西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

7/31 第23節 ガイナーレ鳥取戦(京都・西京極競技場)

2011年07月31日 23時50分50秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:暑い!パーサも冷えピタ装着…って効いてるの、ソレ?

この7月、サンガの応援参加出来たのは、たった2回。
今日は今月3回目となる久々の参戦である。
ここ数戦、大木監督の目指すパスサッカーの形にはなりつつある。
足りないのはフィニッシュの精度とそこへ至るゴール前のアイデア。
今日はその部分の成長を見せて欲しい。

相手は今季J2昇格したガイナーレ鳥取。
前回アウェイでの対戦は1-2で負けているだけに、今日は負けられない。

試合は夕方18時キックオフだが、陽のある内はやっぱり暑い。
サンガスクエアでは中央卸売市場からスイカを無料で配っていた。
やっぱり夏はスイカだよね~♪ 良く冷えて美味しかった!

他にも冷えピタシートも無料配布してました。
スイカ&冷えピタで熱射病対策は万全…と思ってたら
試合開始前にボールボーイの子が目の前でブッ倒れた。
選手は最後までブッ倒れることなくプレーしてもらいたいモンだが…さて

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、秋本、森下
 MF:駒井、鄭又榮、内藤、安藤
 FW:伊藤、ドゥトラ、中山
SUB:守田、内野、加藤、中村充、宮吉、ハウバート・ダン、久保

前節のスタメンから変わったのは宮吉→伊藤のみ。
鳥取の方は…元サンガの美尾くんがいない。ちょっと残念。

【試合感想】
試合はショートパスをつなぐサンガとカウンターの鳥取という予想通りの展開。
サンガのプレスが前線からよく利いているせいでポゼッションは出来るものの
やっぱりまだフィニッシュに難あり。
鳥取のカウンターにはスピードがあり、何度かヤバいシチュエーションを作られる。
前半で一度GK水谷が飛び出して弾いたこぼれ球を拾われヒヤッとしたが
鳥取のフィニッシュの精度がなくポストを叩き、事無きを得る。
前半はスコアレスのまま終わる。
心配していた暑さは陽が落ちると涼しい風が吹き随分マシになった。
これなら最後までスタミナは持つかも…

ハーフタイムでドゥトラに代えて久保を投入。
タイプの違うFWにする事で決め手を欠く試合の流れを変えようという意図か?
その狙いはある程度功を奏した様に見える。
相手DF陣は久保の動きをつかみ切れていない。
久保の自在なプレーにゴールの期待が高まる。
だが、スコアを動かしたのは流れからではなく、セットプレーだった。

後半16分、サンガのコーナーキック。キッカーはウヨン。
そのコーナーキックを決めたのは秋本!!
…と、さも観たかの様に書いてますが、僕、このゴールの瞬間観てません。
ピッチに背中を向けてサポーター席の応援を煽ってました(>_<)
ま、いいよね、サンガが先制した事実には変わりないんだから。

♪あっきっもっと オー オー! みっちったっか オー オー!
 あっきっもっと オー オー! バモス! あきーもとー!♪

先制はしたものの、一点だけでは心許ない。
もう一点、もう一点獲ろう!

一点先制された事で、鳥取はやや落ち着きがなくなった。
前半、結構怖かったカウンターもやや鋭さが鈍った感じだ。
あとサンガの中盤でウヨンが要所を締めるプレーが目立つ。
ようやく若き韓国代表がチームにフィットしてきた様に思える。ようやく、ね。

その後も交代出場した久保にも、ダンにも何度かチャンスはあったが、
ゴールは生まれなかった。(久保が倒されたあのプレーは絶対PKだけどな~)
試合は最小得点差1-0のまま終了のホイッスルを聴く事になった。

この試合で多くの収穫があった。
若いFW陣(久保、伊藤、宮吉、ダン)の存在感が増してきた事。
中盤でパスが繋がるようになってきた事。
そしてなによりも90分間スタミナが持つ様になった事。
選手も、サポーターも。
今日は勝ち試合だったこともあったが、
サポーター席の声援は最後まで途切れなかった。
心地良い疲れ。
サポーターとしての充実感。
やっぱ夏の応援は、こうじゃなくっちゃネ!


【試合結果】 京都1-0鳥取

【観客数】 5,204人

【得点者】
 京都 : 秋本61

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6.5
 DF:酒井6、秋本6、森下6
 MF:駒井5.5、鄭又榮7、内藤5.5(60分 宮吉5.5)、安藤5.5
 FW:伊藤5.5(81分 ハウバート・ダン6)、ドゥトラ5.5(HT 久保6)、中山5.5

【今日の私的MOM】
 鄭又榮:唯一の得点となったコーナーキックを含め、中盤で存在感を見せた

人気ブログランキングへ

7/10 第20節 栃木SC戦 (京都・西京極競技場)

2011年07月10日 23時05分14秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:夏の日差しが照りつける西京極…暑いゼ、マジで…

今節からJ2リーグも折り返しで、2度目の対戦カードとなる。
相手は現在リーグ2位、好調を維持する栃木SC。
前回の対戦ではアウェイで0-1で惜敗。
栃木はサンガに勝利してからも好調を維持し上位争いを繰り広げているが、
我らがサンガは以降調子が上がらないまま17位に低迷している。
状況は厳しいが、同じ相手にまた負ける訳にはいかない!
サンガイレブンの意地を結果で示してもらいたい。

試合当日は梅雨明け直後で朝からジリジリと照りつける強烈な日差しが暑い。
これは今日も体力勝負になりそうな予感。
選手も、サポーターも。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、秋本、森下
 MF:駒井、鄭又榮、内藤、安藤
 FW:伊藤、ドゥトラ、中山
SUB:守田、下畠、中村太、加藤、中村充、ハウバート・ダン、金成勇

相変わらずソメはお休み。(心配)CBは秋本。
ウヨンのワンボランチで右に駒井くん、左に内藤くん、トップ下にアンちゃん。
久々にドゥトラが3トップの一角に入った。
下畠くんとダンがベンチ入り。出番はあるのか?

【試合感想】
試合序盤は両軍ともなんとなくまったりした入り方。
どちらもあまりボールを積極的に追わないのは体力温存が狙いか?
風がある分体感的にはややましだが、夕方になっても気温は30度、暑いからね。
それならそれで前半をスコアレスで終われればOKなのだが、
そうはならないのが今年のサンガのダメなところ。

前半15分、栃木のカウンターからゴール前で1、2本パスをつながれ、あっさりと失点。

ま た か ・・・(>_<)

でも先制されたからといって落ち込んでる場合じゃない。
前節・岐阜戦の反省もあって、
最後まで90分間、油断も諦めもせず声を出し続けようと決めている。

追いつこう!
逆転しよう!

だが、どうにもサンガの攻撃はしまりがない。
中盤でボールを持っても、フィニッシュまでなかなかいかない。
フィニッシュにつながる一手、二手前で常にミスが出る。
パスミスであったり、
トラップミスであったり、
クロスの精度がなかったり、
判断がおかしかったり、迷ったり。
そんな中でも前半にも後半にも決定的なチャンスがあったが…決められない。
サポーターはその度に天を仰ぐばかりである。

幸いにも栃木側もフィニッシュに精度を欠いていて追加点を奪われる事はなかった。
ほんと、そこのとこはツイてた。

1点のビハインドを背負ったまま後半も3分のアディショナルタイムに突入。
そこでサンガはゴールほぼ正面の位置でフリーキックを得る。

おまいら、根性あるなら、コレを決めんかいっ!

いつでも応援旗を挙げられる様に構えつつ、祈る様にピッチを見つめる。
キッカーは博貴か?ドゥトラか?充孝か?
蹴ったのは…ドゥトラ!
ドゥトラの蹴ったボールの弾道は壁を越えて栃木ゴールに吸い込まれた!

よ っ し ゃ ー !!!!!!

ゴール裏サポーター席は大人も子供も大喜び!
僕も応援旗を降り倒した!
でもまだ同点!
それで満足してる場合じゃない!
まだ時間はある!
早くボールを戻して、もう一点狙わんと!!
気持ちを切り替えて応援を再開したが、
その後は栃木にボールを奪われ逆にCKのピンチ2連発…
なんとかかんとかそのピンチを凌いだところで試合終了のホイッスル。

引き分けかぁ…

負けるよりは良かったけど、これが精一杯というのは情けない。
今日は最後まで試合を諦めなかった点は評価したいが、
次の結果に活かせなければ今日の拍手も、明日はブーイングに変わる。
そこは選手もキモに命じておいてもらいたい。
お疲れ様でした。


【試合結果】 京都1-1栃木

【観客数】 4,402人 (J2っぽい入場者になってきましたが…)

【得点者】
 京都:ドゥトラ90+2
 栃木:崔根植15

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:酒井5.5、秋本5.5、森下5.5
 MF:駒井5、鄭又榮5.5、内藤5.5(86分 ハウバート・ダン-)、安藤5(74分 中村充5.5)
 FW:伊藤5(62分 中村太5.5)、ドゥトラ6、中山5

【今日の私的MOM】
 ドゥトラ:後半ロスタイムFKを直接ねじ込んで同点は殊勲。やればできるやん!

人気ブログランキングへ

7/3 第19節 FC岐阜戦(岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)

2011年07月04日 01時45分16秒 | サンガ観戦レポート2011
サンガがJ1復帰した翌年にJリーグ入りしたFC岐阜。
当然ながらサンガとは初対戦となる。
ここでJの先輩としてガツンとカマしてやりたいところだが…
今季初対戦チームに1勝1分4敗と負け越してるんだよな~(>_<)

スタジアムに着いて入場待ちしてる間にドシャ降りに見舞われて既にズブ濡れ。
入場時に雨は一旦止んだものの、スタジアムグルメの飛騨牛串焼きを買おうと
屋台に並んでいたところ、またしても豪雨が再来。
ちょっと乾きかけた服がまたグショグショに…どうも今日はツイてない。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、秋本、森下
 MF:加藤、鄭又榮、内藤、中山
 FW:伊藤、久保、駒井
SUB:守田、内野、安藤、中村太、中村充、ドゥトラ、金成勇

前節、傷んで退場したソメの代わりに3バックの真ん中に秋本。
秋本の抜けたボランチの位置に久々にウヨンが入った。

【試合感想】
やや落ち着きのない中盤での攻防で始まった前半だったが、
意外にも早い時間にスコアが動いた。
開始7分、右サイドから攻め上がってゴール前で両軍選手が競り合って
こぼれたボールをミドルレンジから蹴り込んだウヨンが鮮やかに決めて先制。
30分にはセットプレーからファーサイドで待っていた秋本が決めて
2点のアドバンテージを得る。
ここまでは楽勝ムードだった。

もう一点獲りさえすれば試合を決める事ができたはず。
だが前半ロスタイム、3回目にゴールネットを揺らしたのは岐阜の西川だった。
一点差になっても、まだサンガにもサポーターにも余裕があった。
いや、いや、もう一点決めたらそれで勝てるでしょ、と。

ところが、後半になると事態はさらに悪化。
サンガは中盤でまったくセカンドボールを拾えなくなる。
足が完全に止まり、パスも精度がない。
攻めるでもなく、守りに徹するでもなく、どっちつかずで中途半端。
前線の選手にはボールが渡らず、シュートもない。
ちょい前までの悪~い流れのサンガに逆戻り。

逆に岐阜の選手は後半動きが良くなり、後半6分に失点し、同点。
いつもに比べて早めに交代カードを切った大木監督だが、流れは一向に良くならない。
雨で水を含んだピッチに足をとられサンガの選手はコロコロコロコロこけまくる。
挙句の果てに後半ロスタイムに逆転ゴールを決められ万事休す。
まさかの敗戦を喫してしまった…

試合後、一部サポーターグループが挨拶に来た選手と口論となり、
いろんな意味で後味の悪い試合となってしまった。

こんな不甲斐ない試合結果では文句を言いたくなる気持ちも分るが、
今日の試合に限って言えば、僕には選手に文句を言う資格がない。
なぜならば、2点獲ったところで僕自身「今日は楽勝や」と思っていたからだ。
“慢心”した。
それがこの情けない結果を生んだのだ。
そう思うしかない。

正直、上向きかけていたチーム状態はまたどん底に戻ったかもしれない。
だからと言ってサンガを嫌いになれる訳でもない。
ただ、サンガイレブンが一所懸命プレーする姿が観たいだけ。
そうして欲しいから応援するだけ。
ああ、切ない…


【試合結果】 岐阜3-2京都

【観客数】 3,337人

【得点者】
 岐阜 : 西川37、佐藤51、永芳92
 京都 : 鄭又榮7、秋本30

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:酒井5、秋本5.5、森下5
 MF:加藤4.5、鄭又榮5.5、内藤4.5(66分 中村充5)、中山5
 FW:伊藤5(60分 安藤5)、久保4.5、駒井5(HT ドゥトラ4)

【今日の私的MOM】
 鄭又榮 : 先制点を決め、ボランチでも活躍…前半だけは…ですが…

 キュって絞めるつもりでいたけど逆に絞められました…涙

人気ブログランキングへ

6/29 第2節 ロアッソ熊本戦 (京都・西京極競技場)

2011年06月29日 23時44分33秒 | サンガ観戦レポート2011
本来であればサンガにとって今季ホーム開幕戦だったはずの第2節熊本戦。
東日本大震災の影響で順延となり、横浜FC戦から中2日の強行スケジュール。
今回の順延がサンガにとって吉となるのか、凶となるのか? 結果や如何に!?

平日のナイター開催となった為、仕事を高速モードで片付けて
(片付いた訳ではなく、放っぽったとも云うw)西京極へ向かう。
それでも試合開始には間に合わず5分の遅刻…
応援の準備をしつつ、電光掲示板でスタメンを確認。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、染谷、森下
 MF:加藤、秋本、内藤、中山
 FW:伊藤、久保、駒井
SUB:守田、内野、鄭又榮、中村太、鈴木、ドゥトラ、金成勇

基本的には前節・横浜FC戦と同じ。
慎吾を休ませて、代わりのトップ下に博貴を配し、
新人の駒井くんを初先発でいきなり3トップの一角に起用した形。

【試合感想】
前半は得点こそなかったものの、サンガがペースを握っていた様に思う。

どこで相手に寄せに行くのか?
どこで距離をとって、ルーズボールを奪うのか?

いつパスを出すのか?
どこへ走り込めばパスを受けられるのか?

絞るのか?
開くのか?

それらの判断が局面局面で上手く決まっていた。
前節同様パスサッカー、プレスサッカーが出来ていたのである。

そう、前半までは。

まったく危な気がなかった前半から一転、
後半になると徐々にサンガのプレーの精度が落ちてくる。
心配していた前節からの疲れと、暑さからか集中力の低下が見えてくる。
こういう時こそ気合を入れ直さないといけないところだったが、
その大事な時間帯に唯一と言っていいピンチを迎え、
そこで失点してしまうところが、今のサンガの若さなのかもしれない。
後半14分、ファビオにオーバーヘッドで豪快に決められる。
堅守を信条とする熊本相手に、先制されるのは厳しい。

前半から運動量が多かったものの効果的とは言えなかった伊藤くんに代え
リズムを変える意味で(?)ドゥトラを投入。
その後も10分毎に駒井くんに代えて太亮を入れるが熊本の堅陣を崩せない。
後半残り10分というところでソメと揉めた(?)熊本FW長沢が退場。
数的優位になったが、それによってよりゴール前を固められてしまう。
最後までゴールを狙う姿勢は見せたサンガだが…時間切れ。

久保くんにせよ、駒井くんにせよ、若手陣が
それなりの存在感を示してはくれたが、
逆境をはねのける雰囲気をピッチ上で作ってくれる選手がほしい。
まさに若さゆえ…と言うしかない。

 試合後疲れ果てたサンガイレブン

試合後は久々に酸欠気味。
応援しているだけでこんだけキツいんだから、
選手もさぞかしキツかったことだろう。
しかし、プロである限りはそうは言っていられない。
今度は中3日でアウェイ戦が待っている。
選手が頑張ってくれると信じるからこそ、応援出来る。
もう次節・岐阜戦のチケットは購入済みです。


【試合結果】 京都0-1熊本

【観客数】 4,015人

【得点者】
 熊本 : ファビオ59

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:酒井5、染谷5.5(84分 鄭又榮-)、森下5.5
 MF:加藤5、秋本5.5、内藤5.5、中山5
 FW:伊藤5(65分 ドゥトラ5)、久保5.5、駒井5.5(76分 中村太5)

【今日の私的MOM】
 なし : 駒井くんに…と言いたかった。あのヘッドが決まっていれば…

人気ブログランキングへ

6/26 第18節 横浜FC戦 (京都・西京極競技場)

2011年06月26日 23時06分02秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:節電対策として照明点灯85%の西京極。全然大丈夫、見える、見える。

連勝…素晴らしいその響き。
3連勝…それはさらに素晴らしい。

大分、そして前節・草津と連勝し、ようやくチーム状態が上向いてきたサンガ。
3連勝をかけて戦う相手はこちらも好調の横浜FC。
両チームの順位こそ16位サンガ、17位横浜FCだが、
成績自体は3勝6敗2分け得失点差-3同士でわずかにまったくの互角。
横浜にはキングがいる、キング・カズが…(京都にもいたんだけどね)
対するサンガはヤングパワーでカズを封じることが出来るのか?
勝ってひとつでも順位を上げたい思いの強いのはどっちか?


左うちわのパーサと右うちわのコトノちゃん…扇いでるけど、涼しいのか?

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、染谷、森下
 MF:加藤、秋本、内藤、鈴木
 FW:伊藤、久保、中山
SUB:守田、内野、鄭又榮、中村太、駒井、ドゥトラ、金成勇

サンガは前節・草津戦のメンバーと同じ。
横浜FCはやはりカズがカイオとの2トップで先発。
カズの選手紹介時にはサンガサポーターからも大きな拍手が…人気は健在。
心配していた雨もどうやら持ちそう。
午前中、照りつけていた日差しも夕方になって適度に曇ってきて過ごし易くなった。
運動量勝負の試合としてはまずまずの好条件がそろったと言えよう。

【試合感想】
好調チーム同士、お互い選手の強い気持ちが伝わる激しい攻防で始まる。
中盤のボールへの寄せの速さ、フィジカルの強さについては
若干サンガの方が勝っているようにみえたが、シュートは打たせてもらえず。
一方、横浜FCもシュートは放つがいずれもペナ外からで枠を捉えられず。
両チームともDF陣が最後のところで相手に仕事をさせていないという事か。
とにかくカズには仕事をさせることはなかったのは重畳。

前半お互いに一歩も引かない展開でスコアレス。
シュート数こそ少ないが、中盤の攻防は見応えがあり退屈しない。
こういう試合は、所謂ガマン大会である。
先に気持ちが切れたり、脚が止まったりしたら、一気に試合が決まる。
勝負は後半、それも終盤近くになると見た。

試合が動いたのは、僕の予想より早かった。
後半14分、サンガは中盤から細かく、そして速くパスをつないで
相手ゴール前へボールを運び、さらにファーに、センターにと選手が飛び込んできて
最後に博貴が落ち着いて蹴り込んで、遂に先制!!

よっしゃ~っ!!!!!!

今回の得点は大木監督がやりたかったサッカーを実践しての
ゴールだったのではなかろうか?
ちょっと速く得点し過ぎたかもな~とか思っていたら、案の定。
やっぱりそんなに横浜FCは甘くなかった。
後半30分、サンガゴール前に選手を密集されてカイオのボレーで押し込まれて同点。

う~ん、やられたか・・・

だが、その後の選手交代でサンガは試合の流れを引き戻す。
慎吾に代えて太亮投入、左サイドが活性化。
久保くんに代えてソンヨン投入、ソンヨンがポスト役として覚醒!
横浜ゴール前で何度もチャンスを作る。
最後に伊藤くんに代えてドゥトラ投入、ドリブル突破を仕掛ける。
その効あって終了間際に決定的なチャンスを創出する。

ソンヨンが落とし、太亮が突っかけGKをかわし、ドゥトラがシュート!
しかしゴールマウスの中にいた横浜の選手にヘッドでクリアされる。

あああ~惜しいっ!!

その後、横浜FC側も決定的なチャンスを逸し、そのまま試合終了。
こういう好調な相手をねじ伏せて勝利できればチームとして
ワンランクアップ出来るところだったが…残念。
両チームの出来を考えれば、妥当な結果と言えるかもしれない。

とにかく引き分けではあったが、最後まで運動量も落ちず、
ゴールを狙う気持ちが随所に感じられる好ゲームだったと思う。
今日の様な試合を続けていけばきっと“また観たくなる試合”が出来るはず。
今日は選手に素直に拍手を送らせてもらった。

次、勝とう!


【試合結果】 京都1-1横浜FC

【観客数】 8,075人

【得点者】
 京都 : 中山59
 横浜C:カイオ75

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:酒井6、染谷6、森下6
 MF:加藤5.5、秋本6.5、内藤6、鈴木5.5(54分 中村太5.5)
 FW:伊藤6(77分 ドゥトラ6)、久保6(71分 金成勇6.5)、中山6

【今日の私的MOM】
 秋本 倫孝 : ベテランらしく要所を押さえるアンカー役をこなした

人気ブログランキングへ