新潟久紀ブログ版retrospective

R5.11.13-R5.11.19新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和5年11月13日(月)
新潟県内12の振興局長が集まる会議で柏崎市の鵜川ダムを視察した。土木部署に在籍していた時は着工間もなかったのが堤体完成に至るまでに約10年を経ている。先日、親子見学会が賑わったと聞いて、生命財産を守る巨大資産が永きを掛けて築かれることへの理解と関心を高める情報発信を強化したいと思う。

●令和5年11月14日(火)
柏崎市の山間にある荻ノ島環状集落を視察した。関西から移住した若夫婦が茅葺家屋を改修したカフェの営業や地酒造り等に意欲的に取組めるのは、地域住民が大切に応援してくれる環境が重要なのだと痛感した。リードする春日俊雄さんは70歳を超えてもインバウンドの取込みなど戦略的なので頭が下がる。

●令和5年11月15日(水)
新発田市の老舗印刷企業エンジュさんが地域活性化への貢献に向けた企画のご相談にお越しくださった。小粒だが魅力的な店舗やスポットなどを若い人目線でweb発信して来訪者増により地域経済の振興につなげたいというもので、市域を越えた広域的展開となれば県としても応援していくべく協議を進めたい。

●令和5年11月16日(木)
全国チェーン店は季節の先読みで品揃えが属地的な気候等とずれる事がままある。通販ばやりだが現物確認して買いたいものも多い。地元の肌感覚や催事などにきめ細かに応えられて現物を見て買えたり、場合によりサイズ違い等を迅速に宅配できるとか、web活用などでの対応が街なか店舗の生き残り策では。

●令和5年11月17日(金)
新潟県の議員のみならず新発田地域の業界幹部からも「若者が一度は東京に出るのは仕方ない」という声が聞かれて驚く。一度出れば殆ど戻ってこない実態を知っている筈なのに、社会インフラ維持に不足する労働供給制約の瀬戸際が近いとの危機感がまだ薄い。"ある日突然"を避けるべく深刻さを共有したい。

●令和5年11月18日(土)
「異邦人」のみで語られがちな久保田早紀さんだが、1979年に浮かれた恋愛歌曲が多い中、デビューアルバムで「白夜」や「星空の少年」を聴いた時は衝撃的に感銘を受けた。詩も曲も売れ線パーツの組合せだけでうんざりの楽曲が蔓延する昨今に聴き直すと、未だに色褪せずに想像の羽根を伸ばさせてくれる。

●令和5年11月19日(日)
素朴か洗練か、茶請けか酒の友か…。菓子の素材は穀物から乳製品や果実などと幅広く、形態が極めて自由で、食味はもとより装飾や包装にも技術やセンスの違いを表現できて芸術性まで感じさせてくれる。普段使いできる価格帯で技巧の奥深さや夢ある物語を感じさせてくれる一品と出会うと感嘆にまで至る。

(「R5.11.13-R5.11.19新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R5.11.20-R5.11.26新発田地域振興局長の細々日記」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea

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