新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
****************************************************************
●令和6年10月21日(月)
新発田市郊外にある「五十公野御茶屋」は三代目新発田藩主の江戸時代の別荘を復元した国指定名勝の建物。開放的で広い座敷から、老松の植わる島が浮いた"心"の字をかたどった池と時折の野鳥の静かな往来、背景の里山などを見ていると、小春日和などにずっと静寂に浸っていたくなる極上の空間だ。無料。
新発田市郊外にある「五十公野御茶屋」は三代目新発田藩主の江戸時代の別荘を復元した国指定名勝の建物。開放的で広い座敷から、老松の植わる島が浮いた"心"の字をかたどった池と時折の野鳥の静かな往来、背景の里山などを見ていると、小春日和などにずっと静寂に浸っていたくなる極上の空間だ。無料。
●令和6年10月22日(火)
全国4位の出力416万kwを誇る東新潟火力発電所を立地する聖籠町職員と視察。高い熱効率をもたらすLNGガスと蒸気のタービン組合せ型の発電施設は事業用大容量としての発祥地であり、CO2抑制の努力なども含め興味深いお話が多かった。生活を支える発電を深く学べる見学施設として更にPRしたい地域資源だ。
●令和6年10月23日(水)
平成16年10月23日(土)の夕方。私は新潟県庁3階の財政課で、週明けに控えた部局職員との予算調整議論のための準備をしていた。17:56に初めて感じる激震に思わず机の角をつかみ転ぶまいと耐えた。その後の仕事も生活も一変させてしまう洗礼を与えた中越地震から20年。教訓は活かされているかと自問する。
●令和6年10月24日(木)
新潟県の地域機関である新発田地域振興局長として管内の低山への誘客増を考えようと「櫛形山脈」や「五頭山」に登山したが、登り口最寄り駐車場までのアクセスや急登などキツさの不安に加え、毛虫などの些末な厄介さの程度が気になった。こんな街なか住民の感覚にも寄り添う優しい情報発信も必要では。
●令和6年10月25日(金)
クラウドファンディング型のふるさと納税が増えていて、新潟県では燕市が屋内子供遊具施設用に39億円も集めたほか、長岡市の起業家育成プロジェクトなどソフト事業対象も好評。昨春の赴任以来、新発田地域の振興に絡めて議論を向けてきたが当地の反応は薄い。こんな所に広い県内の地域性の差を感じる。
●令和6年10月26日(土)
阿賀野市に昨秋開店した「湖と菓」の焼き菓子を頂く。新潟出身の姉妹が当市と東京に拠点を分けるも共同で経営しているのが面白い。地元ならではの良さと都心で揉まれた品質やセンスの融合の高度化を期待したい。製造元を東京とするラベルの理由を付記すれば地元土産として買う人が興ざめしないかも。
●令和6年10月27日(日)
長岡市の「日本精機」といえば2輪車用メータ類の世界シェア一位などで新潟県民として誇らしい企業だが、子会社が大判焼き”MOCHIMOGU”を売っていると知り、多角化の凄さに驚く。冷やして食べるそれの冷凍版が新発売との事。丸い形に車のアナログ速度計を可食インクで印刷したらマニアに受けるのでは。
(「R6.10.21-R6.10.27新発田地域振興局長の細々日記」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「新発田地域振興局長の細々日記「赤谷サイクリングロード走るR6.10月」」に続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
☆「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。
☆「新発田地域ふるわせ座談会」を日記と別建てで連載してます。
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
①「へたれ県職員の回顧録」の履歴リストはこちら
②「空き家で地元振興」の初回はこちら
③「ほのぼの日記」の一覧はこちら
➃「つぶやき」のアーカイブスはこちら
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
①「へたれ県職員の回顧録」の履歴リストはこちら
②「空き家で地元振興」の初回はこちら
③「ほのぼの日記」の一覧はこちら
➃「つぶやき」のアーカイブスはこちら







