西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

明日への糧

2009-09-06 08:54:43 | Weblog
昨日、友人夫婦に誘われて、私と家内も一緒に「郡上八幡・郡上踊りの最終日」に行ってきました。、郡上八幡城の天守閣から眺める盆地ならではの集落、吉田川の爽やかな流れに誘われて、大勢の観光客にもまれながら、街並みを散策をする楽しさ。昼食は鮎料理のフルコースを堪能。1万歩以上歩いた思われます、観光地としての機能、周遊コースは津島市においても、研究する余地が充分あるのではないか。
明日からの議会、一般質問に立つ期待と不安と。
清涼剤を飲んだ後の爽やかさ。充実した1日であり、たまには息抜きも必要であると悟りました。

9月定例会、一般質問、続々「青少年健全育成事業」について

2009-09-05 20:52:43 | Weblog
青少年健全育成事業
青少年問題協議会そのものは、愛知県が主体となり、県民運動の一環として展開されてきているわけでありますが、「青少年健全育成」のために市として独自の青少年の指導・育成・保護・矯正に関する施策を行えないものか、提案をするものであります。
(1)、中学校区では、地域別に一部の保護者と学校側担任教師と教育責任者との間では懇談会がすでに何年も前から実施されているのですが、これを拡大し、「青少年育成のための市民会議」として個人、関係団体で構成し、次代を担う青少年の健全な育成を図っては如何ですか?

(2)、小学校区を基に、数名の青少年健全育成のための活動をしていただけるボランティア(仮称、青少年育成ボランティア・青少年育成推進委員)の創設はいかがか?一部、「みまもり隊」の方に兼務していただくなど、方法はあると思いますが、如何ですか?

(3)、地域のよき理解者、友として、また保護者としての青少年の「心の相談員」制度(スクールカウンセリング)は現在、十分機能しておりますか?
(4)、各地域の子供会の活動も子供の数によりバラツキがあるようですが、例えば、以前盛んでありました「夏休みの行事、ソフトボール、ラジオ体操と云ったスポーツから、段ボール・古紙の回収」等、保護者の負担が大きいと云うことで止めて見えるところもあります。子供会の構成員、児童は心身発展途上で判断力も未熟で、最終的には団体活動の責任者は大人であり保護者であります。
市としましても側面からそう云ったことにつきまして支援されているのか、お聞きいたします。



以上、お答へいただいた「青少年健全育成事業」と並行して、国の施策においても、保育所「待機児童」の問題も抱え、***にありましたように、子育て支援を充実させる方向になってきております。
津島市が実施主体であります「津島市放課後児童健全育成事業」・「学童保育」に関しても積極的に取り組んでいただくよう、切に要望するものであります。

今「学童保育」の現場を見てください。その施設は既に飽和状態で、環境はお世辞にもいいとは言えません。にもかかわらず、相変わらず「学童保育」に対するニーズは高く、いまだ、「放課後子ども教室」では代替施策にもなりえず、今後も、適正規模で安心して継続利用できる、「学童保育」が実施できる方法を考えるべきであります。少なくとも、保育料等に地域間格差が生じると云う、「不公平な保育」を生んではいけないと考えるわけであります。
今後、青少年の健全育成事業にも密接に結び付く施策、こういった「児童健全育成事業」を推進していくのが、行政の役割ではないでしょうか。

今定例会、一般質問、続「青少年健全育成事業」に関して

2009-09-04 16:55:38 | Weblog
Ⅱ、青少年の健全育成事業に関して
今後の少子化時代に備えた人間形成には、家庭の在り方が原点であり、教育の出発点であると云われております。
ところが近年、社会が多様化・複雑化する中にあって、家庭生活における秩序が崩壊し、社会全体も自分だけ良ければとする自己中心的な風潮を強めております。
現代はモノにあふれ、子どもたちは手厚い保護のもとに、過剰な期待を背負い、無気力・無責任・我慢できない子供達にしたのも、少年非行が深刻化したのも、我々おとなたちが残した生活環境の問題点の一つであると云われております。
家庭教育の役割とは、(1)、社会的弱者である子供を守り、育て上げる。
(2)、子どもの発達に応じて日常生活を通して、社会生活になじみ、社会人として立派に成長するよう促していくことであり、教育の使命もこれに沿ったものであることは間違いないと思うわけであります。そこから、学校教育で学ぶものと、自分自身勉強し、経験を積んで学び、より良い人間としての価値が生まれると理解しております。
しかしながら、現状では本人の規範意識の低下、しつけができない家庭の問題、有害環境等社会風潮の悪化・地域社会の問題など、様々な要因により、少年非行も増加し、さらに、いじめ問題、児童虐待、校内暴力に見られる青少年に関わる問題は多様化して深刻な状況であります。当市におきましても、心身ともに健やかに育ち、社会の変化に対応できる活力に満ちた青少年に成長することを願って各種青少年問題対策を展開してきていると思います。
そこで当市における犯罪状況を把握しておれば、その実態と青少年健全育成事業への関わり方、関係機関との連携、他に各種事業の内容とその活動における成果のほどをお聞かせください。
次に、こういった「青少年の非行防止問題」に取り組む運動と同時に、特にスポーツ振興が青少年の健全育成に果たす役割も大きい訳であります。
ところが近年、少年少女の身体能力は低下気味で、家に閉じこもる傾向が強く、心身ともに伸び盛りの子供たちがスポーツの楽しさを味わう機会が少ないのではないでしょうか。親も仕事に疲れ、日々の生活に追われ、わが子とスポーツで一緒に汗を流すとか、感動を与えると云った余裕さえ失くし、市民総出のスポーツや行事にしても、各地域で催されていた「盆踊り」等、先細りの傾向ではありませんか。少なくとも「充実」していると云うところまでいかないのが現状ではないでしょうか。
津島市においてもスポーツ少年団はじめ各種スポーツ団体が、多くのボランティアの献身的な指導のお陰もあり、毎年、市の功労者の中にスポーツ振興に寄与された指導員が見えますが、その熱意ある指導は、真の青少年の教育者の姿であります。
スポーツの振興のための工夫はされて見えると思いますが、こういった方たちをもっと前面に押し立て、教育の中心に据え、スポーツの充実と関心を持っていただくように普及活動を進め、その指導者の養成・充実に力を入れるべきと考えますが、当局はどのように考えて見えますか。最後に、こうした運動が実際実を結ぶためには、大人が変わり、家庭・学校・地域社会が一体となり、スポーツを始めとした青少年の健全育成に関する機運を育てることが大事なことではないでしょうか。



今回は、再質問が盛りだくさん、そちらの方を期待して下さい。
CATVでは夜8時ごろから、再放送されます。

9月定例会、一般質問:「医療事故」に関して

2009-09-03 10:46:46 | Weblog
医療事故に関して
去る8月26日の中日新聞報道に依りますと「津島市民病院で頚椎症の手術ミスで両手足が麻痺するなど後遺症となった患者に、損害賠償」という記事が載っておりました。既に本会議に上程されております議案57号において病院事務局長より、議案大綱説明を受け、議案質疑において***より為されておりますので、この件に関しては「ここに至った患者さまに、重ねてお詫びいたしますと共にこの場をお借りしまして再発防止に取り組んでいただくことを病院関係者にお願いいたす」ところであります。

新聞報道では、いたずらに読む人の不安や不信を煽ることにもつながりかねず、
医療現場の実態や過誤の起きる背景を把握しないことには、いつまでたっても医療不信はなくならず、未然に防ぐ医療ミスの解決策を見いだせないのではないだろうか、かように思う次第であります。要するに事故の本質を見ず、その場を取り繕う行政処分で医療過誤・事故が無くなるわけがなく、過去相次ぐ医療ミスが表面化しているわけであります。
ちなみに、「医療過誤(医療ミス)は医療従事者に過失がある場合のみを指し、医療事故とは医療の全過程において発生するすべての事故」を言います。

インフォームドコンセント
医療はいつでもある頻度のリスクを伴い、医療現場で最も大事なことは患者と医師との信頼関係であります。
インフォームドコンセントと云うと医療の専門用語でありまして、なじみが薄いと思いますが、分かりやすく言えば「納得診療・説明と同意」と解釈され、先ず、患者中心の医療、患者自ら主体的に選びとる最も根本的な概念であり、診療においては、「患者の納得」が大切であると書かれております。
医療訴訟を予防するために「説明義務」(インフォームドコンセント)が義務付けられましたが、これは本来患者と医師との信頼関係を築くためのものでありますが、今やすべての周りの家族との契約を行うことで、患者側も権利として受け止めている状況ではないかと思うわけであります。そしてここで1番問題になることは、患者と医師の間の知識の格差であり、この格差を埋める患者と家族の十分な「理解」と「納得」が重要であるとも、患者側がいつでも取り消しが出来るとも伝えております。
このように患者の選択権・自由意思を最大限尊重すると云う理念に基づいているのですが、このインフォームドコンセントの存在価値とその有効性をどう解釈して見えるのか、こう云うと難しく聞こえますので、普通の売買契約とはどこが違うのか、お聞かせください。


医療事故予防
今後、どのようにすれば医療事故を防ぐことができるか。
例えば、「患者が病院の廊下を歩行中に転倒しけがをした。」「車いすの患者が、壁にぶつかり、手でかばおうとして他の患者にけがを負わせた。」このような場合でも、患者が医療者の指示が出ておらない限り、当人の自己責任とされることであっても、病院内では医療者が患者の安全を確保しなければならないと云うことであります。
当然、安全管理体制の整備、医療安全管理部門の配置が問われますが、市民病院内においては、どういった対策が取られておりますか、お聞かせください。
「医療事故は人災であり、減らすことも、防ぐことも可能で、また、そうしなければならないという認識」が出発点であり、「ヒヤリ・ハット」の事例報告とまとめを学習効果としてその原因を論じあい、いかにすべきか対策を明らかにすべきと考えますが、市民病院内ではこういった院内報告制度が確立されておりますか。
医療事故を防ぎ、医師の社会的信頼を取り戻すのは、被害者家族と医療機関、それと社会との連携で原因究明や再発防止を進めるのが真の事故防止につながると思いますが当局の考えをお聞かせください。

赤字公立病院の医療は医療従事者の基本的な数、マンパワーで成り立ち、義務感と医療人としての誇りから、このスタッフの犠牲のもとに成り立っているともいえます。
医療過誤か、許容範囲の合併症なのか、判断は難しいケースもありますが、医療現場で働く、特に医学生はこれには敏感で、外科は労働もきつく、処遇も悪く、すぐに訴訟を起こされる危険な職業として、産科と並んで敬遠されると聞きました。
このことで、医師の診療意欲の欠如、不誠実な対応等に至っては、医療における社会の倫理性からも問われるわけであります。医療過誤訴訟をおこす多くの理由は、「経済的な補償」ではなく、元の元気な体を取り戻し、「過誤を認めさせたい」「納得できる説明がほしい」からであります。
今後とも、より安全な医療システムを構築し、患者が被害に遭わないように正確な治療が行われることを望むものであります。


平成21年第3回(9月)市議会定例会一般質問

2009-09-02 23:55:06 | Weblog
1、杉山良介:新型インフルエンザに関する件
       環境問題
       ひとり親家庭に関する件
2、伊藤恵子:女性の人権に関する件
       介護保険制度
       国の「経済危機対策」に関する件
       子育て支援
3、東 国伸:津島市の子育て支援について

4、上野聡久:市営・改良住宅の家賃滞納問題
       歩道の整備
       市民病院の車いす専用駐車場
5、本田雅英:市民病院事業
6、大鹿一八:新型インフルエンザについて
       市営球場の運営について
       津島市の情報管理と提供について
7、日比一昭:第4次総合計画に関する件
       エコ市役所宣言
       県道名古屋津島線バイパス延伸
8、西山良夫:医療事故に関して
       青少年健全育成事業に関して

今定例会の個人一般質問者は通常の定例会の5名ほど少ない数で、張り合いがありませんね。もっと活発な質疑応答を期待しておりましたが。
9月7日(月)、8日(火)両日。
私は最後ですので、8日の午前中になりそうです。
お出かけになられない方は、当日夜7時からのケーブルテレビの再放送をご覧ください。たいして自慢できる姿を見せるわけでもありませんが。   

9月定例会、請願・陳情の審査

2009-09-01 16:00:24 | Weblog
*請願第4号
放課後児童クラブの適正規模での実施を求める請願ーーー厚生病院委員会
*陳情第8号
学級規模の縮小と次期定数改善計画の実施を求める陳情ーーー総務文教委員会
*陳情第9号
国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情ーーー総務文教委員会
*陳情第10号
愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情ーー総務文教委員会


請願第4号におきましては、紹介議員一人であった者が取りやめになり、また「既に議会運営委員会で取り上げられたもので、今更取り消すことはいかがなものか」
その真意のほど、またそもそも請願者の声を無視して議会のみで変更していいのか、賛否を含めて本日1日、振り回されておりました。