丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

15. カムサハムミダ (韓国ソウルへ その2)

2008-03-26 11:01:44 | 旅の記録


 第二章:(1)韓国ソウルへ その2

ソウルは出発前に脅かされていたほどの寒さではありませんでした。前の週に雪が降って極寒の時期を迎えたそうで訪れたその週は寒波が少しだけ和らいでいたようです。市内は漢字表示少なくハングル文字であふれているが ハングル文字はパッチムが単純ではなく、読むのに時間はかかるし、読めても意味がわからず、この先は前途多難です。
二日目 モーニングコールは 6:30で まあこの日は普通  7:20 ロビーへ集合 それからバスで24時間営業の「韓国式模範食堂」で「韓国式朝定食」の朝食です。

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■7:40朝食 ライスとワカメスープは普通ながらテーブルに準備された料理(?)が 海苔やら韓国風茶碗蒸に加え何と28種類並んでいるのです。 一品一品は特別の物に見えないものの色々な種類のキムチや塩辛、野菜の干物の調理やら珍しい団栗の粉で作られた豆腐(?)やら、これは少々驚きの朝食です。この演出には感心しきり。

■朝食後バスは郊外へ向かい今回の謳い文句である今話題の韓流ドラマ「チャングムの誓い」MBCテーマパークへ9:25に 到着しました。 テーマパーク滞在1時間 この一年衛星放送で54週も見続けた番組で、見慣れたセットを感慨深く散策。 

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思っていた以上に 狭いし、天井や柱の塗りがセットらしさを見せていました。 柱の模様は塗りではなく印刷物を貼ったもので、黒くかび始めているものもあったが、このテーマパークも寿命は残り半年との事。パーク内土産ショップではポスター・DVDに加え「チャングム・クッキー」「チャングム煎餅」も当り前か? この旅の模様は 
  WEBリアルバム 「ソウルの旅.1」  http://kj2k3.at.webry.info/album/tripk1
でご紹介しています。

■12:10 昼食の前に またまた提携の別の民芸品お土産ショップへ ここもこれといって買うものとてありません。

■12:45 やっと昼食 これまた街中のレストラン「アルムソ」で用意された石焼ビビンパに 添えられたおかずは4品に定番ワカメスープ。 チゲやら飲み物はオプションで別途有料。 石焼ビビンパは普通の味 日本国内と異なり自分で混ぜるので 石鍋におこげも上手く作れません。

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 昼食後またまた提携のお土産ショップへ誘導。 大体いつも この手のお店には買いたいものとて無く 付いていくのも辟易です。 この後 やっとソウル市内観光となりました。  

■14:10 京東薬令市場、 ここがもっとも「薬食同源」の韓国を表しています。 散策しても珍しいものが多く衝動買いを抑えるのに必死でした。 野菜や果物、その他の薬膳用食材が文字通り山のように積み上げられています。ここは市民のためのマーケットであり、路上の商品山積みは珍しくもないようです。
 

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ただ朝鮮人参が幾重にも積み上げてある店が乱立していて 鰌や鯰で埋まった水槽がそこここにあり、路上は人でごった返しているのも この国特有の風情なのでしょう。この雑踏では 確かに盗難注意。この旅の模様は 
  WEBリアルバム 「京城 京東薬令市場」  http://kj2k3.at.webry.info/album/tripk2

■15:30 韓国史跡117号 「キョンポックン」(景福宮)へ 広大な敷地の 景福宮内の広場に巨大な立て看板があり 日本語で記述された長文の解説がある。とりあえず撮影し帰国後読んでみてびっくりしました。 

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そこには日本人がこの国宝級の歴史的建物を 1592年「文禄・慶長の役」で秀吉軍が全焼した事実が記載されており複雑な心境に。 その後273年間復旧されなかったものを 1865年興宣大院君により再建着工 1869年やっと完成したのに 1910年日本の統治下になるや 1926年この宮殿内に日本軍が「朝鮮総督府」を建設 国宝級の神殿を破壊し続けてきたとの記述。 現在も 歴史の傷跡を癒し、民族の誇りを回復する「景福宮」復元事業が推進されているがいまだ完全復旧していない旨が脈々と述べられており、何ゆえ日本語記述なのか、日本の教科書作成や靖国参拝に対し韓国政府があれほどナーバスになる歴史上の背景を痛感しました。
  WEBリアルバム 「京城 景福宮」  http://kj2k3.at.webry.info/album/tripk3
さて予定では 16:15 国立故宮博物館へ移動 その後17:00 南大門市場散策 途中再三提携の民芸品店(お土産ショップ)に立寄り 最後はプルコギの夕食であったが、 これ以上の同行はさすがに苦痛を感じたこともあり、 16:20 国立故宮博物館前からタクシーでホテルへ向かいおよそ10分でホテルに戻る タクシー代金 5800ウォン(780円)で やっと自由行動開始。

■17:00 ホテルまで駆けつけてくれた現地駐在の社長夫人のTさん予約済の 韓国レストラン「モルブ」へ 。 

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 夕食は 韓国古典舞踊や 韓国の浪花節(?)ハンソリやら 古典楽器の演奏やらステージ鑑賞をしながら 韓国料理(?)のコースに舌鼓。 主食は古代米 果実酒に20点以上並んだ5色5味をベースにした料理が趣向を凝らし目にも鮮やかにうつったのでした。

.....To be continued      


今日もお立ち寄り戴き 有難うございました。

もうひとつのブログ
◆「丼季報亭の四方山話」(2002年9月投稿開始)は 
URL:http://4travel.jp/traveler/donky2013/
◆4Travel.「Donkyさんの旅のブログ」」(2013年6月投稿開始)は
URL:http://4travel.jp/traveler/donky2013/

 


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