丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

9. 晩秋の伊勢・志摩

2008-03-20 00:27:15 | 旅の記録

 退職後一番やりたいことは?
「本当はいったい何をやりたいのか?」何度も自問自答していました。思えば実弟に先立たれるまで自らの健康や体のことなど考えたこともない猪突猛進の生き方でした。

胆嚢ポリープ除去手術や急性膵炎で2回も入院するほど働き続けてきたのに、どこかに不完全燃焼感が残るのです。それゆえにこそ 日々がんばっている若い企業家や、これから事業を始めたいという若い意欲的な人材を見つけて彼らを支援することが退職後一番やりたいことでもありました。「コア」はこれなのか…光が少し見えてきた気がしました。

 第一章:旅・国内編(5)伊勢・志摩探訪
 2004年11月旅行会社のキャッチコピ-は「香嵐渓と伊勢湾クルージング」でした。往路はこだま号グリーン席でゆったりと出発。

 浜松から伊良湖へバスの旅。 初日は 渥美半島・伊良湖から志摩半島-鳥羽へフェリーで伊勢湾をクルージング。 志摩半島「伊勢志摩ロイヤルホテル」宿泊。

 二日目は伊勢神宮詣 それから 賢島パールロード 伊勢松坂を経て 錦ヶ浦夫婦岩へ 名古屋市内を高速で突っ切り 足助町・香嵐渓を探訪し少し早い紅葉狩。との日程でした。

今回の旅の目的地である三重県「伊勢・志摩」は全国から参拝者が訪れる伊勢神宮を中心に、温泉と海の幸、レジャー施設が揃う、三重県きっての観光地です。

2日間でバス走破 という日程でした。 

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伊勢神宮門前の見所は、店が居並ぶ「おはらい町」と「おかげ横丁」。一方、日本有数のリアス式海岸を有する志摩は海や岬、入り江などが織りなす美しい海の景勝地です

伊勢神宮参詣
画像伊勢神宮は「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれ、辞書などでは「伊勢神宮」と紹介されていますが、単に「神宮」というのが正式な名称だそうです。古くは伊勢太神宮(いせのおおみかみのみや)ともいいました。

 参拝後のお楽しみは門前町でのお土産散策。かつて御師たちの館が建ち並んでいたという「おはらい町」と江戸から明治の伊勢路の風情を再現した「おかげ横丁」をそぞろ歩きます。ここでは伊勢型紙・竹製品などの工芸品や真珠など、伊勢ならではの商品を取り揃えた専門店がずらり。

 

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赤福や伊勢うどん、てこね寿しなどの名物が味わえるお店も揃っています。勿論 今話題の「赤福本店」も立ち寄ってきました。名物も多彩で伊勢エビ、サザエ、アワビ、牡蠣、海草、真珠、醤油、伊勢うどんが有名です。

この日のうちに伊勢松坂を経て 錦ヶ浦夫婦岩を観光 それから愛知県・香嵐渓に移動です。

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足助町・香嵐渓

香嵐渓といえば何といっても秋の紅葉です。11月には、絢爛豪華な香嵐渓に衣替えをします。ポスターやパンフで見る四千本のもみじが黄や紅に染まる様は圧巻です。 見頃は11月中旬から下旬ですが この年は暖冬で11月下旬でもほんの少し色づいた程度でした。年によって多少前後します。

香嵐渓のもみじは、香積寺11世の三栄(参栄)和尚が、江戸時代の寛永11年(1634)に植えたのがはじまりといわれています。三栄和尚は、般若心経を1巻詠むごとに、1本1本植えていきました。その後大正から 昭和の始めに住民の手により植え足され、現在の景観を誇っているのだとか。

「般若心経を1巻詠むごとに、1本1本植樹していく」 植樹された木々も立派に育たなければ三栄(参栄)和尚に叱られそうな気になってここまで育ったのでしょうね。

今日もお立ち寄り戴き 有難うございました。

もうひとつのブログ

◆4Travel.「Donkyさんの旅のブログ」」(2013年6月投稿開始)は
URL:http://4travel.jp/traveler/donky2013/

65 お伊勢参りは・・・



 


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