長く生きた人は、ふっと思いました。
自分は、いったい何を成し遂げてきたのだろうと...
自分など田舎の片すみで毎日
同じようなことをして生きてきただけだ...
その時
誰かが囁きました。
私達の手入れをして成長の様子を見とどけてくれたね!
それは、庭の木々でした。
毎日、散歩に連れて行ってくれたね!
それは、ペットの犬でした。
畑の土を丁寧に耕し柔らかい苗床を作ってくれたね!
それは、野菜達でした。
冬の寒い時に、食事をありがとう!
それは、冬の野鳥達でした。
長く生きた人の心は、少しずつ温かくなってきました。
そして、眠くなってきたのです...
その眠りの夢の中で、たくさんの人が出てきて次々と笑顔でありがとうと言ってくるのです。
あの時は、叱ってくれて目が覚めたよ!
あの時は、一緒に悩んでくれて嬉しかったよ!
あの時は、黙って共に泣いてくれたね!
あの時は、顔を真っ赤にして
二人で怒ったよね!
あの時は、夢中でやり遂げたよね!
まだまだ、たくさんの人が出て来て語るのです。
夢の中で、こんなにもいろいろなことを共にやりながら感じながら生きて来たのだと思うと涙が滲んできました。
そして、眠りから目ざめると
その目から涙がこぼれ落ち陽の光で輝きました。
長く生きた人は、こんなにも自分はたくさんの生き物や人に愛を注ぎながら生きていたのだと思うのでした。
それと同時に、自分もたくさんの愛を注がれながら生きていたのだとも思うのです。
でも、そんな誰かに愛を注ぐ力がどこから湧いていたのだろう?
若かったから?
でも、年老いた人だって愛を注ぐ力はあるはずだ...
その時、
強い衝撃と共に気づいたのです。
自分は、自分が注いだと思う愛の何倍も何万倍も何億倍も
愛を注がれていたのだと!
その愛の源は、この宇宙のすべての創造主だと...
すると、心の奥から穏やかなエネルギーが伝わり自分が何をしに地球に生まれてきたのか...を思い出したのです
。
長く生きた人は、愛を注がれ注ぐために生まれて来たのだと...
そして、それは誰に頼まれわけでもなくみずから志願し創造主と約束してこの地にきたのだと...
長く生きた人は、時も忘れるほどにずっと涙するのでした
続く
自分は、いったい何を成し遂げてきたのだろうと...
自分など田舎の片すみで毎日
同じようなことをして生きてきただけだ...
その時
誰かが囁きました。
私達の手入れをして成長の様子を見とどけてくれたね!
それは、庭の木々でした。
毎日、散歩に連れて行ってくれたね!
それは、ペットの犬でした。
畑の土を丁寧に耕し柔らかい苗床を作ってくれたね!
それは、野菜達でした。
冬の寒い時に、食事をありがとう!
それは、冬の野鳥達でした。
長く生きた人の心は、少しずつ温かくなってきました。
そして、眠くなってきたのです...
その眠りの夢の中で、たくさんの人が出てきて次々と笑顔でありがとうと言ってくるのです。
あの時は、叱ってくれて目が覚めたよ!
あの時は、一緒に悩んでくれて嬉しかったよ!
あの時は、黙って共に泣いてくれたね!
あの時は、顔を真っ赤にして
二人で怒ったよね!
あの時は、夢中でやり遂げたよね!
まだまだ、たくさんの人が出て来て語るのです。
夢の中で、こんなにもいろいろなことを共にやりながら感じながら生きて来たのだと思うと涙が滲んできました。
そして、眠りから目ざめると
その目から涙がこぼれ落ち陽の光で輝きました。
長く生きた人は、こんなにも自分はたくさんの生き物や人に愛を注ぎながら生きていたのだと思うのでした。
それと同時に、自分もたくさんの愛を注がれながら生きていたのだとも思うのです。
でも、そんな誰かに愛を注ぐ力がどこから湧いていたのだろう?
若かったから?
でも、年老いた人だって愛を注ぐ力はあるはずだ...
その時、
強い衝撃と共に気づいたのです。
自分は、自分が注いだと思う愛の何倍も何万倍も何億倍も
愛を注がれていたのだと!
その愛の源は、この宇宙のすべての創造主だと...
すると、心の奥から穏やかなエネルギーが伝わり自分が何をしに地球に生まれてきたのか...を思い出したのです
。
長く生きた人は、愛を注がれ注ぐために生まれて来たのだと...
そして、それは誰に頼まれわけでもなくみずから志願し創造主と約束してこの地にきたのだと...
長く生きた人は、時も忘れるほどにずっと涙するのでした
続く