丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

29. 最果ての地 宗谷岬

2008-04-09 19:29:52 | 旅の記録

29. 日本最北端へ その2  

 「日本最北端への旅」続編です。 最終日は稚内から宗谷岬へ進みます。

 三日目の日程は 8:30利尻富士温泉 ホテル出発 ・8:40利尻・鴛泊港 着 利尻・鴛泊(おしどまり)港9:10 出航  稚内港10:50着 稚内港から「北防波堤ドーム」-->北市場 -->宗谷岬 -->宗谷丘陵(車窓) -->13:10 猿払「レストラン風雪」で昼食 14:00 猿払からは一般道で音威子府・名寄を経て士別から高速--->旭川・深川・美唄を通過 岩見沢から江別を経て 札幌市街地を進行方向右に眺め 恵庭から千歳へ400Km 新千歳空港着19:50  

 稚内港 
 
 日本
最北の港湾である。宗谷岬に接しており、日本海とオホーツク海の分岐点に位置する。1957年に重要港湾に指定され、道北地域における物資流通の拠点、北方漁業の基地、そして利尻・礼文への連絡港として、地域産業の発展に大きな役割を果たしています。

 港の整備は、1920年に旧樺太航路の貿客発着場築設の一環として北防波堤工事が行われたのに始まり、以後漁業基地、フェリー基地、北北海道の流通の拠点として着々と整備が進められてきたそうです。戦後、日本は南樺太の領有権を失ったが、後背地の開発と機船底引漁の増大、北洋漁業への進出といった水産業の伸展により、稚内港は発展を遂げた。重要港湾に指定された後は、植物防疫港、検疫港の指定を受け商業港としての性格を強めたのだとか。

 稚内港北防波堤ドーム 

   利尻・礼文に向かうフェリー利用客で賑わう北埠頭のシンボル。強風と荒波を防ぐ全長427mの世界でも珍しい半アーチ形ドームは円柱70本の柱廊風のゴシック建築を模した重厚なデザインです。ライトアップされた風景は異国を彷彿させ、またテレビCMにも登場しました。

 北市場

 北市場(スローフードマーケット)では、スローフードの理念に共鳴する、北海道内の生産者がこだわりの農産物・水産物や加工品を販売。新鮮な活きの良い蟹が並んでいましたが、いっぱい2万円といわれ手が出ませんでした。

 北市場は北海道スローフード宣言や、北の食文化データボックス(デモ版)など、スローフードと食の安全・安心に関する情報展示を行い、道民に、北海道のスローフードの考え方や事例を伝えています。

 宗谷岬

  北海道最北端の地。先端の地の碑は北緯45度31分22秒、宗谷岬の突端に位置し、まさに日本のてっぺんに建てられています。とうとうこの旅も日本の最北端まできてしまったのかと実感しました。

 (写真)碑は、北国のシンボル北極星の一稜をかたどった三角錐をデザインしたもので、塔の中央にあるNの文字は「北」を、台座の円形は「平和と強調」を表しています。国道238号線の拡幅とバスレーン・歩道の新設により、駐車場やはまなす花壇などが整備され、絶好の記念撮影ポイントとなっていました。

 猿払村

 (さるふつむら)は、北海道最北の宗谷支庁の北東に位置する村です。ここで休憩とホタテの昼食を楽しみました。ホタテの漁獲高日本一。村は豊かで、ホタテ御殿が多数存在するそうです。

 村名の由来はアイヌ語「サラ・プツ」(葦原の河口)から。 憲法学上の重要事件である猿払事件が起こったことでも知られています。

  
 稚内の若いバスガイドの加奈子さん。「利尻・礼文では観光後バスに早く戻らないと行く先々でトイレやレジに並ぶことになります。他のバスより早く出発して どの地点でも一番先に着きましょう。」と言ってくれました。どこへ行くにも一番先。どこを発つのも一番先。バスの乗客の皆さんは いつも集合だけは早くなって、とても助かりました。
有難う 加奈子さん、お世話になりました。

       日本の旅.29「稚内・宗谷岬」  こちら 

       日本の旅.30「道北グルメ旅」  こちら 


    


 さて今回の旅も 新千歳空港21:00発の JAL544便で予定通り羽田空港へ22:35着
 
 帰宅は午前0時過ぎ 帰宅した翌日 稚内地方は平地でも雪が舞いました。同日四国の石鎚山では例年より10日遅れの紅葉がピークを迎えているニュースが流れていました。

                      

きょうもお立ち寄りいただき有難うございました。


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◆ブログ「丼季報亭の四方山話」(2002年9月投稿開始)は こちら
◆4Travel「Donkyさんの旅のブログ」(2013年6月投稿開始)は こちら                 


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