2010年10月10日 義父の13回忌 義母の17回忌法要を行いました。
供養するとは故人を思い出し、その在りし日を偲ぶこと。
故人のとりわけ親しかった方と家族のみでとり行うことにしました。
さて法要のあとは池袋東武スパイス15階にある華湘にて「湖南料理」を味わうことになりました。
中華料理というと、日本では四川料理や広州料理がよく知られていますが、広大な国土を有する中国では、各地にその気候風土にあった料理が存在しています。
これらの前菜を終えると お皿の上に乗ったグラスに珍しいジュースが登場。
人参・紅芯大根・トマト・オレンジ・アップルそのほか薬味の混ざった不思議な味覚。
湖南料理(こなんりょうり)は、中国湖南省の郷土料理で、中国の八大料理の一つでもあります。 中国八大料理とは良く知られる「山東(北京)」「四川」「江蘇(上海)」「広東」の四大料理に「浙江料理 」「安徽料理」「福建料理」「湖南料理」が加わったものをいうようです。
「たらば蟹とふかひれの煮込みスープ仕立て」 見かけほど濃厚な味ではないものの深みのある味わい
「湖南名菜 海老のレタス包み」
湖南料理(こなんりょうり)の中国での一般的呼称は「湖南菜」(フーナンツァイ Húnán cài)または「湘菜」(シアンツァイ Xiāng cài)です。四川料理、貴州料理と同様に唐辛子を多用し、辛い中国料理の代表格とされています。
「青森産長芋とレンコンのスパイス揚げ」 ふりかかった香辛料に湖南料理の片鱗が見え始め.....
「きのこ色々秋の味覚と三陸産ホタテの貝のソース炒め」
極端なものでは、大きなトウガラシを小さなトウガラシとトウチで炒めた料理があるのだとか。四川料理と異なるところは、四川の「麻辣」(マーラー málà)に対して「酸辣」(スワンラー suānlà)といわれ、辛味のほかに酸味が効いた味にあります。もちろん、全ての料理が辛い訳ではありません。
「海老のすり身フライとピリ辛ソース」
ここで特有の辛味と酸味の特徴が出て湖南料理の本領発揮
「湖南省竹筒スープ」 えも言えぬノスタルジック味でした。
中国では俗に「四川人不怕辣、湖南人怕不辣。(四川人は辛いのを恐れず、湖南人は辛くないことを恐れる。)」と言われるように、「辛さ」だけをとってみると湖南料理は四川料理の上をいくようです。湖南の人たちは「湖南省の唐辛子が一番辛い!」とよく自慢します。
「当店の名物ほうれん草のチャーハン」
デザートは「杏仁豆腐とフルーツ」で
湖南省出身の毛沢東がこよなく愛した料理として知られて、「毛家菜」(マオジアツァイ Máo jiā cài)という言い方もあるそうです。強烈な味のためか湖南省の住人は気性が激しいといわれ、「湖南人と喧嘩をしてはいけない」という冗談が存在するほどだとか。
食事をしながら「ところで 湖の南の湖って どこだっけか?」疑問をなげかけると
その場に居た 利発そうな中国のスタッフが「洞庭湖(どうていこ )です。」即座に答えてくれました。
なんだかんだ言っているうちに神無月十月も はや中旬 秋もどんどん深まっていきますね。
どちら様もお風邪など召しませんように。
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注)ブログ記事のうち「八大料理・湖南料理 」については Wikipedia他から抜粋・加筆したものです。
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注)ブログ記事のうち「八大料理・湖南料理 」については Wikipedia他から抜粋・加筆したものです。