西京極 紫の館

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11/22 2ndステージ第14節・ヴィッセル神戸戦 (京都・西京極競技場)

2003年11月22日 16時24分27秒 | サンガ観戦レポート2003
このレポートは言うまでもなく観戦後に書いているので結果はみなご承知のはず。
負けました。残留の可能性は限りなくゼロに近づきました。
でも可能性が0.0000001になろうともゼロでない限り応援するしかありません。
そういう意味で気力を振り絞ってこのレポートを書きます。

この日は木枯らしの吹く冷え込みの厳しい気候でしたが、
もう後がない我々サポーターは応援で出来る事は何でもやろうと言う事で、
一部有志が早朝5時からスタジアムへ集まり応援の相談を開始。
僕自身は(家庭の事情で5時には出席出来なかったが)12:00にはスタジアム入り。
通常の10倍は長い手描き横断幕を団長らと制作。
このメッセージが選手に届けと願ったのだが…

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:上野
 DF:安藤、ビジュ、手島、鈴木慎
 MF:森、中村、石丸、中払
 FW:黒部、松井
SUB:平井、鈴木和、辻本、大野、田原

前節残留ライバル直接対決の第2戦・仙台戦でも破れ、
遅きに失した感はあるもののピムを更迭し、木村GMを代理監督として臨んだ一戦。
GK平井を含む3名の選手をスタメンで起用、
さらに出場停止の斉藤の代役には本来ボランチのビジュをコンバート。

期待と不安の試合前。この日5000名にタオルマフラー、
8000名に「絶対J1」とプリントされた応援Tシャツが配布された。
そのマフラーをゴール裏全員が掲げる、回すという応援を練習。
みんながんばって試合前からやってくれている。
この試合の持つ意味は観客には十分伝わっている。

しかし…

【試合リポート】
試合はその観客の期待を裏切る凡戦。
両チームとも中盤をすっとばした放り込み合戦。
両サイドの慎吾、安藤もまったく精彩がない。サイドからの崩しは皆無。
そんな戦法、元々カウンター放り込みが基本戦術の神戸が有利に決まっている。
前半8分にDFラインの裏へこぼれたボールを神戸FW播戸に拾われゴール。
(このゴールだけなのに…神戸の前半のシュート…)

そのまま神戸にペナルティエリアを固められ、攻めあぐむサンガ攻撃陣。
後半に入ってハライOUTで田原投入。3トップでパワープレイとするが、
この日は黒部にキレがなく、田原のゴール前の粘りも生かせない。
松井もマークをはずせず時間が過ぎる。

後半14分、ゴール前のボールの競り合いに破れ0-2とされると、
神戸は完全にゴール前を固めて逃げ切りを図る。
サンガ攻撃陣にはまったく工夫がない。

唯一の見せ場は田原のシュート。
あわやというシーンも神戸の守備に弾き出され実らず。
結果論だがスタメンで田原を使っていれば…そう思ってしまう。

試合は終わった。
なすすべもなく。
残された希望は限りなく淡い光になった。
試合終了後、ブーイングする観客も多くいた。
でもうなだれる選手を見ると怒りを通り越して哀れに思えた。
ブーイングする気にはなれない。
若さゆえの弱さ、そう表現するしかない今の京都イレブン。

顔をあげてくれ。

俺達は最後までお前達と戦う。

俺達がついてるぜ!


【試合結果】 京都0-2神戸

【観客数】 16181人

【得点者】
 神戸:播戸8、オゼアス59

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:上野5.5
 DF:安藤4.5、ビジュ5、手島5、鈴木慎4.5
 MF:森5(61分 大野5)、中村5、石丸5.5(61分 辻本5)、
   中払5(45分 田原5.5)
 FW:黒部4、松井4.5

【現在のリーグ戦サンガ勝ち点】23(最終節目標5-0以上で勝つだけ)

※翌日の市原-大分戦が引き分けとなった為、
次節サンガが残留するには仙台が大分に1点差で勝ち、
サンガがガンバに5点差以上で勝つ事が絶対条件。


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