km、南北約4km、四方を川に囲まれた島状の街です。多くの寺院(ワット)がこの国と仏教の歴史を伝えています。

 ■ワット・マハタートは謎に包まれた13世紀の名残り。木の根に埋め込まれた仏像が有名な寺院です。

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地上1m少しのところにある仏像の前で写真を撮るときにはかがんで仏陀の頭より低い位置で撮る様に言われます。 

■ワット・プラ・ラーム 朽ちた石像と4基の仏塔が栄光の時代をいまも物語る、初代ウートン王の菩提寺。400年以上続いた栄光の時代を今も刻んでいます。

■スィ・サンペットでは苔むしたセイロン様式の仏塔が時代の栄華を偲ばせるアユタヤ最大規模の寺院。歴代の3人の王が眠るタイのもっとも重要な王宮建物です。

■Wat Yai Chaya Mongkol:

 巨大な寝姿の御釈迦様像で有名な寺院です。悠然と横たわる白い巨大寝釈迦仏像。穏やかな表情と人間味あふれる姿で人々を魅了しています。

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■バン・パイン宮殿
タイ、中国など、各国の素晴らしい建築美が競演する歴代の王たちが栄華をきわめた豪華絢爛な離宮です。

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離宮にはパビリオンと呼ばれる5つの館があり、一部が一般公開されています。一部建物は女性の衣装に厳格で ジーンズやホットパンツなどでは入場が許されず、更紗を巻いてやっと許されます。

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■夕食はタイスキ

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2日目の夕食はタイスキ:(ザ ツインタワーズホテルバンコク 3F「テンテンスキ」にて)タイ式しゃぶしゃぶのお食事。ウエイターがすべての食材を入れて煮てくれます。タイの豚や鶏は食材的にも質が高いので満足度高く、たれがエスニックです。 娘はOKでしたが私はたれが少し味覚が合いませんでした。海老などの海産物も鮮度抜群です。 


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ほかにもブログを公開しています。
◆4Travel. 「Donkyさんの旅のブログ」」(2013年6月投稿開始)は
URL:http://4travel.jp/traveler/donky2013/
 なお 「いにしえの浪漫を求めてバンコクへ」は 
 URL:  https://4travel.jp/travelogue/10781359 でもご紹介しています。


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