嵐ファン・大人のひとりごと

嵐大好き人間の独りごと&嵐の楽曲から妄想したショートストーリー

目指せおーちゃん!

2010年12月18日 | アラシゴト
世界一受けたい授業にヒロシくんが出ておりました。

そうあのヒロシ、濱田龍臣くんです。

変わってませんでした。

可愛いまんま

食後の洗い物をしながらなんとなく見ていたら、

突然、龍臣くんの下に似顔絵とともに福山雅治さんとおーちゃんの名前が

残念ながら質問内容は聞き逃しましたが、

たぶん、将来はどんな役者さんになりたいの?とか

どんな大人になりたいの?とか

尊敬する役者さんは?とか

大好きな先輩は?とかとかとかだったと思われます。

龍臣くん、おーちゃんのこと大好きだったもんね

今年、龍馬伝で活躍が目覚ましい福山さんと並んで名前が出るなんて

なんか嬉しかった。

ヒロシありがとう

君の活躍も楽しみにしています


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妄想ドラマ『スパイラル』 (10)

2010年12月18日 | 妄想ドラマ『スパイラル』
   妄想ドラマ『スパイラル』 (10)



千秋楽を含め残り3公演となった。

舞台にかかわる人の中に美菜を傷つけた人間がいるかもしれないと思うと、

渉はやりきれなかった。

みんなこの舞台のためにベストを尽くしているし、その笑顔に隠れた闇があるようには見えない。

人を疑うのは気持ちを重くしたが、それでもひとたび舞台の幕が開けば

すべてを忘れて役になりきった。

代役の沙織の評判もよかった。

そして人々の興味は美菜と沙織を比べることへ移りつつあった。

舞台の原作となった携帯小説のファンが、ネット上でヒロインに美菜と沙織の

どちらがふさわしいか意見を戦わせ始めたのだ。



その日は演出の沢渡が顔を出していた。

「なんか幕が開いてからはあっという間だったね。あと3日で終わりだ。稽古を始めた当初は

 どうなることかと思ったけど、いい舞台になったよ。美菜ちゃんや沙織も期待に応えてくれたけど、

 僕はやっぱり渉の力だと思ってるよ」

そう言って沢渡は嬉しそうに渉の肩を叩いた。

「美菜ちゃんは残念だったけど、今回は沙織に助けられたよ。彼女が自分にやらせてくれって

 言ってきた時は正直迷ったけど、沙織に賭けてみて正解だった。皮肉なことに突然の交代劇のせいで

 世間に一段と注目されることになったしね」

「彼女からやらせてくれって?」

「ああ、代役で稽古してたから台詞は入ってるし、毎日美菜ちゃんの芝居は見ていたから

 大丈夫だってね。沙織もたいしたもんだよ。自分ならこうするっていう目で

 美菜の芝居をみていたんだろうな」

「沢渡さんがもしもの時は沙織に代役をやらせるつもりでいたんじゃないんですか?」

「もしもの時ってなに?そんなこと心配してたら全員ダブルキャストにしなくちゃ」

「あ、そうですよね」

渉はなにか黒いものが一瞬にして胸の中に広がって、息苦しさを覚えた。

「映画決まったんだってね。楽しみにしてるよ」

「ありがとうございます」

沢渡が楽屋を出ていくと、渉の頭に沙織の言葉が繰り返し蘇った。

3か月前、確かに沙織は美菜の降板を渉にほのめかした。

あの時、沢渡の指示だと言っていたのは嘘だったことになる。


「もうすぐ時間だよ」

西野に声をかけられて、渉は我に返った。

「そんな怖い顔して、どうした?」

西野の言葉には答えずに渉は楽屋を飛び出すと、沙織の楽屋へ向かった。


  ---------つづく------- 11話へ
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