黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

動物園にて~自分で考える2~

2008年09月16日 | はるの子育てコーチング日記
動物園にてのお話の番外編?(笑)

小雨が降ってきたので、帰宅することになったはる一向。
駅前の自転車置き場に停めた自転車も、
ちょっぴり濡れていました。


サドルを拭こうとすると、

「ママ、これ使って。」

と花が自分のリュックからタオルをだしてくれました。

おぉ
タオルまで自分で考えて準備していたのね

「どうもありがとう

とありがたくつかわせてもらって、
花のリュックにタオルを戻そうとしたとき、
目に入ったものが・・・




パンツ


「ねぇ、なんでパンツが入っているの?」

花はうふふと笑って

「だって、動物園でおトイレ行ったときに、
 和式トイレばっかりだったら、失敗してパンツ濡れちゃうかもしれないじゃない。
 だからよ




すごいっそこまで考えているとは

「で、濡れたパンツは何に入れて持って帰るの?」

と聞くと、

「あ、そっか~



今度から、花のリュックにはビニール袋も用意されていることと思います(笑)


動物園にて~自分で考える~

2008年09月16日 | はるの子育てコーチング日記
3連休の最終日となった昨日は、夫が仕事だったため
私と子ども達とで動物園へ行ってきました。

子ども達ももう3歳と5歳。
日頃から「自分のことは自分で!」という方針の我が家ですが、
今回は、おやつ選びから自分でさせてみました。

娘が選んだのはいろんな味のソフトキャンディーが入っていて、
その組み合わせで味が変わるというもの。
メロン+ぶどう+バナナの3つを一緒に食べるとドラゴンフルーツの味になるのだとか。
裏の説明文を読みながら、いろんな組み合わせデータを喜んで読んでいる娘は、
ほんとアナライザー(笑)
(先日、娘がアナライザーだと気づいてから、娘のアナライザー要素探しが楽しくなっています)
息子はぶどう味のハイチュウ。
ハイチュウはみんなで食べる用に大きなのをひとつ買うよといっても
「ううん、これがいい!」と離さないので、それに決定。
どちらも100円以内。安上がりだ~
でも、自分で選んだから満足度は抜群。

次は荷物。
いつもは私がまとめて持つことが多いのですが、
今日は自分の荷物は自分で。
といっても、息子の荷物はリュックの中にハイチュウひとつでした(笑)
それでも、彼は自分のおやつは自分で管理します。

途中、「のどが痛くなったからハイチュウ食べていい?」と聞くので、
「今日は自分の好きな時に食べていいよ。でも最初にいっぱい食べすぎたら、
後で欲しい時になくなっちゃうからよく考えてね。」というと、
すごく重大なことをまかされたように、しっかりとうなずきました。
そして、周りをきょろきょろしはじめたので、どうしたのかと思っていると、
「おいすあるかなぁ~」と探しているのです。
”お茶やおやつを食べるときはちゃんと座って”を律儀に守ろうとしています。
近くにベンチをみつけるとほっとした様子でちょこんと腰かけ、
リュックからハイチュウを取り出します。
でも、うまく開けられないのです。
「ママが手伝おうか?」
と提案しても、
「ううん、いい。風くんがする!」
としばらく頑張っています。
でも、開かない。
「ママがすぐに開けれる方法、知ってるんだけどな~。
ちょっと手伝ってもいい?」
というと、
「うん。」
「じゃあ、このピッとでている赤いところを引っ張ってみて。」
というと、くるくるくる~見事にあけることができました。
自分で包み紙をはがして、お口にポン。
「ママ、ゴミ~。」
「ゴミがどうしたの?」
「ゴミ、お願いします。」
「今日はゴミも自分でしてみて。どうする?」
すると彼はしばらく考えて、
「ここに入れとく。」
とリュックのポケットにゴミをしまいました。

それからも風は、時々適度に自分でおやつ休憩をはさみつつ、
違うおやつが欲しくなったら、花に交換をもちかけたり、
また全部独り占めするのかと思いきや、
「ママにもわけてあげるね。」
と私にも分けてくれたりと、私が思っていたよりもずっと成長した姿をみせてくれました。

ほんの小さなことですが、
自分で考えて行動するということが達成できた息子の顔が
少したくましくなったように感じた出来事でした。