丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

457.大雪山空中散歩 すでに晩秋の彩り旭岳

2013-10-06 23:44:40 | 旅の記録

お彼岸を過ぎて秋たけなわ、今年も残すところ3ヶ月となり 本州より一足早く紅葉進む大雪山国立公園を訪ねました。

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      秋の北海道大雪山の最高峰旭岳からの便りです。

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大雪山の最高峰旭岳は既に晩秋の装い、やがて冬の到来を待つ旭岳(標高2291メートル)の第5展望台(標高1670メートル)まで散策しましたが、標高1600メートルを超えると気温は15度以下、ネーチュアガイドの女性が言うには体感温度では7度といったところ。風速13メートルの寒風を目の当たりにして、凍えんばかりに寒かったのですが・・・。

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2013年10月02日羽田を14:30に発ちましたから ゆっくりのスタートですね。
紋別から来た「北紋バス」が新千歳空港までお出迎え ホテルまで2時間の走行

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初日の宿は 定山渓ホテル

定山渓温泉(じょうざんけいおんせん)は、北海道札幌市南区定山渓温泉地区にある温泉。「札幌の奥座敷」とも呼ばれていますし れっきとした札幌市。古くアイヌに知られ、江戸時代には通行した和人が入り、1866年に美泉定山が温泉宿を開いたのです。1918年に定山渓鉄道線が通ったことで発展しました。

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 札幌の至近にある温泉で、市内の人々のほか、札幌観光の一環として多くの道外や外国からの観光客が利用します。 札幌市の調べによれば、2003年度(4月から翌年3月)に日帰り客91万1千人、宿泊客152万8千人、計239万9千人の観光客が訪れ、宿泊客のうち3万6902人が外国人でした。また、354校が修学旅行で訪れています。定山渓ホテル でも市街地からは高速使って1時間くらい


 定山渓ホテル 夕食バイキング 和洋中に韓国料理まで

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 定山渓には2006年度には、3年ぶりに240万人の観光客が訪れ、前年比110.9%となったそうです。外国人客も7万人、前年比138%と寄与しています。定山渓ホテルの窓から見れば渓流が・・・

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 定山渓ホテル 朝食バイキング

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旭岳 登山前に 腹ごしらえ お弁当その1.です

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旭岳 登山前に 腹ごしらえ お弁当その2.です

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旭岳ロープウエイ乗り場に到着しました。ロープウエイ乗り場に着くや 右方向に 山頂が見え隠れ

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これって100人乗りロープウエイだそうです。標高1,100mから標高1,600mを約10分間で結び、雄大な自然を一望できます。 ロープウェイ山麓駅から姿見駅までは約10分。その間、ロープウェイ車窓から見える景色は、旭岳はもちろん、右手側には、忠別岳・化雲岳・十勝岳連峰が、左には、当麻岳から安足間岳の稜線を眺めることができ、下は針葉樹の緑と紅葉した落葉樹などが視界一面に広がります。

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ロープウエイからの空中散歩による撮影 硝子越しのため画像の精度はそれなりです。

空中散歩の乗客は 右に左に動き回り 揺れること。

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ロープウエイからの空中散歩 。また、旭岳ロープウェイは日本国内で唯一、森林限界*を乗り超えて高山帯まで運行しており、車窓から森林限界の境界を眺めることができます。

高山帯(大雪山系では約1,400m以上)が近くなると、背の高い樹木(主にダケカンバ)がまばらになり、やがてハイマツなどの低木へと植生が変化する境界線を「森林限界」と呼びます。ちなみに本州では、標高2,500m以上から高山帯とされています。


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10分間の空中散歩を終え、ロープウェイから降りると、姿見駅の待合室では観光客を対象に、いま見頃の高山植物の場所や動物・野鳥の目撃情報など、「旬」な情報についてのレクチャーを実施しています。これが済むと アップダウンのあるでこぼこ道を1時間くらいで歩きます。


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Nature Guide の女性が案内します。 この人地元の著名人?


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標高1650メートルでは もうこんなに色付いて  姿見駅のそばで撮影


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目指すは第5展望台(標高1670メートル) 旭岳山頂 標高2291メートルではないものの
右手 旭岳山頂 標高2291メートル 見えたり見えなかったり しょっちゅう雲がかかったり 流れたり

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足元の 凹凸 石の多さに 注目ください。
これが 歩き辛いのです。とても・・。体感温度は10度以下 寒いのですとても・・。

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右手の ロープがなければ 歩けないような アップダウン 足元は不安定
第三展望台へ向かう途中、左手側に満月沼が見えてきます。満月のようにきれいな円形をしています。

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擂鉢池と鏡池(通称 夫婦池) 擂鉢池は、その名の通り擂鉢状の形をしています。もともとは火口で、爆破した際にはスプーンでえぐり取るように周辺を吹き飛ばし、活動を停止した火口に水が貯まって現在の姿になりました。晴天時には、湖面に旭岳が映り込み、逆さ旭岳を見ることができます。


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旭岳 噴煙口 周りに硫黄が見えます。噴気孔からは、もの凄い勢いで硫黄を含んだ煙が噴出しており、噴煙口近くの温度は、なんと200度に達するところもあるようです。旭岳の雄々しさを感じさせます。


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第五展望台(標高1670メートル)から 姿見の池 風がなければ湖面に映り込んだ逆さ旭岳が見られるのですが・・。深度は、3.7m。最深部でも4.5m。姿見の池も前出の「夫婦池」と同様、もともとは火口で、活動を停止した火口に水が貯まり、現在に至ります。姿見の池の面積から、当時の爆発のすさまじさが伺えます。


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白い部分は 前回の大噴火で飛んできた 灰がそのままに NatureGuideさんが強調していました。


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約1時間の散策でしたが・・・これはれっきとした登山ですね。散策なんて軽いものではありません。
服装 靴にはご注意を!!

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紅葉が 目に鮮やかに

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朝まで降った雨もやみ 絶好の天候でした。 気温を除けば・・。
必要な装備:登山靴または、底が厚めの靴 レインウェアまたは、雨風をしのげる長袖の上着 など
「大雪山 旭岳 ロープウエイで空中散歩」 寒かったけれど 終ってみれば面白かったです。

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この後 美瑛の「四季彩の丘」と 富良野の「富田ファーム」を訪ねました。詳しくは次回に

今日もお立ち寄り戴き 有難うございます。


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