新潟久紀ブログ版retrospective

R6.11.11-R6.11.17新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和6年11月11日(月)
新潟市内の琵琶楽演奏会で 高橋育世 さんの新曲「板額御前」に聴き惚れた。胎内市の有志が合わせた演舞が視覚も魅了してくれて、10分程度ながらも諸行無常の歴史観に浸ることができた。それにしても演奏そのものはもとより物語る雰囲気が素晴らしい奏者だ。動画にすれば惹き込まれる人も多いのでは。

●令和6年11月12日(火)
鳥インフルエンザによる約35万羽の鶏殺処分は4日ほどで終了した。1年半前に2鶏舎が連続して累計100万羽を超えた処分の後に反省等を活かしてマニュアルの精度を高めており、殆ど混乱無く物資調達と動員等が進められたことに伺える進化が頼もしい。自衛隊や市町村などと一丸になれる証を嬉しく感じる。

●令和6年11月13日(水)
昼休みに関分公園の展望台まで走って日本海を眺める。初冬の曇り空の下で、海辺の左側遠くの五十嵐地区学生向けアパートから右側の古町の繁華街まで、信号を避けて海岸沿いをヤマハRX50で寒風にかじかみながらバイト通いしたのを思い出す。踵を返して関屋分水の上流を望めば以前勤めた燕市が偲ばれる。

●令和6年11月14日(木)
新潟県北の村上税務署主催の納税表彰式にて「中学生の税についての作文」部門の新発田地域振興局長賞を贈呈した。恐らく初めて税について調べた上で作文された数々は、新鮮な目線を通じて大人も再認識させられる指摘で輝いており、政治を志す人やその任にある人にこそ読んで初心を想起して欲しくなる。

●令和6年11月15日(金)
鳥インフルエンザ防疫措置の対応もあり畜産情報に目が向く。中国湖北省では高層マンションと見紛う26階建てビルで年間120万頭もの養豚業が展開されているという。広い国土の下で、窓がなく給餌や清掃、消毒など多くを自動化してまでの理由は効率化だけなのか。バイオセキュリティー心配は老婆心か。

●令和6年11月16日(土)
売上狙いの「生(ナマ)」表記に簡単には騙されまいと思うが、新発田市の菓子補「新柳本店」の「生どら焼き」はその容貌のインパクトで思わず手にしてしまった。単なる生クリームでなく小豆の粒残しの混ぜられ具合が絶妙。それでも分厚いボリュームが飽きさせるかと思いきや隠れた求肥の味変がニクイ。

●令和6年11月17日(日)
新潟県の人口減少対策の取りまとめを担当していた頃は、15~49歳の女性が生涯で生む子供数を示す合計特殊出生率の自治体間比較を重視していたが、下がる東京は分母が増えるからで既婚者が生む子供数は全国平均より多い。分母が下がって見かけ上出生率が上がる自治体も。統計のトリックには注意したい。

(「R6.11.11-R6.11.17新発田地域振興局長の細々日記」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R6.11.18-R6.11.24新発田地域振興局長の細々日記」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

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