黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

心の中の声を言葉にしてみる大切さ

2007年10月09日 | はるの子育てコーチング日記
前回の徳島セミナーの宿題は、
「承認」を周りの人に試してみる、でした。

その振り返りをしているときのこと。
「承認しなきゃ、しなきゃ、と思っていると、
なんだかしんどくって・・・。」
というような声もきかれました。

うーん、確かにね。

そこで、ふと、最近の私の身の周りであったことを思い出しました。

これでも、コーチのはしくれ。
日頃から、コーチングスキルは活用してるんです


ここのところ、めっきり寒くなってきて、
保育園で子どもたちを送り迎えしているお母さんたちの服装も、
ちょっと秋めいてきました。
中にはブーツを履いているお母さんも。
日頃、自転車通勤の私は、送り迎えのときはいつも
ジーンズにスニーカー。
おしゃれなお母さんたちをうらやましく憧れの目でみています
そんなある日、普段あまりお話をしないお母さんと一緒になりました。
そのお母さんの足元はブーツ。
思い切って話しかけてみました。
「素敵なブーツですね
季節を先取りって感じでおしゃれだなーって思ってみてたんです。」
すると、
「このごろ急に寒くなったから、ブーツ引っ張り出してきたんだけど、
昼間は暑かったりして、失敗したーとか思ってたの
とかなんとか、お話が弾んでしまいました


また、ある日、
風の担任の先生の雰囲気がなんか違う・・・
自信はなかったんだけど、自分の直感を信じて(笑)
思い切って先生に聞いてみました。
「先生、今日、なんか雰囲気違いますよね?
もしかして、髪切りました
すると、
「そうなんです~長さはそんなに変わってないんですけど、
毛先をすいてもらったんです。
でも、誰も気づいてくれなくて
気づいてくれたのお母さんだけです~~~」
「え~やっぱりそうでしたどこか違うと思ったんです
と2人で肩を抱き合ってうなづきあってしまいました

どちらも私の心の中で思っているだけでは、
なーんにも変化はありませんでした。

でもね、
心の中に浮かんだ素敵なことを、
言葉にして伝えてあげたら、
それはもう立派な「承認」
それを伝えて嫌な顔をされたことは、ないな、多分。うん!
一瞬びっくりした顔をされても、
すぐにみんな笑顔になってくれます。
そして、心の距離もちょっと近くなった感じ

難しく考えなくてもいいんです。

ほらほら、
いつも心の中でつぶやいている声、
言葉にして誰かに伝えてみませんか?

きっと、そこから新しいコミュニケーションがはじまります