新潟久紀ブログ版retrospective

2022年7月のつぶやき

2022年7月1日
育児支援する1歳10か月児は、この間まで何時までも何処までも爺が止めても走り歩き回り続けていたが、近頃はある程度騒ぐと、すり寄ってきて光る瞳で両手を爺に向けてくる。買物カートに乗る味も占めたらしい。逞しく育てたい気持ち裏腹に甘々の爺はすぐに抱っこしてしまう

2022年7月2日
自主性の尊重なのか、単なる放任放置なのか。ドイツ帰りの赤ら顔おにぎり頭の教授が次に繰り出したのは「ブラジルからウチのゼミに留学生が来るからヨロシク」の丸投げだ。そんなストロングスタイルが虚弱なゼミ長の私を鍛えてくれた昭和の新潟大学経済学部だったのだ

2022年7月3日
暴風災害時の着の身着のままの避難や学生時代の引越しなど、独り暮らしの家財ならこれ一台で何でも運べた便利なセダンの三菱ランサーEX1400GLも、最期は乗り降りする都度ケーブルを外さないとバッテリー上がりするなど満身創痍で、いよいよのお別れが寂しかった事を思い出す

2022年7月4日
最初の当たりはキツめだが、話すと直ぐに人情味の篤さが伝わる兄貴分肌の先輩。職場が分かれて以降も気に掛けて頂き、交流の場だったSNSでの反応が最近無いなあと思っていたら…地元紙で御逝去を知った。現役時代に担当した拉致問題への取組を退職後も熱心に続けた丸田浩さん。御冥福をお祈りします。

2022年7月5日
実家で片付けをしていたら、#柏崎市立第二中学校 の三年生の修学旅行記「春の京都」を発掘。2泊3日の出発から帰着までの工程を細かく区切って参加生徒全員に割り振り、一人400字程度で思い出を書き記させたものの集約冊子。43年前が昨日の事の様な臨場感で、懐かしい級友が思い浮かんでしみじみした。

2022年7月6日
新潟のスイーツについて考えるためにもメジャーブランドの動きを押えたい…そんな屁理屈で今回は、スタバのチョコレートクリームドーナツを賞味。相変わらずデカいが、上掛けチョコの抑えの利いた甘さとココア生地の弾力、チョコソースの差し込み具合が食べ飽きさせずに流石。

2022年7月7日
部門長等になり責任を考えて憂鬱になる人には、負担ではなく面白みに置き換えられる部分を探す頭の体操を勧める。「やらなければ困る」と思えることが「やれば得られる」という心持ちに変わることがある。"心理が移ろえる"という人間の特性を活かして心神も守って欲しいのだ。

2022年7月8日
1歳10か月児にもなると育児支援する中で聞ける単語も多くなり、発音も明瞭で、単語をつなげて意味あるものにするようにも。意思表示もこれまでは問われて「うん」や「ちがう」だったが、視聴するビデオが気に入ると「も一回」と要望できるようにも。リモコンも持参での催促だ

2022年7月9日
収束しないコロナ禍が急拡大した2年前の今頃を振り返ると、ビジネスモデルが大きく揺らぐ中で、各々の企業が持てる情報の中から新たな儲けに繋がるデータ鉱脈の探り当てや、ポールサーベイという技術で大勢の職員の意向を同時把握して意思決定に繋げる手法などに注目していた

2022年7月10日
田舎で威勢のない新潟大学経済学部に留学してきた若き日系ブラジル人は日本の一流企業の役員との面談設営をゼミ長の私に提案してきた。就活前の時期でもあり一肌脱ぐかと段取りして、いざ真冬の横浜に向けて高速バスに乗り込むと渋滞で9時間乗車の地獄に遭遇する幸先の悪さよ

2022年7月11日
新潟市が振興に注力するエリア #にいがた2km の移動用に電動アシスト付き自転車を配備するという。モビリティ整備はその使いようとなるソフトとセットで広報を含めて推進して欲しい。MaaSというと交通政策部署の主導だと自動運転バス導入ありき等に短絡しがちな議論を私は身近に見て呆れた経験がある。

2022年7月12日
家人から仕事用務の上京のお土産。今回はその名も「相撲みやげ国技館やきとり」。少し濃いめの味付けのモモ3本とつくね2本が、もう枡席でカップ酒でも頂きたくなる内容。パッケージも含め、物語があると味までより一層美味しく感じられる。もう一工夫の付加価値が欲しい新潟土産が散見される中で思う。

2022年7月13日
女性がより快適に生活していけるようにIT技術で対応していく「フェムテック」が進んでいる。身体のリアルデータをネットでつないで体調管理に活かしたり医師の助言を受けたりなど技術の恩恵は歓迎したいが、ウエアラブルを随所にぶら下げるような不自由な有様にならないよう、しなやかな実装を期待だ。

2022年7月14日
若い頃に年1000時間近い残業だった私は、苦労から逃れたくて嫌な仕事を後回しや同僚に頼んだりしたが、結局そのツケやシワ寄せが自分自身に戻ってきたり成長する機会を逃したと思う事もあった。今や「自分が避けたい否定したい方面にこそ自分に必要な真理がある」が座右の銘。

2022年7月15日
令和4年は6月下旬から早々と30度越えの暑さに見舞われ、身体が未熟な幼子の育児支援は難度を増す。特に家の中では退屈するので連れ出す先をどうしたものかが悩ましい。それでも最近の大型小売店内の遊具などキッズスペースの穴場も増えた。育児に関わる皆で共有したいものだ

2022年7月16日
後から思えばもう二度と会うことの無い別れだった。地球の裏側サンパウロへと帰る留学生を見送る春浅い昭和の新潟駅では名残を惜しむような雪が降り続く。気の利いた土産も持たせられない貧乏学生の私は、お気に入りを編集録音したカセットテープを渡してのさよならだった

2022年7月17日
またもコロナ感染者の急拡大に、人々の気の緩みなのかウイルスの進化なのかと日々の報道に一喜一憂だ。この世の終わりのようだった2年前の頃を思い返すと、隘路のような中にも新たなビジネスの模索の契機ではないかと考えていたものだ。"ピンチをチャンスに"を忘れずにいたい

2022年7月18日
恩師の新潟大学経済学部の鈴木辰治教授から著書の校正手伝いのお礼で夕食会の招きが。期待に満ちて訪問するとアルマイト鍋での素朴なおでんに拍子抜け。教授とはいえ国立大学の薄給と年頃の子育てで苦しい家計を隠さず教え子に見せてガハハと笑う教授に敬愛の情を新たにした

2022年7月19日
新潟市景観審議会が信濃川河口周辺の建物の高さ規制の見直しを議論している。開発需要が抑え込み必要なほど右肩上がりでなくなった現在、一律の規格的物差しの議論に時間を徒費するよりも、先ずは面的にこんな整備によりこんな人たちを呼び込みたいというソフト議論を市民巻き込んで展開してはと思う。

2022年7月20日
ドラッグストアで「#激めん」を発見して思わず買う。ディスコでコテコテスタイルの三橋美智也が視聴者に檄を飛ばしながらのTVCMが中学生時代に強烈だった。包装など少し変わったが、昭和そのものの濃い醤油味と油揚げ麺は、バスケ部で厳しい練習に耐えていた頃を思い出させた。

2022年7月21日
リーダーとして部下を平等に扱いたいが皆が満足することは不可能で、誰かの為になれば他の誰かが割を食うのも現実。綺麗ごとで済まない組織運営で部下達への声掛け時に想うのは、昔の大河ドラマ「#黄金の日日」の秀吉の名台詞「幸運も不運も活かして如何に達者に振る舞うか」。

2022年7月22日
二歳間近ともなるとテレビを貪るように観るようになる。液晶画面を観続けるのは視力や発育に良くないのではと打ち止めにすると暴れて泣き止まないことも。そこで少し上の月齢向けの玩具を与えてみたら食いついて延々と夢中に。育つ頭脳に合わせて遊びも進化させる必要を痛感

2022年7月23日
就活準備のため静かな空間を探していた時に、恩師から手伝いの見返りに大学の研究室を使っていいとの配慮が。夏の夜に窓から街の明かりもない暗闇の先に広がる日本海の水平線に並ぶイカ釣りの漁火を眺めながらの勉強合間の一服は、今でも涙ぐむほど、美しくも孤独な思い出だ

2022年7月24日
あっという間に新潟県職員として勤めて30余年。仕事遍歴を振り返ると、苦労の下での冷や汗と涙涙の日々で、希望する仕事を存分にしてみたかったとの思いもあるが、運や巡り合わせでの境遇を、如何に面白くしていけるかは自分の考え方と行動次第だとの感慨も深い今日この頃だ

2022年7月25日
知人の若い女性が久々に友人と気晴らしということで、感染対策がしっかりした居酒屋に行くも、厨房から従業員の上司が部下を叱責する声が客席に聞こえてきて雰囲気が台無しになり、早々に退店したとのこと。コロナ禍だからこそ、お客様に向き合うその店の姿勢の本質と先行きが垣間見えてくるようだ。

2022年7月26日
小学生の頃に毎年受けさせられた色覚検査には心底傷ついた。努力で改善の出来ない資質を皆の前で「#赤緑色弱」と宣告され、何の対策も伝えられずに放置されるのは、将来の選択肢が狭い人種なのだとレッテルを貼られたようだった。その悔しさからどれだけ努力してきたか"見える人"には分かるだろうか。

2022年7月27日
一場所にて商品の種類が多いとかえって購買意欲が低下する「#選択肢のワナ」は、自然や地勢、産業など何でも揃う新潟の魅力発信においても留意すべきでは。移住を誘うにも一つの媒体にあれもこれも盛り沢山でなく、別物のルートや媒体での徹底した分別とブランディングで差別化を図った方が良いかも。

2022年7月28日
洋物TVドラマかぶれではないがBS12「#CSI:サイバー」を見ている。好き嫌いは分かれそうだが、ロジカルなシナリオと少し早すぎるくらいが丁度良い展開のテンポ、都合や首尾が良すぎない部分が必ず織り込まれているところも秀逸。新潟発で大人が楽しめる日本ドラマも観たいもの

2022年7月29日
育児支援では寝起きの機嫌を良くさせたいもの。昼寝は十分に取らせたいが夜寝るのが遅くなるのは困るので、人間の睡眠サイクルから考えて約1時間半刻みで昼寝から揺すり起こすも、大泣きして仏頂面に。むしろ大人同士の歓談など近くで聴こえると、ゆるり自然に目覚めるようだ

2022年7月30日
#稽古不足を幕は待たない。昭和の田舎大学生が臨んだ立教大学経済学部との合同ゼミでは、ディベートでコテンパンにやられた。仕立ててくれた恩師の教授の顔に泥を塗ってしまった反省は、30年後の今日でも戒めになっている。学生時代は失敗を後に生かせる貴重な経験の場だった

2022年7月31日
ここにきて新型コロナ感染の凄まじい急拡大ぶりで夏休みのレジャーどころではない雰囲気に。不特定多数が行き交いづらいこんな時だからこそ、昭和の学生時代に、限られた普段付合いの少人数で温泉と料理を心ゆくまで楽しめた新潟県の秘湯、#鷹ノ巣温泉 の #喜久屋 を思い出す

(「2022年7月のつぶやき」終わります。続きは近くupします。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
☆現在進行型の仕事遍歴あります。
「新発田地域ふるわせ座談会」を日記と別建てで連載してます。
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
 ①「へたれ県職員の回顧録」の初回はこちら
 ②「空き家で地元振興」の初回はこちら

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