丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

316. 宮古島南洋ボケで大失敗?

2009-06-12 08:12:18 | 旅の記録

  まだまだ宮古島ツアーの話は続きます。

画像



ミステリーツアー行き先が石垣島でも屋久島でも奄美大島でもなく宮古島であったことに どこか神がかったものを感じます。 というのも私のたった一人の甥っ子のお嫁さんは宮古島のお隣にある伊良部島から嫁いで来たのです。 彼女の実家が伊良部島にあるのです。

画像


昨年2月にできた親戚ですから かねてより一度ご挨拶に伺うつもりでいました。 しかし ある日こんな形でその機会が与えられたのです。 披露宴で見せた花嫁の母の沖縄舞踊はどこか神がかったものを感じたものです。

沖縄舞踊ご祝儀の舞  動画もアップしました。

http://www.youtube.com/watch?v=pIwpPBtMMZ8
http://www.youtube.com/watch?v=FV6d9AemDZM

この踊っているお二人他にお会いしました。


画像



伊良部島は人口およそ7千人、宮古島市の一部ですが、フェリーでおよそ25分の所にあります。 ツアーの2日目午後の日程には伊良部島へフェリーで渡ることになっています。

画像画像

 早速電話して伊良部島のお母さんに連絡、佐良浜港までお迎えに来ていただきました。 観光バスが島内観光している時間を利用して 港から車で5分くらいのところにある実家へお邪魔しました。


画像画像





実家で歓待を受けた後 お母さんは巧みなハンドル捌きを見せてくれたのです。 およそ1時間で フナウサギパナタ、白鳥崎、佐和田の浜、下地島空港など 島の観光ポイントをご紹介していただきました。

画像画像



フナウサギパナタと呼ばれる展望台です。フナは船、ウサギは願う、パナタは断崖という意味で昔は海に出る人の安全を祈りながら見送る場所だったそうです。

画像



サシバの形をした展望台からの眺めも素晴らしいのですが、この前の崖の前から見下ろすサンゴ礁の海も美しく、左下辺りに位置する海岸です。 

画像画像
 

佐和田の浜では遠浅の静かな海に転がる大岩が特異な風景を作り出しています。 岩のひとつひとつには名前が付けられ、平成8年には「日本の渚百選」にも選ばれました。

画像



 大小の岩礁は1771年の明和の大津波で打ち上げられたものと云われ、島には過去二千年の間に大津波が3回来たと云われています。

画像



島を一周し港に戻ると、お母さんのオバサンであるオバアに遭遇しご挨拶。 それにSちゃんの叔母にあたる妹さんご夫婦がお見送りに来てくれました。

画像



 5人で記念写真を撮ってフェリーに乗船、出航して10分後 私の携帯電話から騒々しい着メロが鳴り響いています。

画像



電話はSちゃんお母さんからでした。 

訪れた実家に 私が上着を置いてきたと言うではありませんか。 面目しだいもありませんね。

上着のポケットには家の鍵が入っていたため、翌朝早く宮古島の平良港まで届けていただきました。

画像



 いやはや この蒸し暑さですっかり南洋ボケして大失敗をやらかしていたのですねえ。


今日もお立ち寄りいただいて有難うございます。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 315.「雪塩」製造法の謎に迫る | トップ | 317. 黄門さまへの変身の訳 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まぁ~! (モンブラン)
2009-06-12 10:15:34
丼さんらしくないですね~。

いつも落ち着いて、冷静沈着に行動されていますのに~

南国の空気に、”のほほ~ん”となってしまったのでしょうか?

碧い綺麗な海、大きな空、南の風!
何もかも、ミステリーツアーが運んでくれた贈り物ですね!

そして、甥っ子さんのお嫁さんのご実家まで訪問できるなんて~

天国の弟さんのお導きでしょうか?

ジャケットをお忘れになって、別れた方とまた会えるなんて、それもミステリアスです!
だって、船は出港してしまっていたのですから~。
返信する
そうでもないのですよ。 (丼季報亭)
2009-06-12 19:52:18
モンブランさん

そうでもないのですよ。

最近 健忘症気味で 忘れ物はよくあることなのです。
注意はしているのですが 集中力を失っていたのですね。

実は 亡き父も沖縄の沖に沈んでいます。 
亡き弟も伊良部島は気がかりのはずですからね。
まあ この辺りの誘導でしょうかしらね。

確かに その日のフェリーは終っていましたので
翌朝 一番の高速フェリー(片道15分)で引き取りに行く旨電話したら
Sちゃんのお母さんが 宮古島平良港まで持参するので港で待つように
言われ、 私はホテルから15分の港へ車で向かい待機していたのです。

いずれにせよ のどかな お恥ずかしい話です。  

「丼」
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅の記録」カテゴリの最新記事