「雪塩」はミネラル分が豊富に含まれたパウダー状のお塩です。普通の食塩は水分を含んでいるため結晶となっていますが「雪塩」は水分を含んでいないので粉末です。 粉末の塩をどうやって作るのでしょうか?
「宮古島雪塩」の製造法の謎に迫ること。それがこの旅に用意されたミステリーのひとつでもありました。製造法への興味は 3月に能登半島へ出かけた折、石川県珠洲市の仁江海岸で「揚げ浜式」による製塩法を見学したことに端を発します。
既報:能登の天然塩作り
https://nemokoro.seesaa.net/article/200903article_9.html
旅の3日目に訪れたのは西の浜ビーチ近くにある雪塩製塩所【株】パラダイスプランの雪塩ミュージアムでした。
雪塩ミュージアムでは 専門ガイドのJさんがまるで小学生向け理科の授業のように15分もかけて製造法と工程を講義してくれました。
専門ガイドのJさん の講義
http://www.youtube.com/watch?v=B0LKLl0D6V4
「雪塩」は大自然が造り上げた天然の濾過装置である珊瑚石灰岩をゆっくりと時間をかけて浸透し不純物を取り除いた地下海水を汲み上げて作られます。
その地下海水を まず海水淡水化装置により純粋な淡水と塩水に分類します。
ここで採取される塩水は じつに塩分濃度10%以上です。
この塩分の濃い原料を工場で更に25%にまで上昇させます。 そして この25%の塩水から水分を瞬時に蒸発させる特殊な製法により雪塩が作られます。濃度の高い海水を高熱のスティール板にシャワー状態で吹き付けると、瞬時に塩の粉末になるそうです。
この方法では通常の塩づくりでは分離されてしまう「にがり」をも すべて塩にしてしまうため、ミネラル分が豊富に含まれたパウダー状の塩になります。
専門ガイドのJさん の講義
http://www.youtube.com/watch?v=UacBCnML8mI
その名のとおり雪のような細かいパウダー状になっており、お料理にはもちろん、マッサージソルト、バスソルトとしても使いやすいタイプです。 おにぎりなどは握る前にご飯に雪塩をまぶしておくのが使い方だそうです。
専門ガイドのJさん の講義
http://www.youtube.com/watch?v=j_37WFigLo4&feature=channel
2000年8月9日にミネラルの含有数が世界一であるとギネスブックに認定されました。
雪塩の直売コーナーでは 色んなタイプの雪塩や加工品が販売されていました。
その中でも特に売れているのが雪塩ソフトです。コクがありながらもさっぱりした味わいを楽しめます。
能登半島で試食した天然塩アイスはこってりした濃厚なミルクの味でしたが こちらはさっぱり味でした。
ところで 雪塩ソフト販売担当のGさんに一週間以内にブログで紹介する約束をしました。約束に間に合ってホッとしています。 儀保さんは今日の雪塩紹介を見てくれたかなあ?
Gさん, 旅のブログ-4Travel「Donkyさんの旅の記録」に雪塩ソフトをくわえました。
お友達と ご覧いただき お楽しみいただければ嬉しいです。
「富山空港を起点に 全国ご当地アイス その1」 https://4travel.jp/travelogue/10804599
にて ご紹介中です。
順序は前後しますが 伊良部島や池間島訪問の記録は次回以降にご紹介します。
順序は前後しましたが 伊良部島や池間島訪問の記録は次回以降にご紹介します。
今日もお立ち寄りいただいて有難うございます。
”雪塩”時々使っています!
でも、詳しい知識は全くありませんでしたので、勉強になりました!
私、実は”塩マニア”と言いますか~
色んな珍しい塩を見ると欲しくなるタイプです!
赤穂の荒塩に始まって、アルプスの岩塩・ヒマラヤの塩・ピンクソルト・・・・・etc.
その中に、"雪塩”もあります。
スーパーの塩コーナーに行くと、ついつい目移りして大変です。
お塩に興味がおありなら 宮古島雪塩製塩所は
一度 ご家族で お出かけになればいかがでしょう。
ミステリーツアー同宿の関空発のメンバーは
「えらいよかったですよ。そんなに高うないし、39,800円やもん」と言ってました。
東京発だとこの価格ではとても行けませんが・・。
「丼」