秋葉原のJUNK屋大漁エレクトロの入り口でREUDOのVER2.0保護回路入りのラベルが付いていたPDC接続ケーブルを100円で購入。(携帯電伝の分解写真をみると,基板上のシリアルレベル変換回路とはんだ付けされている線の色がまったく同じ.指示によりTOPページをリンクしているので左側からシリアルレベルコンバータを探すとでてくる.ただし4-9ピンがジャンパー線でループバックされていた.本当は4-6ピンのループバックのはずだが,9の文字を逆さに読んでハンダ付けしたジャンク品らしい)
2007/5/9追記)。
DSUB9ピンのケースは爪で閉じる形で簡単に開けられる.有名なカモンの9-KEより分解は簡単。
COM to PDC phone cableと回路は全く同じ物。また
カモンの9-KE分解記のページのレベル変換回路とはほぼ同じ。違いはR1が1.2Kで,R5が省略されているところ.
コメントを受けてよく見てみたらあちこちが間違っていたので、大幅に訂正した。これまで読んで自作してくださった方にご迷惑をかけたことに深くおわびします。
私のケーブルの改造方法のあらまし。DSUB9ピン(PC)側のコネクタピンの4-6端子を線でつなぐ。携帯電話側コネクタを壊し基本的に3線(赤=Tx,茶=Rx、黒=GND、Rxのトランジスタのコレクタ電源はCTS,RTSのループバック側からとるようになっている)にしてハンドシェイク無しのたれ流し方式にする。ピンヘッダーに接続できるように千石電商,マルツで売っている信号伝達コネクタ2550用のコネクタピンをつけた。
PC側のDSUB(メス)の2番ピンは(携帯からPCへデータが流れるのでPC側からみて)受信データRXで、DSUBコネクタ内にある基板の端子1番から茶線で携帯電話側コネクタの7番ピンへと接続されていた。
3番ピンは(PCから携帯へデータが流れるので)送信データTXで基板端子2番から赤線で携帯電話側6番ピンと接続されていた。
赤線の先のトランジスタはオープンコレクタ出力になっていて,携帯(端末)側でコレクタが電源電圧にプルアップされていることが仮定されている。されていなければ赤線との間に1.5KΩぐらいの抵抗を挟んで携帯側に接続する機器の+電源につなげばプルアップされる。
AVRを使うとポートを入力に設定してから,1をレジスタに書き込めば入力ポートをプルアップできるので,携帯側の赤線にAVRをつなぐつもりならこの改造は不要である。
仕様がわからないが(9-KEと同じく)トランジスタQ2のベースエミッタ間に並列に入っているツェナ-は多分3.3Vで3.3V電源の機器でも使える。携帯側につなぐ機器の電源電圧が3.3Vでもこれで安心してつなげる。
DSUB5番ピン(GND)が基板端子3番で橙色線と黒線を介してそれぞれ携帯電話のコネクタの1番ピンと12番ピンのほか9番ピンに接続してあった。携帯の12番ピンは携帯機操作部制御信号1 (DTRに相当?)であり,それを+0.4V以下にして携帯に通信可と伝えているらしい。橙色線は将来プルアップ用につかうことを考えて黒線をGNDにつかうことにした。
DSUB7番ピン(RTS)と8番ピン(CTS)は基板上でループバックされていて、しかも受信データRXのトランジスタのコレクタ電圧となっていて逆方向に電圧がかからないようにダイオードで保護してある。
さらに上で述べたようにこの商品は4番ピン(DSR)と9番ピン(RI)とを線でループバックしていた。多分基板のシルク印刷してある6と9とを読み間違えて接続した不良品なのだろう。これを4-6ピン(DSR-DTR)につなぎ変えてループバックさせた。これもつぎのようにして+電源に利用できる。たとえばこのケーブルを秋月で売っているPCリンク可能なテスタ(WENS-20T、ME-32、MAS-344)につないで使う時には,テスタ側のDTR端子を+電圧(+レベル)に上げる必要がある(フォトカプラによる絶縁のために電源として利用されている)。携帯側にDSUB9ピン(オス)のコネクタをつけて,DTR端子に橙色線をつなぎもう一方の側をケースのなかでDTRピン(6ピン)につないでおけばよい。さらにMAS-344やME-32では測定開始の信号をPCからテスタに送る必要があるので赤線と橙色線の間に2.2KΩ(1KΩでも良いだろう)の抵抗をつないでプルアップしておけば良い。
2007/5/9追記)。
DSUB9ピンのケースは爪で閉じる形で簡単に開けられる.有名なカモンの9-KEより分解は簡単。
COM to PDC phone cableと回路は全く同じ物。また
カモンの9-KE分解記のページのレベル変換回路とはほぼ同じ。違いはR1が1.2Kで,R5が省略されているところ.
コメントを受けてよく見てみたらあちこちが間違っていたので、大幅に訂正した。これまで読んで自作してくださった方にご迷惑をかけたことに深くおわびします。
私のケーブルの改造方法のあらまし。DSUB9ピン(PC)側のコネクタピンの4-6端子を線でつなぐ。携帯電話側コネクタを壊し基本的に3線(赤=Tx,茶=Rx、黒=GND、Rxのトランジスタのコレクタ電源はCTS,RTSのループバック側からとるようになっている)にしてハンドシェイク無しのたれ流し方式にする。ピンヘッダーに接続できるように千石電商,マルツで売っている信号伝達コネクタ2550用のコネクタピンをつけた。
PC側のDSUB(メス)の2番ピンは(携帯からPCへデータが流れるのでPC側からみて)受信データRXで、DSUBコネクタ内にある基板の端子1番から茶線で携帯電話側コネクタの7番ピンへと接続されていた。
3番ピンは(PCから携帯へデータが流れるので)送信データTXで基板端子2番から赤線で携帯電話側6番ピンと接続されていた。
赤線の先のトランジスタはオープンコレクタ出力になっていて,携帯(端末)側でコレクタが電源電圧にプルアップされていることが仮定されている。されていなければ赤線との間に1.5KΩぐらいの抵抗を挟んで携帯側に接続する機器の+電源につなげばプルアップされる。
AVRを使うとポートを入力に設定してから,1をレジスタに書き込めば入力ポートをプルアップできるので,携帯側の赤線にAVRをつなぐつもりならこの改造は不要である。
仕様がわからないが(9-KEと同じく)トランジスタQ2のベースエミッタ間に並列に入っているツェナ-は多分3.3Vで3.3V電源の機器でも使える。携帯側につなぐ機器の電源電圧が3.3Vでもこれで安心してつなげる。
DSUB5番ピン(GND)が基板端子3番で橙色線と黒線を介してそれぞれ携帯電話のコネクタの1番ピンと12番ピンのほか9番ピンに接続してあった。携帯の12番ピンは携帯機操作部制御信号1 (DTRに相当?)であり,それを+0.4V以下にして携帯に通信可と伝えているらしい。橙色線は将来プルアップ用につかうことを考えて黒線をGNDにつかうことにした。
DSUB7番ピン(RTS)と8番ピン(CTS)は基板上でループバックされていて、しかも受信データRXのトランジスタのコレクタ電圧となっていて逆方向に電圧がかからないようにダイオードで保護してある。
さらに上で述べたようにこの商品は4番ピン(DSR)と9番ピン(RI)とを線でループバックしていた。多分基板のシルク印刷してある6と9とを読み間違えて接続した不良品なのだろう。これを4-6ピン(DSR-DTR)につなぎ変えてループバックさせた。これもつぎのようにして+電源に利用できる。たとえばこのケーブルを秋月で売っているPCリンク可能なテスタ(WENS-20T、ME-32、MAS-344)につないで使う時には,テスタ側のDTR端子を+電圧(+レベル)に上げる必要がある(フォトカプラによる絶縁のために電源として利用されている)。携帯側にDSUB9ピン(オス)のコネクタをつけて,DTR端子に橙色線をつなぎもう一方の側をケースのなかでDTRピン(6ピン)につないでおけばよい。さらにMAS-344やME-32では測定開始の信号をPCからテスタに送る必要があるので赤線と橙色線の間に2.2KΩ(1KΩでも良いだろう)の抵抗をつないでプルアップしておけば良い。