西京極 紫の館

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男はつらいよ お帰り寅さん  監督/山田洋次

2020年01月15日 22時56分21秒 | 西京極シネマ
【出演】
 吉岡 秀隆
 後藤 久美子
 倍賞 千恵子
 前田 吟
 渥美 清

【ストーリー】
車寅次郎の甥である諏訪満男の妻の七回忌に一同が集まり、法事の後は昔話に花を咲かせていた。満男は長年会社員として働いたが、仕事の合間をぬって執筆していた小説が評価されて小説家に転進した。ある日、彼のサイン会が開かれ、その列に並ぶ人々の中に満男の初恋の相手イズミがいた。

【西京極の評価】
盆正月と言えば『男はつらいよ』という時代があった。その正月一発目という事で寅さんを観ようと思った訳だが、実は『男はつらいよ』を劇場で観るのは人生初。お話自体は吉岡秀隆演じる満男が寅叔父さんを回想する形。もちろん渥美清の登場シーンは過去作の断片でしかない。それなのにそのワンシーン、ワンシーンの存在感がハンパない。子供の時には気付かなかったが、渥美清の演技にはインテリジェンスがある。あらためて渥美清という俳優は替えの利かない存在だったのだなぁと再確認する事になった。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

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