朝、雨の中、車を運転していて、すごく思ったこと。
3年ぐらい前、お友達に連れられて、ある女の人に会いました。
その女の人の前に座ったら、
その人に私の魂みたいなものが見えて、その見えたままをパステルで描いてくださるとのことでした。
その人の前に座って、私
「こわい気持ちやはずかしい気持ちがします。
いけないことも、汚れてるものも、みんな伝わっちゃう」と、思わずはにかみながら言いました。
でも、ううんと首を横にふりながら、微笑みながら、私をじっと見て、そして、描き始めてゆかれました。
思いがけない絵でした。
まるで、ろうそくのような絵です。
その人には話す時間さえなかったけど、
以前から私は、ろうそくのように生きたいと、常々思っています。
そのろうそく。
あたたかな絵でした。
「本当にあったかいの。
心の中、本当にあったかいの。
あったかいところに人は寄ってくる。
描きながら、私まであったかくなって、今、嬉しい。
ずっとずっと、そのままでいて。かわらないでね。」
と、ぽつんぽつんと、微笑みながらおっしゃって、ハグして下さいました。
いろんな心の風景のときがあって
あぁいやだなぁって
自分で自分がいやになることも
それで元気がなくなることもあります。
そんなとき、
その人が話してくれたこと、
描いて下さった絵の温かさが、
ふっとよみがえって、
いろんな風景を持つ私の心だけど、
あの人はこんなふうに言ってくれたんだ、
そんな温かな風景もまた、私の内にあるんだもん
まんざら捨てたもんじゃない(*^-^*)
かわらないでねって言われたように
ろうそくのような温かな心を大切にしよう
と、安らぐのです。
朝、思ったのは、ここから。
何年経っても、
いつもではなくても、ふとしたときに、ふとよみがえって、
力とか勇気とか励ましとか元気とか‥そんな、心の杖のようになって寄り添ってくれるもの絵や言葉や微笑み。
あの女の人は下さったんだ。
年を経るごとに、しみるなあ。
私も、そういうものを創りたい。
すごくそうありたい。
そう、雨の中を走りながら、思ったのでした。