
新しい週が始りました。
今日は午前中、
心にぐっとくる出来事がありました。
スティックビルの駐車場でのこと。
帰ろうと、駐車場の出口に。
すると前の車が、立ち往生されていて
中の人がおろおろしている様子が
後ろから見てとれました。
車から降りて
「どうかされましたか?」と声をかけると
小さな子どもさん連れの若いお母さんが
「駐車券を落としてしまったみたいなんです・・」と
とてもおろおろと困っておられました。
なにしろ、ちょうどお昼時にさしかかる時間で
帰ろうとする車が、後ろに連なっていたこともあります。
「お子さんのそばにおられた方がいいから
私、中の人に聞いてきます」と言ったけれど
ふと見ると、幸い、近くに、
警備会社に直通の電話機があって
そちらから連絡をされました。
警備会社の方が来てくれるまでの時間、
お母さんはきっと、長く感じられたことでしょう。
気が気じゃなかったことでしょう。
私は、昔、やっぱりこのスティックビルの駐車場で
おろおろしたことがあったなぁ・・と思いだしていました。
日向が赤ちゃんだった頃、
私はよくここに遊びに来ていました。
ある時、帰ろうとすると、
お財布の中に、小銭がないことに気がついて
そして、その支払い機は紙幣は使えなくて
どうしよう!とあわてました。
遊び疲れた小さな日向も一緒にいて
さぁどうしようとおろおろしました。
どなたかが助けて下さって
あぁ失敗失敗(TT;)あぁありがとうございます・・と
帰ったのでした。
(以来、駐車場にとめるときは
とにもかくにも、
小銭があることをちゃんと確認するくせがつきました!)
そんなことを思い出しながら
若いお母さんを気遣っていました。
数分後、警備会社の方がこられて、
善処して下さって、若いお母さんの車が出ることができました。
そうしたら、駐車場を出てすぐの空いたスペースに車をとめて
窓を開けて、私に、
「本当にすみませんでした」と
何度も頭をさげておっしゃいます。
「大丈夫よ^^大丈夫よ^^」と
笑顔を返したけれど
お母さんに伝わったかな。
いつか、どなたかに助けてもらったこと
そして、こうして、どなたかに笑顔を渡す番がきたこと
いつか、小さな子を連れている私を気遣ってくれる人がいたこと
そして、こうして、若いお母さんを気遣う番がきたこと
いただいたもの、渡すものはめぐってる
じゅんぐりじゅんぐりと・・と思います。
そのスティックビルから帰ってから
手しごとをしています。
ふわふわ羊毛とささやかな言葉に
こころをのせたカード作りです。