丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

246.兼続はどこが違うのか?

2009-01-12 20:15:43 | 閑話

  日増しに寒くなって 真冬を実感するようになりました。

 日増しに寒くなって 真冬を実感するようになりました。

 こうも毎日寒くなると 我が家のそばの遊歩道から 
 彼方に真っ白な富士山が毎日見られます。

画像



画像




 江戸の昔から 日本橋から富士山が良く見える日が多い年ほど寒い年だったようですが・・・。

画像



 その遊歩道には毎朝 健康作りに余念の無い人たちがいっぱい 早朝散歩で身体を鍛えています。

画像




 加齢に負けないように 自らの身体を鍛えるなんざあ、実に偉い人たちです。
 ご立派な行いだと思います。
他のことを考える前に まず自分の健康からですからね。



画像



画像




 リーダーになる人物はどこかが人並外れたところを持っていますね。

 自分に厳しく他人に寛大な人物。

 俗に人間が出来てるって言う人たちはどこか違うんですよね。

画像




 私は 人の上に立とうっていう御仁は

「知」に長け

「勇」を有し

「徳」を持っていると思います。

「知」は先を見通し、他人の気持ちを慮り、言動のミスをミニマイズし、生産性を高める。

「勇」はいうまでも ありませんが 「退く勇気」を有している人物が生き残れるんですな。

画像



今年の大河ドラマの主人公は、これを持っていた。
 その結果が 家康の軍門に下り、会津120万石から米沢30万石への移封を受け容れ上杉の血筋と家臣の生命を守ったんですな。

「徳」は俗に仁徳っていうんでしょうか。

「徳」の構成要素はいくつかありますが、

「謙」 人として謙虚であり
「寛」 人に寛大であり
「信」 人を信じ 信頼され
「勤」 勤勉にして 休まず
「仁」 人としての心を有する

これらの過不足なく バランスが取れていることでしょうね。

画像



 10年ほど前に 新規事業を起こし 会社を作る仕事をやっていた頃、初めて新会社の役員になる人たちへの 最初の講座で(高座じゃありませんよ)この話をよくしたものです。

 そのとき、新会社の副社長になる人物から
「そうはおっしゃいますが今の世の中ではそんな徳なんか持ち合わせていないような人物ばかりが成功していませんか?」

「そうなんです。私はそれが残念でならないのです」

画像



画像



 リストラだ 派遣切りだ ニューディール政策だと 言っているときにこそ 忘れて欲しくないのです。 最近の総理大臣は「退く勇気」だけは 2代続けて持っていたようにも見えます。でも、ありゃあ敵前逃亡なのであって 直江兼続の「退く勇気」と比べると比較になりません。

画像



 全国的に異常な寒気が気候を不順なものにしているようです。
 どちら様も ご自愛くださいますように。

画像

 

今日もお立ち寄りいただいて有難うございます。

 

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 245. 上杉神社で直江兼続を知る | トップ | 247. 「甘苦上海」それとも... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見えるんですね! (モンブラン)
2009-01-13 02:35:26
富士山が
ご自宅から見えるんですね!
私は、これまでに5回位しか見たこと無いです!

それも、新幹線の窓からです!
「大きい!」ですね!

賀茂川の河川敷でも、
ウォーキングする人たちがいっぱいです!
私は勝手に
「賀茂川族!」って呼んでます!

以前私が「賀茂川族」だった頃~、
「賀茂川族」の中に、
亡き岡部伊都子さんがいらっしゃいました。

そんな事を、ふと思い出しました!
返信する
見えるんですよ ()
2009-01-13 09:39:35
モンブランさん

静岡県の住民が びっくりするほど
大きな姿で 富士山が見えるんです。

ズームで 寄っていくと すぐそばです。

「丼」
返信する
お住まいは素晴らしい環境です。 (あこ)
2009-01-13 10:03:08
真白き富士が見え、側に川があり、遊歩道が長く
続く地域にお住まいはとても素敵です。
ビルの間から見る富士山は、静岡と錯覚します。
遊歩道はキチンと整備されていますね。

「家康の軍門に下り、会津120万石から米沢30万石への移封を受け容れ上杉の血筋と家臣の生命を守った」
正に「退く勇気」を主人公は実行したのですね。
確かに凄い。
たぶん、愛と義を掲げた主人公ですから、今風のリストラもしなかったのでしょうね。

返信する
どれだけ癒されたかしれません。 ()
2009-01-13 21:12:33
あこさん

 富士山って 不思議な山ですね。

じっと 見ているだけで とても得した気分を味わえ、 どこか癒されている自分に気付きます。

邪悪なことや 煩雑さにみちた 現世をしばし忘れさてくれるのですから・・・。


今年の 大河ドラマは 色んな点から見所は多そうです。楽しみですね。

「丼」

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

閑話」カテゴリの最新記事