黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

ピーマン嫌い?

2008年09月10日 | はるの子育てコーチング日記
昨日、花を保育園に迎えにいったときに、
連絡票のところにこんなことが書かれていました


『給食の時間に「ピーマン苦手なの~」といっていましたが、
 気がついたら全部食べられていました。』


あれ?花ってピーマン嫌いだったっけ?

そこで、花に聞いてみました。

「ねぇねぇ、花ってピーマン嫌いだった?」
「ううん、好きだよ。」
「でも、今日の給食のとき、食べられなかったんでしょ?」
「あのね、今日の給食のピーマンは、ちょっと苦手はお味付けだったの。
だけど、全部食べれたよ
「そうか~、苦手なお味付けだったのね。でも全部食べられてえらかったね

どうやらちょっと濃い?辛い?お味付けだったようで、
それが苦手だったようです

1階のフロアーにある給食のサンプルをみてみると、
その日のメニューは魚の南蛮漬け。
野菜嫌いの子のために、これでもかというくらいに、
小さく細く切ってくださっているピーマンが入っていました。


ちなみに、今朝、担任の先生にお会いできたので、
事の顛末をお伝えしておきました。

なんでも、娘と同じテーブルだった男の子が
「ピーマン嫌い~~~」と騒いでいたので、
ちょっと気をつかってくれたのかも、とのこと。
ちなみに先生自身もピーマンがお嫌いだそうで、
「そうですか~、味付けが苦手だっただけなんですね~
と新しい視点に気付いてくださいました。
もしかしたら、”子どもはピーマンが嫌い”という先入観があったのかもしれません。

その後、先生は娘を抱き寄せて、
「花ちゃ~ん、ピーマンが嫌いなんじゃなかったんだね~。」
といってくださっていました。

こうして、子どもの心に寄り添っていただけるのは、
とてもありがたいと思っています。


余談ですが、
私はコーチという仕事をしているのもあって、
花と風にはなるべく言葉を選ばせるようにしています。

以前外食しているときに、
「これ、まずーい
と叫ばれたことがあって、とても恥ずかしい思いをしました

おいしいと思って食べている人もいるのに、
そんなことをいったら嫌な気分になるよ。
作ってくれた人も悲しくなるよ。
別の言葉に置き換えたら何になる?

以来、我が家では「嫌い」とか「まずい」という言葉の代わりに

苦手
大人のお味
私の口にはあわない

というような言葉が使われています。