自己内観ブログ


2024年秋分を経て太陽からの強いエネルギーを浴び心身の変容を感じ共感の輪を広げるべく様々な閃きを綴ります。

時の流れ③

2019-03-09 00:00:00 | 物語
故郷の家に帰ってから、少年時代に経験したある秘密を思い出したくなくても脳裏に浮かぶ日が続きました。

そんなある日、占い師から突然、連絡が入り「見知らぬ部屋が朱色に染まり見知らぬ姿が見える」と伝えて来たのです。「もしかして、その部屋は?」占い師が見た部屋の壁の色や扉や窓の位置など部屋の様子はまさしく今は、使われていない部屋と一致していました。
占い師は、そこにただならぬエネルギーを感じ「もしかして?彼に関連しているのか?」と心配になり連絡をして来たのでした。

その時、彼は「やはり..
そうなったか。」と予想していたかのように呟きました。

青年となり、故郷を離れる時に彼は、あることを成して去ったのでした。

実は、彼のその生家には彼が物心ついた頃から異次元に繋がるポータルが出現し始めたのでした。

そのポータルから時々、陰のエネルギーが持ち込まれるようになり少年の彼を悩ましていたのでした。
少年だった彼は、その陰のエネルギーをそれなりにうまく
かわす技も心得ることができるようになっていましたが、
太陽と地球の位置関係や月との関係が深い時節には、かなり強いエネルギーがそのポータルから家の中まで入り込みいろいろな現象をみせるのでした。
その現象は、心地好いものとはほど遠いものでした。
少年だった彼は、第三の目が開眼しており見えない事象まで見えるのでした。

そして、生家を離れる時に彼は自らの極限の力を使いそのポータルを封印したのでした
。しかし、その封印はこの世界の時間で33年間が限界でした。つまり、当時の彼の極限の力の長さだったのでした。

彼は、故郷を離れそれに対応できる力を持つために山々に囲まれた森林で生活をしていたのでした。

そして、その33年が近づいた頃に環境の変化が起こり故郷に戻るようになったのでした。
占い師を引き寄せたのも共に力を合わせ封印を強化するためでした。

しかし、予定より封印は早く解かれ陰のエネルギーが流れ出してしまっていることを占い師を通して知ってしまったのでした。

もっと厄介なことは、自分には見せないで協力者である占い師に見せるという技を持ち始めていたということでした。

再会した段階で二人には、エネルギーの交差が起こってしまっていたのでした。

占い師は、彼のそのような事象はまったく知らずにいたので何故、見知らぬ部屋が突然現れ朱色のエネルギーなるものが見えたのか不思議でなりませんでした。

確実に言えることは、彼と再会してからインスピレーションや脳裏に浮かぶ画像が鮮明になっていたのでした。

占い師の連絡を聞いた彼は、
平然を装いながら「そうでしたか...」とだけ伝えながら、これからしなければならだろう何かについて決意を迫られていたのでした。

続く


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時の流れ②

2019-03-07 12:12:00 | 物語
二人は、遥か昔の姿に今の自分達の姿を重ねながら遠くから見合っていました。

今の姿を確認した直後に彼は
占い師の遥か昔の姿の記憶が無くなり、一人の女性と海岸で出会ったと認識するのでした。

それは、無意識に彼の培って来たすべてを無言でバトンタッチしたかのようでした。

占い師は、その昔の老人や遥か昔の彼の姿がたくさん重なり合い浮かんでいました。

しかし、その思いとは反対に顕在意識は予想意外な今の彼の姿に戸惑いも感じたのでした。

けれども互いの魂は、これから二人で超えて行く大きな波の前に立つことができたことを、奥の方で大きな喜びとして感じていたのでした。

....

その後、二人は互いの連絡先を交換し他と変わらないカップルのように会うようになって行ったのでした。

彼は、自分自身が占い師を呼び寄せた記憶がなくなりましたから、不思議な印象だけが占い師に対して残っていたのです。
記憶を無くした分だけ占い師が神秘的で新鮮に感じるのでした。

二人の魂は、この時に再会し
役割を入れ替えるという約束をしていたのでした。
そして、どちらかが記憶を無くすことでより難しい状況で生きて事を成し遂げる挑戦をすることになっていたのでした。

つまり彼は、スピリチュアルが濃い状態から現実的な事象に重点をおき、占い師はよりスピリチュアルな世界に重点をおくようになって行くのでした。

占い師は、長い間、占いをしながらも自らも多くの現実的問題に向き合っていたのでした。
占いの方法はスピリチュアルであっても、現実に抱える問題は悩ましい人間の生き様そのものなのです。
そのため、この問題の対処に疲れ果て南の夜空に浮かぶ大きな満月を眺めていたのでした...その時、古い時代の名前を呼ぶ声を聞いたのでした。

その彼と再会してから占い師は、誰かの占いは止めひたすら、自らを癒す生活をするようになりました。

それなのに、占い師のスピリチュアル性は彼と再会してから、極度に開花して行くようでした。
それは、まるで彼のスピリチュアル性が占い師に移動したかのようでした。

その時、占い師はこれまでの占いは、知識と自らの経験でやっていたのだと気づくのでした。

本当のスピリチュアルとは、自らの魂を輝かせるための浄化と癒しであったと...

そして、自分がやっていた占いは、知識による判断でしかなかったと思うのでした。


続く...


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時の流れ①

2019-03-05 21:21:00 | 物語
少年は、もの静かで一人でいる時を好む子でした。

仲間と大勢で遊ぶより、好きな物を作ったり本を読むのが好きだったのです。

自分を表現するのは、あまり上手ではありませんでした。
でも、誰かを理解する力は優れていました。

実を言えば少年自身、自分の複雑さを理解できずにいたのです。何故なら一つ表現しようとするとそこから、たくさんの枝葉がつきどんどん広がって行くのです。

少年は、その迷路のような複雑な枝葉の中に入り込み時も忘れて一人遊ぶのでした。

少年は、やがて青年となり故郷を離れ山に囲まれた森林の中で自然のエネルギーをたくさん浴びながら生活していました。

そこで彼は、意識せずとも
地球と共に呼吸し自然の雄大さと優しさを満喫し自分自身の魂を成長させ浄化させていたのでした。

実は青年となった彼は、少年の時から経験してきたある秘密があったのでした。

しかし、この大自然の中で生きるようになってからその秘密は気にならなくなっていました。

そこで、普通に生活し家族を養いながら楽しんで生きていたのでした。

やがて壮年期も過ぎた頃、彼が望まないことが次々と起きるようになりました。

それは、新たなステージの始まりなのではないかと心の奥で知っているようでした。

そして、彼は全てを整理し自ら大自然の場所を去り故郷に帰る決意をしたのでした。

故郷に帰るに当たり彼はたくさん蓄えたエネルギーを基に、ある能力者を引き寄せたのでした。

何故なら、故郷にもどりやらなければならないことを彼は知っていたのでした。
そして、それこそが少年の頃からの彼の秘密に繋がることでした。

そのやらなければならないことは、森林で蓄えたエネルギーだけでは成し得ない壮大なテーマであり自らの力だけでは、無理だと魂が知っていました。

だからこそ、遥か昔に約束していた能力者を呼んだのでした。

その能力者をどのように引き寄せたかは「今必要だ。現れて!」と念じただけでした。

それは、地球に近い大きな満月の日でした。

.....

同じ日に彼より北の方角に住む悲しみを抱えた占い師がいました。
その満月を眺めていると、古い時代の自分の名前を呼ぶ声が聞こえました。
その占い師は「その時がきたな!」と強く感じました。
占い師は「いつ?どこで?」
と念じました。

すると「次の新月の日暮れに○○浜で」と伝わって来ました。


そして、その新月の日暮れに壮年期を過ぎた人と占い師は、再会したのでした。

彼は、再会した占い師を見た時に地球には存在しない、言い方を変えるなら占い師の違う惑星時代の姿を見ていました。
そして、占い師は地球で最後に見た老人の姿を見ていました。

続く..



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アルパカ.ヤギ.羊さんに癒される

2019-03-05 16:58:55 | 日記
3日ほど地球に注がれたエネルギーでヘロヘロ状態でしたが、ようやく今日外出気分になりました。

なんとなく、動物に会いたくて新潟市中央区清五郎にある
「動物ふれあいセンター」に
行って来ました(^_^)

「動物愛護センター」もあるので飼い主さん募集の猫ちゃんやワンちゃんもいました。

少し眺めたのですが、飼いたくなるので...
長年飼っていた猫が20才くらいであちらに逝ってからは、なんとなく新しいペットを飼えないんですよね( ´∀`)

子供の頃から猫は、いつもいましたし昔の猫はあまり長生きでなかったのであちらに逝っても悲しいけれど割りきれて、すぐ次の猫を飼ったのですが...

長く生きた猫と年齢を重ねた飼い主は、なかなか割りきれないようになるみたいです。


アルパカちゃんよりヤギさんが強くて、羊さんは自由気ままみたいでした。

それぞれの個性を認め合いながら、つかず離れずにいるようでした。
動物達って本当にそこにいるだけで癒してくれますよね。

心の中でいろいろ話かけているうちに、自分自身が笑顔になっていました(⌒‐⌒)

ありがとう\(^^)/

*カピパラさんもいましたが、入浴中でガラスが雲って写真は撮れませんでした。















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次元を超えて

2019-03-03 10:01:00 | 物語
ある人は、ある時から思い始めたのでした。

ある時とは、2年ほど前のような気がしました。

記録やメモなどを見たり、時系列に考えてみるとどこへ行ったとか誰が来たとかどんな季節だったとか、思い出すことは、できるのですが..

それらの出来事を全体的に捉えようとすると、それらは圧縮されたアルミ缶のようになってしまうのです。

つまり、ある人はその時だけを生きているようになったのでした。
別の言い方をするならば、時間を自由に伸ばしたり縮めたりできるようになっていたのかもしれません。

ある人は、世の中というこの場所に必要な時だけ訪ねて来ているのでは、ないかと思うようになりました。

必要な時というのは、体の機能を維持するための時。
つまり、食事や排泄や運動や整容などを行うため..
そして、それを行うための準備や片付けをするための時。

そして、生活の中で必要な人間関係の維持と必要と思われる事の継続のため。

ある人は、このような時にこの世の中にやってくるのではないかと思うようになったのでした。

ならば、自分はどこにいるのだろうか?
ひょっとして、次元を往き来して生きているのだろうかとある人は思うのでした。

例えば7階建ての家に住んでいて
1階には玄関.キッチン.浴室.トイレ.応接室.寝室
があり
2階から7階には、それぞれの階からそれぞれの次元に繋がる扉があるような設計になっているのです。
その1~7階までを必要に応じて移動しているようなのです

各階の仕切りを超える度に、
記憶は消去され、戻った時によみがえるようになっているようでした。

しかし、ある人はいずれ全てが繋がり記憶消去の仕組みは無くなるのではないかと思うようになっていました。

そして、例えであるその建物は見る人によって1階建てであったり5階建てであったりしているように見えるように思うのでした。


1階だけで生きていた時は、人生の経験をたくさんしながら毎日、玄関から出入りをたくさんしていたけれど、いつの間にか7階建てになり2階以上に出入りすることが多くなって、自分はいったい何を経験しているのだろうかとある人は、深く思うのでした。

この例えで説明するならば、
1階のために7階まであり
1階がなければ2階から上は
存在できないわけで、すべては1階のために存在しているのではないだろうかと..

この1階にあたるこの世の中を完全に生きるために、2階以上からたくさんの経験や調整を取り寄せながら次元を超えたりして自らを支援しているのだろうかと、ある人は思うようになっていました。

ある人は、不完全な世界に敢えてやって来てそこで完全さを取り戻すために7階建てを往き来しているのかもしれないと思うようになりました。

1階の寝室で目が覚めたある人は、夢の中のボンヤリした記憶を元に、この日すべきことに思いを馳せてみるのでした。

すると、一人の人が浮かびました。

きっと何階からかその人と繋がり打ち合わせでもしていたのだろうか...

すると間もなくして、その人から連絡が入ったのでした
...

「お久しぶりです!お元気ですか?何となく気になって」
と...
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注ぐ...②

2019-03-02 03:02:00 | 物語
涙も出なくなった頃、
長く生きた人は、その源の愛を感じながら自分が愛と反対のものも注いできたことに気づくのでした。

たくさんの主義主張や思想への敵対や悪いと決めつける心、嫌いな人を別視する心など分離を選択する思いなど
たくさんの愛と反対のものが浮かんできたのです。

あの時、あの個人の組織の欠点を何人かで言いながら笑っていた自分...

あの時、自分の思想と違う人を疎外していた自分...

あの時、感情だけで違う人だと分けていた自分...

あの時、理解しあえないと諦め背を向けていた自分..

あの時、傷つけられたと思いずっと許していない自分..

まだまだ、出てくるのでした


でも長く生きた人は、思うのでした。そんなことは生きていればあることであり、ここまで来て自分を責めても切りがない。

そう思い愛でないものを注いでしまったことには、愛を注ぎ愛で満たすしかないと思うのでした。

そして、思い出す限りの愛でないものを注いだことに自分の力の限りの愛を注ぎだしたのでした。

その作業を意識の中で続けていると、自分自身にたくさんの愛が源から注がれ枯渇することは、ありませんでした。

どのくらい過ぎたのかは、わかりませんが長く生きた人は、自分は長くなんて生きていなかったのだと思うのでした。

自分は、目的を失いかけて
長く生き過ぎたと錯覚していただけなのだと思うようになったのでした。


長く生きたと思っていた人は
それから、朝に晩に
様々な人に
生き物に
事象に
地球に太陽に
宇宙に源に
そして多次元の自分に
愛を注ぎながら生きるようになったのでした。

そうしながら

長く生きたと思っていた人は


自分は、まだ少しの人生しか歩んでいなかったと思えるのでした。

それからは、毎日を丁寧にすべてを慈しみ育み尊び、すべてに感謝して生きるようになったのでした。

その人は、いつしか年齢も忘れてしまいました。

ある時、ふっと鏡を見るとそこには、優しい顔をした青年の姿があったのでした..

長く生きたと思っていたその人は、時空を超えて生きるようになっていたのでした..


そして、その人は多くの命を活性化させる役割りを自ら望んでするようになっていたのでした。

それは、遠い昔から決めていたことでもあったのだとその人は、深淵な思いでふりかえるのでした。

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注ぐ...①

2019-03-01 13:13:00 | 物語
長く生きた人は、ふっと思いました。
自分は、いったい何を成し遂げてきたのだろうと...

自分など田舎の片すみで毎日
同じようなことをして生きてきただけだ...

その時

誰かが囁きました。

私達の手入れをして成長の様子を見とどけてくれたね!
それは、庭の木々でした。

毎日、散歩に連れて行ってくれたね!
それは、ペットの犬でした。

畑の土を丁寧に耕し柔らかい苗床を作ってくれたね!
それは、野菜達でした。

冬の寒い時に、食事をありがとう!
それは、冬の野鳥達でした。

長く生きた人の心は、少しずつ温かくなってきました。

そして、眠くなってきたのです...

その眠りの夢の中で、たくさんの人が出てきて次々と笑顔でありがとうと言ってくるのです。

あの時は、叱ってくれて目が覚めたよ!

あの時は、一緒に悩んでくれて嬉しかったよ!

あの時は、黙って共に泣いてくれたね!

あの時は、顔を真っ赤にして
二人で怒ったよね!

あの時は、夢中でやり遂げたよね!

まだまだ、たくさんの人が出て来て語るのです。

夢の中で、こんなにもいろいろなことを共にやりながら感じながら生きて来たのだと思うと涙が滲んできました。


そして、眠りから目ざめると
その目から涙がこぼれ落ち陽の光で輝きました。

長く生きた人は、こんなにも自分はたくさんの生き物や人に愛を注ぎながら生きていたのだと思うのでした。

それと同時に、自分もたくさんの愛を注がれながら生きていたのだとも思うのです。

でも、そんな誰かに愛を注ぐ力がどこから湧いていたのだろう?
若かったから?
でも、年老いた人だって愛を注ぐ力はあるはずだ...

その時、
強い衝撃と共に気づいたのです。

自分は、自分が注いだと思う愛の何倍も何万倍も何億倍も
愛を注がれていたのだと!

その愛の源は、この宇宙のすべての創造主だと...

すると、心の奥から穏やかなエネルギーが伝わり自分が何をしに地球に生まれてきたのか...を思い出したのです

長く生きた人は、愛を注がれ注ぐために生まれて来たのだと...

そして、それは誰に頼まれわけでもなくみずから志願し創造主と約束してこの地にきたのだと...

長く生きた人は、時も忘れるほどにずっと涙するのでした


続く


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