西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

6/12 第16節 大分トリニータ戦(京都・西京極競技場)

2011年06月12日 18時56分29秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:僕の旗を「もっと振ってや!」とせがむ(?)パーサ。僕も振りたいんよ、ホンマ。

勝てない。
どことやっても勝てない気がする。
でもサポーターはスタジアムに足を運び、声の限りに応援するしかない。
自分の声が選手に届いている、力になっている、そう信じるしかない。
試合結果はもうとやかく言わないから、気持ちの見える試合をしてほしい。
それだけ。

午後から雨の予想だったので雨仕様の服装(サンダルと短パン)で西京極へ。
今日の相手は大分トリニータ、対戦の相性はあまり良くない。
まあ相手がどこであれ今のサンガにとっては一緒。
ゴール裏の声かけの内容ももはや精神論しかない。

選手を信じて応援してください!

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、染谷、森下
 MF:加藤、秋本、中村充、内藤
 FW:ドゥトラ、久保、中山
SUB:守田、内野、鄭又榮、鈴木、駒井、金成勇、伊藤

あれ、ディエゴおらんやん?
ま、その方がイイけど…ここ数試合のパフォーマンスを考えればね。
DFラインを4バックにしてくるかなと予想したが今日も3バック。
ポカ続きでスタメンはずされるかと思われたソメをCBに。
初出場の酒井といつもはCBの森下が今日は左右を固める。
充孝をトップ下にして博貴を3トップに配した新布陣は機能するのか?

【試合感想】
今日のサンガは一味違った。
前線から積極的な追い回しとボールを奪ったらゴールを目指す姿勢をみせた。
サイドに流れるルーズボールに対しても追う姿勢が目立った。
僕が見たかった“気持ち”が感じられた。

もう一つ、戦術にも変化あったように思う。
細かいパスを繋ぐことに固執し過ぎず、
相手のバイタルを狙う縦ロングパスや大きなサイドチェンジを取り混ぜた点だ。
攻撃の選択肢が増えたことで意外にも早くサンガに待望の先制ゴールが生まれる。
前半7分、博貴が攻め上がって倒れながらパス、相手ゴール前で粘って最後は久保!

♪ゲットゴ~ォル、くぅぼゆ~ぅや ラ~ラララララ
 ゲットゴ~ォル、くぅぼゆ~ぅや ラ~ラララララ
 ゆ~ぅや、オイ! ゆ~ぅや、オイ! くっぼっゆうやっ、ゲッゴール!♪

今日はゴール裏だけでなく、バックスタンドも一体になって盛り上がれた。
選手の頑張りが見えれば、スタンドも一体感が持てる様になれるんよ!
もっと行こう! もっと走ろう! もっと盛り上がろう!

後半終了間際にも前線への縦パスを受けた久保が相手GKと1対1に持ち込み、
ループシュートで追加点を挙げた。
2点のアドバンテージを持って後半に臨めるなんて夢のよう…
イカン、イカン!
まだ試合は終わってない。
前半からあれだけ追い回してたらきっと後半バテる時間帯が来るはず。
その時間帯をどうしのぐか、そして次の1点をどう獲って試合を決めるのか。
最後まで油断はできない。 選手もサポも気合を入れ直さないと!

そして後半、やはり厳しい時間帯はやってきた。
後半20分あたりから大分の中盤にボールポゼッションされる様になり始め、
何度かサンガゴール前へ持ち込まれるシーンがあった。
大分のシュート精度の無さにも助けられたが、今日のDF陣はソツがない。
ソメもCBの方がプレーに落ち着きがある。
初出場の酒井は脚も速いし、なかなか良い。
森下は安定感がある。 もう完全にDFリーダーだ。
この厳しい時間帯をしのぎ切ったことで試合の流れは再びサンガに。

一番体力的に厳しい時間帯であるはずの後半35分あたりから
交代出場選手の攻撃参加もあり2-0のまま無難に逃げ切った。

試合終了のホイッスルが鳴った瞬間は嬉しかったな~。
自分がどれくらい勝利に飢えていたのかが良く判った。
3点目を獲って相手を諦めさせるところまでやってほしかったが、
それは今のサンガには贅沢かもしれない。
まずは今日の勝利を素直に喜ぼう。

選手が一所懸命に闘う。
サポーターが一体になってそのプレーを応援する。
試合後、共に笑顔で喜びあえる。
それは至福の時だ。

試合途中から降り始めた雨も、勝ち試合には心地良い。


写真:試合後、久し振りの勝ち点3に酔いしれるゴール裏。この時間がたまらん!

【試合結果】 京都2-0大分

【観客数】 7,045人

【得点者】
 京都 : 久保7、45

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:酒井6、染谷6、森下6
 MF:加藤5.5(84分 駒井6)、秋本5.5、中村充6.5、内藤6(70分 鈴木5.5)
 FW:ドゥトラ5.5(91分退場)、久保6.5(88分 金成勇-)、中山6.5

【今日の私的MOM】
 中山 博貴 : アグレッシブな展開の中でアクセントとなる効果的なタメを作った

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5/28 第14節 FC東京戦 (京都・西京極競技場)

2011年05月28日 21時25分48秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:雨が降っても応援する!負け続けても応援する!

台風が来てるんだよな~。台風2号。
もう梅雨入りだもんな~、朝から雨だし。
雨は降っても応援はやめる訳にゃイカンからね。
傘なんてささないよ。
試合中はさせないし、どうせ濡れるもんね。
濡れても勝ってくれさえすれば辛くない。
勝ってくれさえすれば。

今日の相手は昨年最終戦ここ西京極でサンガがJ2に道連れにしたFC東京。
あの時とはサンガのメンバーは大きく変わったが、
同じ気持ちで試合に臨めばきっとあの時を再現出来るはずだ。
「1年間お世話になります」
などとふざけた横断幕を掲げた事をFC東京サポーターに後悔させてやりたい!

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:染谷、森下、福村
 MF:内藤、秋本、鄭又榮、中山
 FW:ディエゴ、久保、中村充
SUB:守田、内野、鈴木、加藤、伊藤、ドゥトラ、金成勇

久々にソメがスタメンに復帰。
きっと心に期するものがあるはずだし、やってくれる…そんな予感がしたのだが…


写真:試合前のキッズチア。彼女らの盛り上げに応えてあげたかった…

【試合感想】
結論から申し上げます。

負けました。
完敗です。
今のサンガに一年でJ1復帰は無理です。
大木監督が目指すサッカーを完成させながら、結果を残すのは無理です。
ここまでその事実を認めまいとしてきましたが、もう限界です。

開始14分。
1失点目、右サイドを崩され、GK水谷が飛び出したところパスでかわされ、
中央で待っていた梶山に流し込まれる。

その数分後、唯一のサンガの反撃シーン。
東京の右サイドを崩し、上げたクロスは逆サイドの内藤に渡りシュート。
相手の1点目と全く同じような形で久々にゴール!
この瞬間は本当に盛り上がった。この瞬間だけは。

せっかくの盛り上がりは10分しか続かなかった。
右コーナーキックから中央ヘッドで押し込まれる。
最近定番のセットプレーからの失点。
さらに前半37分、右サイド染谷のクリアミスをゴール正面で奪われ失点。
今のサンガに2点差をひっくり返す力はない。

後半に入ると、FC東京は無理な攻めはしない。
しっかり守りながら、ゆっくりパスをつなぐサッカー。
対するサンガは両サイドから攻略しようとするがミスが多く、
前線でキープさせてもらえず…後半13分に4失点目を喰らい万事休す。
ただびしょ濡れになっただけの結果となった。

試合前、団長が練習場でDF選手たちと話をして
「前の選手が点を獲ってくれる事を信じてがんばって守っている」
というコメントをもらったと聞いたが、今日は守備が先に崩壊した。
特にソメのところはメルトダウン状態。
久々のスタメンで期待が大きかっただけにがっかりした。

冒頭にも書いた様に、今年の目標を自分の中で下方修正した。
今年中に大木サッカーを完成させる。
結果にこだわるのはやめる。
もちろん試合に勝てれば嬉しいし、そうであってくれるに越したことはない。
だが、結果にこだわって戦術を変えて欲しくはない
それはサンガがこれまで繰り返してきた負のスパイラルの再現だ。

ふんぎりをつけさせてくれたFC東京にある意味感謝している。
ありがとう、FC東京。
ウチは来年もここでがんばるわ。
でもいつかこのメンバーで、お前んとこより強いチームになってやる!
いつか…ナ。

【試合結果】 京都1-4FC東京

【観客数】 5,330人 (招待客をさっ引いたら…3,000人位だろうな~)

【得点者】
 京都 : 内藤20
 F東京:梶山14、田邉30、58、大竹37

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:染谷4、森下5、福村5
 MF:内藤5.5、秋本5(51分 加藤4.5)、鄭又榮5、中山4.5(69分 鈴木5)
 FW:ディエゴ5、久保5.5、中村充5(58分 ドゥトラ5)

【今日の私的MOM】
 なし : 今年は負け試合でもMOM指名するつもりだったけど、さすがに今日は…ネ


京田辺市をキャンペーン中の一休さん。
一休さん、得意のとんちでサンガを勝てる様にしてくれへんかな?
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5/22 第13節 ギラヴァンツ北九州戦 (福岡・北九州市立本城陸上競技場)

2011年05月23日 00時55分18秒 | サンガ観戦レポート2011
なんだか伝説のポケモンみたいな名前のチーム、ギラヴァンツ北九州。
サンガが対戦するのはこれが初めて。
僕自身、同じ福岡でも博多の森へは何度も遠征したが、北九州市は初めて。
初めての対戦の結果次第で今後お得意様とできるか、苦手チームとなるかが決まる。
今季まだアウェイで勝ち点を得ていないサンガだが、是非とも勝ち点3が欲しい。

夜中の1時にサポ仲間の車に便乗して京都を出発。
真夜中の山陽道をひた走る。
途中山口県に入ったあたりから雨模様となった。
試合開始の昼頃には雨は上がるとの予報だったが、止んでくれるだろうか。

まず試合前に見学したかった小倉城へ向かう。
到着したのは朝7時30分。天守閣の開場まで1時間くらい時間がある。
小倉城近くのファミレスでモーニングセット&ドリンクバーで時間をつぶし、
小倉城をたっぷり見学した後、試合会場の本城陸上競技場へ向かう。

開場直後の11時過ぎに本城に到着。
この頃には予報通り雨も上がって、暑くも寒くもないサッカー観戦日和に。
敷設の駐車場に車を停め、いざ初見参のスタジアムに入場。
さすがに日曜日でかつ遠距離の地だけにサンガサポは少ない。70名ほどか?
本城競技場は電光掲示板がなく、プラカードを差し替えるスコアボードがあるだけ。
スタンドも満員でも1万5千人がやっとといういわゆる地方の中規模スタジアム。

一旦入場し、応援旗をセッティングしてからメインスタンド近くのフードコートへ。
ここ本城のフードコートはメニューが充実している。
僕は“ちゃんどん焼き”をお好み焼きで挟んだ“スペシャル焼き”にした。
“ちゃんどん焼き”とはチャンポン麺とうどんをミックスした焼きそば。

これが500円という値段がウソのようなボリュームで、さらに美味しい。
北九州サイコー!!

…と、試合開始までは上機嫌だった。
そう、試合が始まるまでは…

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:内野、森下、福村
 MF:内藤、安藤、鄭又榮、中村太
 FW:ディエゴ、久保、中村充
SUB:守田、酒井、染谷、加藤、中山、ドゥトラ、金成勇

基本的には前節と同じ布陣。
前節出来の良くなかった弘堅を安藤とチェンジ。
レッドカードの秋本の代わりに福村が先発復帰した。

【試合感想】
正直、がっかりした。
本当に北九州の選手やサポーターには失礼だと思うが、
勝って当然の相手だと思っていた。
だって、北九州の選手の名前なんて一人も知らないし、
JFLから2年前にJクラブ入りしたところで、
昨季はJ2で下位に低迷してたチーム、負ける訳がないし、
ここに負ける様なら、どこにも勝てる相手はいないに等しい。

すみません、北九州の選手の皆さん。
あなたたちの方がプロでした。
勝利に対する執念が、ロスタイムの決勝ゴールにつながったのです。

一方のサンガ。
チャンスは何度もあった。
審判の無秩序なジャッジで流れを失った不運もあった。
そのせいで安藤が退場し、またしても数的不利にも陥った。
でも、それは大した問題じゃなかった。

後半30分頃、サンガが前線に人数をかけて攻め上がったチャンス。
右サイドにながれたボールを充孝ともう一人でお見合いしたシーンがあった。
なぜあの時どちらでもいいからシュートしなかったのか?
ペナルティエリアの中でなぜシュートをためらうのか?
打てよ!
打たなきゃゴールは生まれないよ!
ゴールしなきゃ勝てないよ!

結果、ロスタイムの失点で劇的な敗北。
どれだけGKとDFががんばっても、味方が点を獲ってくれなければいつかは決壊する。
挨拶にきたサンガイレブンに怒りの言葉をぶつけるサポーターもいたが
その気持ちはわかるし、それほどダメージのでかい敗北だった。
選手も悔しいだろうが、北九州くんだりまで自費でやってきたサポも悔しいのだ。

もうどことやっても勝てる気がしない。
それくらい今のサンガの悩みは深い。
でも次の試合はすぐそこに迫っている。
逃げる事は出来ない。

勝つしかない。
信じて応援するしかない。


【試合結果】 北九州1-0京都

【観客数】 2,911人 (…もう何も言うまい。これがJ2の現状だ)

【得点者】
 北九州:レオナルド90+4

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:内野4、森下6、福村5
 MF:内藤5(88分 加藤-)、安藤6(71分退場)、鄭又榮6、中村太5(75分 中山5)
 FW:ディエゴ5(77分 ドゥトラ5.5)、久保5.5、中村充5

【今日の私的MOM】
 安藤 淳 : 退場となったが、中盤でのインターセプトは効果的だった…のになぁ。

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5/15 第12節 カターレ富山戦(京都・西京極競技場)

2011年05月15日 17時56分48秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:今季最高本数の20本の応援旗が並んだゴール裏。サポは見捨てないヨ!

今日は暑い。
もう春を通り越して完全に夏モード全開です。
ですが、サンガはまだ冬眠状態。
大木サッカーの実践にはまだ時間が必要そうだと分った今、
相手がどこであれ、覚悟を決めて一戦一戦に臨むしかない。

その今日のお相手はカターレ富山。
サンガが天皇杯を制した時のエースだった黒部光昭がいるチーム。
黒部は個人的に好きな選手だっただけに、
敵となった今は彼のゴールはここ西京極では観たくない。
頼むぜ、サンガのディフェンスライン。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:内野、森下、秋本
 MF:加藤、鄭又榮、内藤、中村太
 FW:中村充、久保、ディエゴ
SUB:守田、福村、安藤、中山、伊藤、ドゥトラ、金成勇

秋本が久々にスタメン復帰。
ボランチでなく最終ラインの左。
前節危なっかしい守備を披露したアライールはベンチにも入っていない。
あとドゥトラをベンチにして充孝を3トップの一角に配置した。
はずすならドゥトラよりディエゴじゃないのか…というのは言っちゃダメだよね。
もしかしたら今日の試合で活躍してくれるかもしれないし…

【試合感想】
今日のサンガは、前節に比べたらだいぶマシだった。
まず、後ろ向きのパスが減った。
特に前半はゴールに向かって走り出す選手がいた事もあり、前向きにパスが出ていた。
惜しむらくは、その攻撃の起点となるべき弘堅とディエゴにミスが多く、
せっかくの攻撃のチャンスをことごとく潰してしまっていた事。
特に弘堅には、ボール集まっていただけに…

前半30分過ぎだっただろうか。
久保が放った強烈なシュートを事もあろうかディエゴがお腹で完全ブロック。

あ ~ 余 計 な 事 を !!

前半終了間際にGK水谷が飛び出してかわされ、シュートを打たれるも
ゴールマウスで体を張って森下がボールを弾き出してくれて0-0のまま後半へ。

後半になると富山も中盤の守備が機能し始めたのと、
久保くんへのマークがきつくなったせいか、なかなかボールを持ち上がれなくなる。

そんな中、秋本がこの日2枚目のイエローを喰らって退場。
せっかく復帰したのにまた休暇取得…自らのミスからもらったカードでは庇えない。
充孝を下げて福ちゃんを入れて守備ラインを再構築。
またディエゴがボールをもらいに下がってくるという悪いパターンに。

結局攻める機会がなくなり、
負ける気はしないが、勝てる気もしない展開となった。
最後まで両軍ゴールネットを揺らすこと無く試合終了、勝ち点1を分け合った。
黒部にゴールを決められなかったのは良かったが…勝てないな。

今日もシュート数は一ケタ6本。
たぶんそのほとんどが前半のシュートだと思う。
後半、シュートらしいシュートはなかったのではないだろうか?
ゴール前で1回分パスが余計。
もう少し勇気を出してシュートを打ってほしい。
前半マイナスのパスに走り込んだ内藤のシュートは良かった。
ああいうプレイをもっと見たい。
前半の攻撃的なパス回しを続けてほしい。

焦らずいこう。 一歩づつ、一歩づつ。
選手も。 サポーターも。

【試合結果】 京都0-0富山

【観客数】 5,464人 (J2らしい入場者数になってまいりました…)

【得点者】なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:内野5.5、森下6、秋本5(72分 退場)
 MF:加藤5(69分 安藤5.5)、鄭又榮6、内藤5.5、中村太5.5
 FW:中村充5.5(74分 福村5.5)、久保6(81分 ドゥトラ5.5)、ディエゴ5

【今日の私的MOM】
 森下 俊 : 絶体絶命、失点のピンチでゴール内に立ちはだかった

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5/8 第11節 徳島ヴォルティス戦(徳島・鳴門大塚ポカリスエットスタジアム)

2011年05月08日 22時41分32秒 | サンガ観戦レポート2011
徳島がJ1に昇格しない限りもう二度と来る事はないと思っていたポカスタ。
4年前、ここに来た時にウチの監督だった美濃部さんが現在徳島の監督。
ミノ(美濃部)さんの戦術もようやく浸透してきてリーグ戦は好調の様だ。
倉貫、徳重、秀章らサンガから移籍した選手も多く、
古巣サンガとの対戦には期すものもあるだろう。

対するサンガはと言えば、正直チーム状態は良くない。
エースのミヤは前節の怪我が足指骨折で全治3カ月の診断。
大木監督のチーム戦術であるパスサッカーは完成には程遠い。
だが、リーグ戦はチームの完成を待ってはくれない。
苦しくとも結果に繋げなければJ1復帰の道は見えて来ない。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:アライール、森下、福村
 MF:加藤、鄭又榮、内藤、中村太
 FW:ドゥトラ、久保、ディエゴ
SUB:守田、内野、安藤、中山、中村充、駒井、金成勇

離脱したミヤの代わりにスタメンに名を連ねたのは初ゴールを挙げた好調・久保。
DFラインは前節失点0に抑えたメンバーを維持した。
ホームでは負けなしの徳島を連続封殺、今季アウェイ初の勝ち点3を狙う。

【試合感想】
試合内容について時間軸に沿ってレポートするのはやめます。
結論を一言で言えば、

ヘタクソ

パスミスしまくってるクセにパスサッカーを標榜するなんて百年早い。
前節に比べて相手に挑む気持ちは感じたし、
ボールを何度もインターセプトするシーンはあった。
だが、奪ってからパスの出し所がないわ、
慌ててパスを放り込んでも、誰も放り込まれたスペースに走り込んでない。
セットプレー絡みからまたしても2失点。
1点ビハインドで迎えた後半ロスタイムになっても
最終ラインあたりで悠長に横パスを回している選手を観て、無性に腹が立った。

勝つ気があるのか?

こんな愚問を選手に問うてみたい。
徳島の出来が良かった訳ではない。
サンガの出来が悪過ぎる。
いや、これが今のサンガの実力なのか?
久保の鮮やかなゴールがなければ何もお土産のない遠征となるところだ。

“やりたい”事と“やれる”事は決してイコールではない。
そろそろサンガのフロントは腹を決める必要があると思う。

1年でのJ1復帰を本気で目標に据えるなら今のスタイルを捨てるべき。
リーグ戦という実戦でスタイルを作り上げるのは現実的ではない。

パスサッカー、アクションサッカーの完成を本気で目指すなら
J1復帰は二の次、三の次に優先順位を変えるべきだ。
生え抜きの若手中心でチームを組み直してほしい。

一部のサポーターはもう既に見方を修正し始めている。
だけど、どんな時もサポーターはクラブを見離さない
だから楽しめるサッカーを観せてほしい
サポーターの望んでいるのはそれだけだ。


写真:ポカスタまで出張してきたパーサが阿波踊りを披露。踊るアホウに観るアホウ。同じアホなら楽しまにゃ損損!

【試合結果】 徳島2-1京都

【観客数】 4,964人(サンガサポも結構来ていたのに…こんなもんなの?)

【得点者】
 徳島:エリゼウ23、西嶋64
 京都:久保47

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷4.5
 DF:アライール4、森下5.5、福村5
 MF:加藤5(78分 駒井5)、鄭又榮4、内藤4.5(70分 中山5)、中村太4.5
 FW:ドゥトラ5、久保5.5(87分 金成勇-)、ディエゴ3.5

【今日の私的MOM】
 久保 裕也 : サンガサポ唯一の見所であるスーパーゴール!