西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

まゆげねこ…不発

2008年09月28日 11時07分16秒 | 日々の雑感
NHK連続テレビ小説「瞳」が最終回。

自分的にはとても楽しめた前作「ちりとてちん」に比べると
イマイチどころかイマニもイマサンも…という出来。

そもそも題材が
“ヒップホップ”と“東京の下町”と“里親制度”
っていう組み合わせに無理がある。
主人公・一本木瞳がどんなにがんばっても
その対象がダンスでは真剣さが伝わらないんだよなぁ~。
どうしてもただ遊んでるだけに見えてしまう。

東京都が進める里親制度については、消化不良。
タイムリーなテーマを扱ってますよ~と言いたいのだろうが
里子たちの過去はほとんど語られないので、
ただの家族ごっこの様に見えてしまう。
子供一人一人の過去を掘り下げていては
半年でドラマを終われないからだろうが、
それなら設定を欲張り過ぎているとなぜ気付かないのか、脚本家。

下町の描写もどうにもステレオタイプで現実感が薄い。
そんなヤツ今の佃島にいるの?っていうキャラばかり。

キャスティングも当を得たものとは云い難かった。
主演の榮倉奈々は大柄過ぎてダンスが巧く見えない。
下町の顔役の西田敏行の髪型が
ロン毛でちょんまげってのも違和感バリバリ。
その西田扮するおじいちゃんと瞳の母親が
喧嘩している理由も17年も断絶するにはチト軽い。

終盤、失踪していた瞳の父親が現れたあたりから
少し盛り上がったものの、最後は盛り上がりきらないまま終了。
ちょっとミスマッチを狙い過ぎたナ、NHK東京。

…今回不満が多い分長文になっちゃった、スマソ。

来週からはNHK大阪制作、マナカナ主演の「だんだん」がスタート。
島根と地元・京都の花街が舞台なので期待大。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿