カミサンに貴方は「喰い意地が張っている」とよく言われますが
当の僕自身がそう思っているので、嫌みには聞こえません。
小さいときは9人という大家族でしたから、食べ物の争奪戦は激し
かったですね。朝食のときに、たまに「卵かけご飯」の時があって
当時、ヌルッとした白身が厭で、皆がかけ終わるのを待って、残り
の卵をご飯にかけていました。
何故そうしたか・・・というと、どんぶりに3、4個一緒に溶いた卵は
始めにかけると白身部分が多くかかってしまうからです。その点
最後だと、量は少ないのですが、黄身の部分だけが残っていました
それをご飯にかけるというより、残りのどんぶりにご飯を入れて
食べていたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/9a/6659098e2d5a1f31eb4b865206329e64.jpg)
卵かけご飯で「ジャコと魚肉ソーセージ」とは関係無い話ではないか
・・・そうです、そうです。ジャコと魚肉ソーセージでした。
ジャコは、小学5年生の家庭科の授業の時に隣の席の女の子が「おかず」
として持ってきていたもので、真っ白なジャコを卵でとじたそれが、
無茶苦茶美味しそうに見えたのです。僕が持って行ったおかずは塩鯨の
焼いたモノ一切れでした。まあ家庭科で作ったのは「カレーライス」で
したから、おかずは無くても食べることは出来たのですがね。
魚肉ソーセージは、中学生の時に春日の白水池に遠足に行ったとき、
同級生がソーセージを丸ごと1本、弁当のおかずとして持ってきていました
食べた事がないモノで、それも「美味しそう」に見えたのです。こういう
出来事は、数えたら枚挙にいとまが有りませんが、その中でも特にこの二つ
は記憶が鮮明なのです。
そのせいかどうかは判りませんが、ジャコもソーセージも今でも大好物な
のです。お腹が空いたときにはソーセージに裂け目をいれてレンジに40秒
かけると、丁度よい温かさになりオヤツ代わりに食べています。
ジャコはシンゴ君が清水に住んでいますから、駿河湾で獲れた、釜ゆでの
ジャコを送ってもらっています。釜ゆでのジャコは、大根おろしとポン酢
が一番合うようです。
写真は二枚とも「シャクナゲ」です。名前は「貴婦人」と付けられて
いました。一昨年日向神ダムのシャクナゲ祭りの会場で買ってきたもので
毎年花を咲かせています。