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科学的投資術 4

2012-03-15 12:50:32 | スクリーニング
ファンダメンタル分析の真実

投資のプロの成績から有効性を検証する

投資信託(株式型)を運用するファンドマネージャーなどの投資のプロは
基本的にファンダメンタル分析で銘柄を選びます(アクティブ型の場合)
彼らはファイナンスの知識もあり、企業に関する様々な情報にもアクセス
しやすい立場にありますから、ファンダメンタル分析が有効であれば、彼ら
の成績は良いはずです。ところが、実は日本を始め多くの国で、投資信託の
7~8割はインデックス(株価指数)以下の成績となっているのです。

さらに悲惨な評論家の実力
夕刊紙・週刊誌等の推薦銘柄を1年間ホールドした場合のパフォーマンスを
調べてみると、驚くほど悪くなってます。正直言って少々がっかりしました。

ファンダメンタルの罠

しかしながら、優秀な成績を上げているファンダメンタル分析派の投資家が
いることも、事実です。バンガードのボーグルが確率の法則によると
「投資家が250人いれば、優れた人が一人いる」と答えています。
これらカリスマ投資家の手法を素人が真似するのは、ほとんど不可能だと
わたしは思ってます。
バフェットやグリーンブラット、フィリップフィッシャーなどの投資手法を
解説した本を数冊読んだ程度で、自分も彼らと同じようになれると思い込ま
ないことが大切です。一介の個人投資家が、それらの本を読んだだけで自分も
名投資家になった気分になるのは、子供がヒーローTVを見て、自分も強く
なったと錯覚するようなものです。


AK-69feat HI-D(CUT SOLO)

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