西京極 紫の館

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そして父になる  監督/是枝 裕和

2013年10月01日 00時59分26秒 | 西京極シネマ
【主演】
 福山雅治
 尾野真千子
 真木よう子
 リリー・フランキー

【ストーリー】
申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し…

【西京極の評価】
僕にはこの映画の主人公の葛藤がまったく理解できなかった。6年間も育ててきた子供を他人様に渡したり出来る訳ないやん!その上他人が6歳まで育てた子供を自分の子として家に入れるなんてありえへん!…って。でも嫁さんにそう話したら「いや~、自分の子供じゃないって判ったら悩むやろ~」って答えが返ってきました。やっぱり実際にその立場に置かれてみないと解らないものなのだろうか?いや~、やっぱり他所のしつけというかルールで育った子供と一緒に生活するのはイヤやな~。と、雑感しか書いてませんが、映画としては地味ながらしっかり観られました。主演の4人がそれぞれ個性があって良いです。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆★★
 演出/演技  ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響  ☆☆☆★★

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2 コメント

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うーん (sakurai)
2013-10-10 14:34:21
主人公の葛藤の部分が同調できなかったり、いやそうだったりと思わせるのが監督の狙いかもですね。
いろんな親子関係が出て来ましたもの。
重層的な話を散らばせて、またまとめるのがほんとにうまいですね。
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sakuraiさんへ (西京極 紫)
2013-10-10 23:00:31
母親からすると
自分のお腹を痛めたって自覚があるだけに
そう簡単に割り切れるもんじゃないかもしれません。

むしろ父親って、そのへんどこかで
自信がない気がするんですよね、子供との絆という意味で。

この映画はそれをテーマにしているのですから
まさに僕の様な感想を持つ者が出てくる事も
想定内ってことなのでしょう。

たしかに巧い監督です。
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