ぶらり早春能登半島(2)
石川県珠洲市の仁江海岸では、日本で唯一、昔から受け継がれてきた製法で塩を作っています。「揚げ浜式」による製塩法です。
そして ここで ついに 天然塩の入った手作りアイスクリームに出会ったのです。
塩のアイスを販売している能登の仁江海岸にある「珠洲製塩」では塩作りの工程を観光客に見せ、自然塩や製造過程で生じるにがりなどを主に販売しています。
「揚げ浜式」をひと言で言うと、海から汲み上げた海水を砂地にバラまき、太陽光や風で水分を蒸発させ砂に付着した塩分を採取し、海水よりも3-4倍塩分濃度の高くなったものをお釜に入れ沸かして塩を採取する方式です。
砂地に海水を散布する瞬間やお釜で煮沸するところを観光客に見せるのですが、塩水散布は独特のアクションでベテランのおじさんが行います。
独特のアクションでの塩水散布は動画でご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=uBWTNdBYjIQ
塩分濃度の高くなった砂を集め
http://www.youtube.com/watch?v=t0iJ0hZk5CI
ろ過設備(下の写真左の箱)へ移します。
最終前の粗釜炊き工程です
もうひとつの売りは「天然塩のアイス」ですが、まるで冷たいバターを食べているような味覚に出会います。癖になりそうな味で、これは絶品です。機会があればぜひ一度お試しください。お薦めの味です。
今日も お立ち寄りいただき 有難うございました。
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