子供の災難が後を絶たない変な時代になってしまった今日この頃です。
塾の講師が自分の気に入らない生徒を殺そうと計画をして実行してしまったのには心臓も凍る思いがしました。
塾の講師や塾の経営者にはどのような資格が課せられているのでしょうか。
物を作ったり販売したりする会社や商店を企業設立するのとは訳が違います。
将来の日本国を担う一番大切な幼年期の子供たちを預かるのですから。
親兄弟や知人が子供に勉強を教えるのに知識さえあれば教える資格など必要ありませんが、手数料を取って勉強を教えるには、教える側に何らかの資格が必要なのではないでしょうか。
教える講師に資格が必要なことはもちろんですが、教える組織を形成する塾の経営者にももっときびしい条件を課すべきでしょう。
小学校の低学年が荒れていることを耳にします。
顔の骨が折れるほどの体罰をする教師がおりました。
教師は、国家試験を受け資格を取るのでしょうが、試験に合格したから教師になれるのでは、人間を形成する初期の子供に接する資格としては余りにも安易過ぎるのではないかと思うのです。
「子供に教える」という大きな仕事は、人間の形成された人が当たるべきで、知識があるからだけでは、公に教育を担当させるべきではないと私は思います。
教師の試験に合格し、社会で2年ほど会社勤務して社会の体験を得て初めて子供に教師として接することが出来るようにすべきではと思います。
今回の塾の講師が殺人を犯した事件も、小学校の教師が生徒の骨が折れるほどの体罰を与えた事件と何等変わらないのではないでしょうか。