首都圏と房総に記録的な暴風をもたらした台風15号が東京湾に向かっていた9月8日のことです。なんとそんな中を日帰りバスの旅で山梨へ行ってきました。
「所沢発 シャインマスカット狩り食べ放題&高級ブランド牛のご昼食&お持ち帰りてんこ盛り山梨」という長い長いタイトルの日帰りバスの旅です。
バスの旅午前中の日程は
◎山梨(シャインマスカット狩り園内食べ放題30分)
山梨県笛吹市一宮町土塚にある 果樹園「みはらし園」にて
シャインマスカットは2006年に品種登録されたばかりの新種の葡萄です。
1房このサイズでも 果実はしっかりと硬く大粒で皮のまま食べることができ、ゆえに食べ応えがあって、二人でとても食べきれません。
最初から一粒当りのサイズが大きく粒の数が少ないのを選ぶのがコツです。
果実はしっかりと硬く大粒で糖度は20度以上にもなるといわれています。
そして皮のまま食べることができます。
◎ハーブ庭園旅日記 勝沼庭園
ハーブ庭園旅日記 勝沼庭園は山梨県にある入場無料の施設「ハーブ園」です。
季節の花々が咲き誇る庭園でまた春にはチューリップ、初夏には薔薇やラベンダー、秋にはコスモス、冬には大温室にてシクラメンや洋ランなど、一年を通してお楽しみいただけます。
この日はもう満開のコスモス
実に見事に御客の心をつかむ ご案内スタッフの説明でハーブの知識を学べました。
ブルーベリー果汁やハーブの化粧品が販売されており 通販価格1620円より安く手に入ります。
この種の商品はサプリメントと同様で信じる者だけ効能があるみたい。
毎日飲んでいる体に良いものをこれ以上増やすのも気が引けて購入するのをストップしました。
◎(恵林寺西)信玄館にてブランド牛の昼食
ドライブイン・お食事・お買物処 「信玄館(しんげんやかた)」に到着。
「信玄館」建物の右手にある巨大な 信玄公ブロンズ像高さはちょうど家屋の
一階分くらいあって ドライブインにあるものとしては えらく立派です。
1Fフロア で 自家製の菓子(甲斐福餅やゴーフレットなど)、山梨の味覚(ほうとうやワインなど)のほか、武将グッズ、水晶や印伝など、甲州の工芸品を多数販売しています。
「信玄館」1Fフロア 売店にて「信玄十穀屋」は通販含め信玄館が運営。
◆十穀ほうとう :信玄公のかくし味の味付き麺を使用した、陣中食ほうとうに十種類の穀物粉末を加えてつくられたものです。
◆十穀ミックス ;ガンマ・アミノ酪酸(ギャバ)が豊富に含まれた「籾発芽玄米(活性発芽玄米)」と厳選された9種類の穀物を炊飯用としてバランス良くブレンドされた食物繊維、カルシウム、ビタミンB、ギャバなどを非常に多く含んだ健康食品です。
ここで松坂牛のすき焼き昼食 お味もそこそこ
肉うどんが とろけるような こしの無さでしたが 口当たり良く美味でした。
ここまでを詳しくは旅のブログサイト4travel.Jp
「秋の山梨日帰りバスの旅(1) シャインマスカット狩り食べ放題
ハーブ庭園旅日記 勝沼庭園 信玄館で松坂牛の昼食 」
https://4travel.jp/travelogue/11540084
にてご紹介
この日の午後は
◎甲斐武田氏の菩提寺として知られる 乾徳山(けんとくさん)恵林寺
鎌倉時代の元徳2年(1330年)に、甲斐国の守護職であった二階堂貞藤(道蘊)が笛吹川上流の所領牧荘を寄進し、五山派の夢窓疎石を招き開山。二階堂氏邸を禅院としたのが始まりとされます。
恵林寺(えりんじ)は、山梨県甲州市塩山小屋敷にある寺院です。
山号は乾徳山(けんとくさん)。臨済宗妙心寺派に属する寺院でもあります。
甲斐武田氏の菩提寺として知られています。
元亀4年(1573年)4月12日、武田信玄は「西上作戦」の途中、信濃国伊那郡駒場において死去しましたが、信玄の死は秘匿され家督は四男の武田勝頼が継承し、その3年後 天正4年(1576年)4月には、快川紹喜(かいせんしょうき)を大導師に恵林寺において勝頼を喪主として信玄の葬儀が行われました。
武田氏滅亡後、織田氏は恵林寺に逃げ込んだ佐々木次郎(六角義定)の引渡しを要請するも、寺側が拒否したため織田信忠の派遣した津田元嘉・長谷川与次・関成重・赤座永兼らによって恵林寺は焼き討ちにあったのです。 この戦いで武田勢を匿った恵林寺の僧・快川紹喜が燃え盛る三門の上で「心頭滅却すれば火もまた自ずと涼し」の辞世を残し火定しました。
歴史に残る言葉「心頭滅却すれば・・・」はここが発祥の地です。
◎万葉集の歌碑が設置され「令和」話題の公園「万力公園」
新元号『令和(れいわ)』の発表後、典拠となった万葉集が脚光を浴び、万葉集の歌碑が設置されている万力公園「万葉の森」が話題となっています。
万力公園「万葉の森」は、松、梅、すみれ、彼岸花など万葉集にうたわれた植物が公園内に多く自生していたことから、その植物の歌碑を園内にちりばめ、平成5年万力公園「万葉の森」として開園しました。
『令和』は万葉集巻五 梅花の歌三十二首の導入部分「令月にして気淑く風和ぎ」から引用されましたが、公園内には三十二首の一つ「わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも(大伴旅人)」の歌碑もあります。
『万力』をいう地名は、「万人の力を合わせたような強固な堤を築けるように」との願いをこめて名付けられたと伝えられ、この公園はふるさとの歴史と深い関わりを持っていることがわかります。
奈良時代に編纂された日本最古の歌集「万葉集」と、平成の時代に整備された「万葉の森」が、新たな元号『令和』の制定によって結びつく不思議な縁がここに。
◎山梨県内で最大のワイナリー「マンズワイン勝沼ワイナリー」で見学/試飲付
○マンズワイン勝沼ワイナリーは1962年設立。デイリーワインから日本の風土を表現するこだわりのワインまで多くの種類を製造しています。
「日本のぶどうによる、日本のワイン造り」を目指し、ワイン造りの最適地として、山梨県の勝沼と、長野県の小諸を選びました。それぞれのぶどう品種に適した風土、ワイナリーの設備をご見学いただけます。ぶどうの時期にはワイン醸造の現場も見学できます。
ところでマンズワインはキッコーマン醤油の傘下にあることを今回初めて知りました。
ワイナリー 試飲会場
ワインの無料試飲コーナーで、お気に入りを見つけることができます。
甘口 辛口 ぶどうジュースまでそれぞれのコーナーで試飲できます。
◎最後にいつもの変な宝石館 10年間でもう3度目の訪問になるので館内で熟練スタッフと談笑
最初の訪問時に購入した 枕カバーとシーツをまた出してきました。
ここまで全日程を終えるや台風15号の影響で土砂降りに・・・
ここまでを詳しくは旅のブログサイト4travel.Jp
「秋の山梨日帰りバスの旅(2)武田氏菩提寺恵林寺 「令和」話題の「万力公園」「マンズワイン勝沼ワイナリー」」
https://4travel.jp/travelogue/11540221
にてご紹介
幸いなことに 心配された天気は何とか持ちこたえ、全行程を終えて帰路に就くや否や土砂降りとなりました。
降りしきる雨の中、山梨を午後3時40分出発 談合坂から小仏トンネルまで断続的に渋滞30キロ。
それでも予定より1時間半遅れの午後7時半ちょうど所沢駅東口到着。
12時間ちょうどでトータルの走行距離:240kmの愉快なバスの旅となりました。
12時間ちょうど 走行距離:240kmのとても愉快なバスの旅となりました。
注)記事中「みはらし園」と「ハーブ庭園旅日記 勝沼庭園」についてはそれぞれの公式サイトより抜粋・引用しています。 「信玄館」および「信玄十穀屋」については同館公式サイトおよび同通販サイトより引用しました。「恵林寺」については同院公式サイトおよびフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、「万力公園」については同園公式サイト、「マンズワイン勝沼ワイナリー」については同社公式サイトよりそれぞれ抜粋引用したものです。