高校野球も終わり、プロ野球は巨人と日本ハムにマジックが点灯。
そして9月1日、今日は二百十日です。
古来この時期は嵐が来る日だとか言い伝えられていますが 月末の日曜日には、自民党が歴史的な大敗を喫し、結党以来の危機はまさに嵐の到来ですね。
二百十日(にひゃくとおか)とは、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば 雑節の一つで、立春から数えて210日目のこと。毎年9月1日前後。季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつ。台風が来て天気が荒れやすいと言われるが、そのような傾向は無い。
暦学者渋川春海が貞享暦を編んだ際、初めて採用したもの。渋川は釣り好きで、隠居していたある日、江戸品川の海に舟を出そうとした時、一老漁夫が海上の一点の雲を指し、「50年来の体験によると210日目の今日は大暴風雨になる可能性が高いから舟を出すのはやめた方が良い」と教えた。
これがはたしてその通りになり、その後も注意していると確かに210日頃は天気が荒れる事がわかり、貞享暦に書き入れたという。
この話が誤りである事は、既に20世紀前半に気象学者の堀口由己が指摘している他、その後も大谷東平・根本順吉らが同じように説いている。渋川春海は1639年生まれであるが、根本によれば1634年の文書に既に210日の記述がある。また伊勢暦には1656年から記載されているので、春海はまだ青年であり、隠居後の話という言い伝えと矛盾する。
八朔(旧暦8月1日)や二百二十日とともに、農家の三大厄日とされている。太陽暦(新暦)では9月1日前後で一定するが、太陰太陽暦(旧暦)では閏月が入るなどして、7月17日から8月11日前後まで、「二百十日」がどの日に該当するのかが一定ではなかった。
そのために必要になった暦注であると言われている。台風襲来の特異日とされ、奈良県大和神社で二百十日前3日に行う「風鎮祭」、富山県富山市の「おわら風の盆」など、各地で風鎮めの祭が催されてきた。
冒頭に書いたように、この日の頃に台風が多いという事実はなく、むしろ8月下旬と9月中旬の台風襲来の山にはさまれ、210日頃の台風はむしろ少ない。堀口は、この頃が稲の出穂期に当たり、強風が吹くと減収となる恐れがあるために注意を喚起する意味で言われ始めたのであろうとしている。
さて 今週の「つばさ」あらすじです。
第23週「旅立ちのうた」 8月31日(月)~9月5日(土)
ラジオぽてとを市民の広場にするという夢に向かって、つばさ(多部未華子)は希望に満ちあふれていた。ところが伸子(松本明子)が突然、ぽてとを辞めて房子(冨士眞奈美)の会社に転職すると言い出す。
さらに、戸惑うつばさのもとに斎藤(西城秀樹)が来て、川越を去ると告げる。斎藤が川越を出て行くことを知っても、加乃子(高畑淳子)は竹雄(中村梅雀)に遠慮して別れのあいさつすらしようとしない。
見かねた竹雄から相談されたつばさは、斎藤の前で加乃子にラジオのDJをさせようと思いつく。加乃子が昔語った「DJになりたい」という夢が実現して、斎藤はうれしそうだった。加乃子はそんな斎藤に向かってラストメッセージを贈る。
斎藤が去ってすぐ、今度は二郎(脇知弘)が、ベッカム一郎(川島明)とコンビを再結成するためラジオぽてとを辞めたいと言い出す。つばさは二郎を引き止めようとするが、二郎の決心は固かった。さらに伸子が転職したのは、息子の中学進学を考えてのことだったと知って、つばさは複雑な思いに悩む。
仲間が次々と去り寂しいつばさは、さらに千代(吉行和子)から、浪岡(ローリー)を父・葛城(山本學)の元に戻してやって欲しいと頼まれる。浪岡は病の父に代わって家業を継ぐか、川越に残るかで悩んでいた。
つばさは浪岡が家に戻る決心がつくように、彼がぽてとのメンバーになるきっかけとなった試験放送を再現する。そして、浪岡はつばさの思いを受けて、旅立つことを決意した。次々と仲間が去り、最後に残ったのはつばさと真瀬(宅間孝行)だけになる。
注)ブログ記事のうちあらすじはNHK公式サイトから抜粋したものです。
二百十日とほぼ時を同じくして ラジオポテトも大嵐のようですね。
この先 どうなりますことやら。
今日もお立ち寄りいただいて有難うございます。