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「悠々上海」その3
南翔鎮の次に上海市中心から南にある新しい観光スポット「田子坊(ティェンツゥファン)」を訪ねました。
田子坊は盧湾区(ろわんく)にあり、上海市に位置する市轄属区です。
盧湾区は清末(19世紀後半)にはフランス租界(上海租界)の一部となり、1644年から1912年まで中国を支配した最後の統一王朝である清朝官憲の行政権が及ばない地域であったため孫文や郭沫若など民国期にかけて活躍する革命家が寓居していました。
上海市中心から南の方、泰康路(タイカンルゥ)と建国中路(チェングォチュンルゥ)の間に、新しい観光スポット「田子坊(ティェンツゥファン)」ができました。
ここは旧上海租界時代、建国中路の周辺はフランス租界になっていたため、一戸建ての洋館がたくさん建てられ、高級住宅区とも言われていました。その端っこ、泰康路に入ったエリアは、上海独特の「石庫門(シィクゥマン)」と言う集合住宅が建っていて、一般市民が住んでいた下町でした。
1998年以来、盧湾区政府が整備開始、この10年間で大きく変わりました。今はお洒落なカフェやレストラン、雑貨屋さんやアートワークショップなど、たくさん集ってきて、泰康路「田子坊」と言う有名な観光スポットとなりました。
昔の上海石庫門と言う、建物と建物の間距離がすごく近い、弄堂(ロンタン)と言う細長い路地です。「田子坊」が観光スポットをなっている今でも、石庫門の上では一般市民が普通の生活をしています。
「田子坊」の入り口から、細長い路地がずっと奥まで延長して、路地の両端は有名なアーティストたちのショップが並んでいます。 画室、陶芸スタジオ、中国伝統を現代的アクセサリーなど店がいっぱいあります。
入った瞬間、ちょっと進歩的な若い人たちの町という感じがします。 もっともっと奥に入ると、昔ながらの石庫門建物を改装したお洒落なオーブンカフェや、ちょっとお腹を空いた時、カレーやどんぶりを販売している店もあります。
一軒のカフェに入ってみました。 メニューには珍しく多種類の珈琲が並んでいます。モカのエスプレッソとワンタン麺を注文しました。ともに30元・日本円では450円くらいです。 場所柄 珈琲には割高感がありますね。
同じ雰囲気の人気スポット「新天地」と違うのは、「田子坊」に居ると、もっと普通の上海人の生活と接近できるような気がするのです。でも 我々団塊世代には原宿の盛り場へ投げだされた感じは否めませでした。
「田子坊」入り口脇にあったパン屋さんでドーナツを12元(180円)で一個買いました。
イースト菌で普通の味でした。 はっきりいってホッとする味でした。
「田子坊」のあと夕食の前に「100元ショップ」に立寄りました。 場所は2010年に予定されている上海世界博覧会・会場のすぐ近くです。
ここは日本の「100円ショップ」のお手本になったお店だとガイドの李さんは言っていますが、同行した物知りそうな人物は上海が日本の「100円ショップ」あるいは「1000円均一ショップ」を真似て「100元ショップ」を作ったのだと主張していました。
100元は為替レートによりますが 1300円から1600円くらいです。日本の100円ショップがバッタ物など売れ残り商品を値崩れ販売しているのに対し、こちらはそれなりの商品を準備していました。
中でも 瑪瑙や水晶等各種素材で その場で彫ってもらえる印鑑は関心を持つ人の多い品目のひとつでした。
ショッピングが終ると 2日目の夜は「四川料理」の夕食です。
予想以上の 味が待っていました。 詳しくは次回。
今日もお立ち寄りいただき有難うございます。
南翔鎮の次に上海市中心から南にある新しい観光スポット「田子坊(ティェンツゥファン)」を訪ねました。
田子坊は盧湾区(ろわんく)にあり、上海市に位置する市轄属区です。
盧湾区は清末(19世紀後半)にはフランス租界(上海租界)の一部となり、1644年から1912年まで中国を支配した最後の統一王朝である清朝官憲の行政権が及ばない地域であったため孫文や郭沫若など民国期にかけて活躍する革命家が寓居していました。
上海市中心から南の方、泰康路(タイカンルゥ)と建国中路(チェングォチュンルゥ)の間に、新しい観光スポット「田子坊(ティェンツゥファン)」ができました。
ここは旧上海租界時代、建国中路の周辺はフランス租界になっていたため、一戸建ての洋館がたくさん建てられ、高級住宅区とも言われていました。その端っこ、泰康路に入ったエリアは、上海独特の「石庫門(シィクゥマン)」と言う集合住宅が建っていて、一般市民が住んでいた下町でした。
1998年以来、盧湾区政府が整備開始、この10年間で大きく変わりました。今はお洒落なカフェやレストラン、雑貨屋さんやアートワークショップなど、たくさん集ってきて、泰康路「田子坊」と言う有名な観光スポットとなりました。
昔の上海石庫門と言う、建物と建物の間距離がすごく近い、弄堂(ロンタン)と言う細長い路地です。「田子坊」が観光スポットをなっている今でも、石庫門の上では一般市民が普通の生活をしています。
「田子坊」の入り口から、細長い路地がずっと奥まで延長して、路地の両端は有名なアーティストたちのショップが並んでいます。 画室、陶芸スタジオ、中国伝統を現代的アクセサリーなど店がいっぱいあります。
入った瞬間、ちょっと進歩的な若い人たちの町という感じがします。 もっともっと奥に入ると、昔ながらの石庫門建物を改装したお洒落なオーブンカフェや、ちょっとお腹を空いた時、カレーやどんぶりを販売している店もあります。
一軒のカフェに入ってみました。 メニューには珍しく多種類の珈琲が並んでいます。モカのエスプレッソとワンタン麺を注文しました。ともに30元・日本円では450円くらいです。 場所柄 珈琲には割高感がありますね。
同じ雰囲気の人気スポット「新天地」と違うのは、「田子坊」に居ると、もっと普通の上海人の生活と接近できるような気がするのです。でも 我々団塊世代には原宿の盛り場へ投げだされた感じは否めませでした。
「田子坊」入り口脇にあったパン屋さんでドーナツを12元(180円)で一個買いました。
イースト菌で普通の味でした。 はっきりいってホッとする味でした。
「田子坊」のあと夕食の前に「100元ショップ」に立寄りました。 場所は2010年に予定されている上海世界博覧会・会場のすぐ近くです。
ここは日本の「100円ショップ」のお手本になったお店だとガイドの李さんは言っていますが、同行した物知りそうな人物は上海が日本の「100円ショップ」あるいは「1000円均一ショップ」を真似て「100元ショップ」を作ったのだと主張していました。
100元は為替レートによりますが 1300円から1600円くらいです。日本の100円ショップがバッタ物など売れ残り商品を値崩れ販売しているのに対し、こちらはそれなりの商品を準備していました。
中でも 瑪瑙や水晶等各種素材で その場で彫ってもらえる印鑑は関心を持つ人の多い品目のひとつでした。
ショッピングが終ると 2日目の夜は「四川料理」の夕食です。
予想以上の 味が待っていました。 詳しくは次回。
今日もお立ち寄りいただき有難うございます。
注)ブログ記事のうち「田子坊」の詳細は上海データ.Comの「中国上海情報」より抜粋・加工しました。
帰国して 地図を見ると2-3つの省しか訪ねていないのに気付きます。ほんの400キロくらいの圏内ですから・・・。
あれで 中国の ほんの一部にしか過ぎないのだと思うと不思議な感じもします。
少し 危険な地域も多く、中国は単独ではとても動けませんね。
ほんとに夢のような5日間でした。
盧湾区(昔上海租界の一部)。
「石庫門」と言う集合住宅。
弄堂と言う細長い路地。
30元・日本円では450円くらい。
普通の上海人の生活と接近できるような気がする。
ドーナツを12元(180円)。
100元は為替1300円から1600円くらい。
瑪瑙や水晶等各種素材で彫ってもらえる印鑑。
上海の旅へ私も同行しているかのように色々な
お話ありがとうございます。