新潟久紀ブログ版retrospective

日本一小さな「櫛形山脈」の活用案いただきました!

登山が好きな知人女性に相談したらアイデアを頂きました。嬉し。
 ※櫛形山脈活性化座談会はこちら→(その1) (その2) (その3)
****************************************************************
<<<「日本一小さい山脈」櫛形山脈の活用案>>>
【1】クラウドファンディングによる「持続可能な登山道整備&ファンづくり」
〔概要〕
・クラウドファンディング(CF)を活用し、登山道整備・維持活動を実施
・CFを通じて、櫛形山脈の魅力や活動の意義を発信
・寄附者に整備活動に参加してもらい、ファンになってもらう
〔ポイント〕
・共感を得られるCF意義の発信
  例:最新の近自然工法による持続可能な登山道整備
    櫛形山脈にしかない価値(歴史、植生等)を未来に残す など
・地域との関係づくりにもつながる返礼企画
  例:定期的(やイベント的)な登山道整備活動+地域住民との交流、羽越
    本線活用 など
(参考①)妙高市 ガバメントCF
『絶滅危惧種「火打山のライチョウ」の生息地保全活動』
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2748
(参考②)登山道整備・維持活動に関する動き
https://www.yamakei-online.com/yk/issue/kikin_vibram2022/
https://kumonodaira.com/features/volunteer.html

【2】「日本一小さい山脈の縦走に挑戦」スタンプラリー・ハイキング大会
〔概要〕
・登山ルート上(登山口や山頂、史跡)にチェックポイント(QRコード)
 を設け、スタンプラリーを実施(通年)
・地元自治体等と連携し、櫛形山脈を縦走するハイキング大会を開催
※櫛形山脈縦走(金塚駅~櫛形山脈~中条駅) 
 総距離:約20km
 金塚駅~大峰山駐車場    :約1.5km
 大峰山駐車場~白鳥公園駐車場:約15km
  白鳥公園駐車場~中条駅   :約3.5km
〔ポイント〕
■スタンプラリー
・通年で実施し、何度も来たくなる仕掛けづくり
・ポイント数に応じたリワード(特産品プレゼントやノベルティ)も検討
・QRコードを読み込んだ際に、山の情報(歴史や花などの解説)も提供し、
 より深く魅力を知ってもらう
・プレゼントを提供する場合、アプリや特設サイト等が必要
(参考)
ヤマスタ(登山スタンプラリーアプリ)
https://yamasta.yamakei.co.jp/
にいがた観光ファンクラブ「にーくる」
https://www.niigatafan-niicle.com/
灯台カード(画像データダウンロード)
https://www.kaiho.mlit.go.jp/soshiki/koutsuu/toudai/card/

■ハイキング大会
・金塚駅、中条駅を起・終点に櫛形山脈を縦走するイベントを開催
・幅広い層が参加しやすいよう、ショートコースも設定
・地域ぐるみで参加者を歓迎し、リピーターにつなげる
 (例)・エイドやチェックポイント(大峰山、櫛形山、鳥坂山の山頂など)
    に地元食材を使った食品や郷土料理を提供
   ・駅周辺でのイベント(キッチンカー、地酒振る舞い 等)など 
(参考)
外秩父七峰縦走ハイキング大会
https://sec.tobutoptours.co.jp/2022/nanamine35/
1986年から開催している歴史ある大会で、総距離約42km、参加者数  
千人の大規模な大会。会場までの移動手段として、参加者のほとんどが
東武鉄道を利用。

【3】「中世越後の歴史に触れる」解説付きハイキング
〔概要〕
・中条駅~(バス移動)~白鳥山(鳥坂の森ハイキング、白鳥城址遺構見学)
 ~奥山荘歴史館(奥山荘城館遺跡や板額御前に関する講演)~中条駅
〔ポイント〕
・解説員による説明付きで、歴史を身近に感じることができる
・イベントに参加する魅力や面白さをプラスする工夫が必要
 (例:鳥坂城址のVR体験、中条駅周辺での飲食優待券プレゼントなど)
〔解説〕
*1 鳥坂城址
 白鳥山(298m)の山頂一帯を占める山城跡で、鎌倉末から戦国末まで城 氏・中条氏が治める。展望にすぐれた天然要害であり、現在は鳥坂の森ハイキングコースとして親しまれている。
*2 奥山荘城館遺跡
 旧中条町(胎内市)を中心とした広大な中世の荘園「奥山荘」の史跡江上館跡。三浦和田一族の惣領中条氏の館跡として伝えられている。奥山荘歴史館では、江上館跡のほか奥山荘城館遺跡等で出土した多くの遺物、写真などで奥山荘の歴史をわかりやすく解説展示している。
*3 板額御前
 平安時代の末期から鎌倉時代の初期に活躍した女武将。現在の胎内市周辺を治めていた桓武平氏の流れをくむ豪族「越後城氏」に生まれ、鎌倉幕府軍を相手に奮戦した弓の名手。
【その他】情報発信について
・登山愛好家向けの情報発信にあたっては、YAMAP、ヤマレコなど、ユーザーが山の情報を発信・共有するサイト(アプリ)が有効
・YAMAP https://yamap.com/
・ヤマレコ https://www.yamareco.com/

(「日本一小さな「櫛形山脈」の活用案いただきました!」終わります。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「蔵出し」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事