東京都住宅供給公社の家賃の督促をする部署へ行ってきました。
西新宿の中央公園の前に建っている高層ビルの2階と3回のフロアーを占有していた。
ものすごく豪華な建物であり、又事務所の中も立派な造りで、びっくりでドヒャー!?と思うほど。
募集を行っている青山神宮前のビルも事務所も、これなら都京都が設立した特殊法人らしいと思ったが、
家賃の取り立てをしている部署が、入居しているにしてはビルの立派過ぎること。家賃高いだろうな。
2Fと3Fのフロアーを占有している事務室内は、豪華でまるで一流企業のオフィスだ。
暖房は効き過ぎるぎるほどで、節電意識のまったく感じない「親方日の丸」そのもの。
日本の天下り先なんて皆こんな状態なのだろうなと思った。
約束の2時半には数分遅れてしまったが、2人で私の着くのを待っていたというか、待ち構えていたのだ。
「こちらへどう」と声は聞こえるのだが、仕切りが幾つもあり、
迷路のような奥から声がしたって何処で声がしてるか分からないほどの造りだ。
一旦入った受付の部屋から出て、別の扉を開けて中へ案内された。
奥の方の応接へ通されて、8人掛けのテーブルの向こう側に2人座り、こちらに私1人が座る。
東京都住宅供給公社が出来たばかりの、数十年前の渋谷駅前の事務所は家庭的だったが。
今は何様になってしまったのか。
2人とも自己紹介はしたが名刺を出す気配は全くない。
それはそうだ、なんたって身構えているんだから名刺など渡してなるものかって感じ。
なんだか敵が来るのを待ち受けていた兵士のようで、対決姿勢丸出しで可笑しかった。
もっとも私は、家賃を、たった2ケ月の遅延で、本人を無視し、
いきなり保証人へ請求した行為には、相当に腹を立てていたから、それが相手にも伝わっていたのだと思う。
これまで生きてきて、家賃遅延2ケ月で、本人無視のいきなり保証人へ請求するなんて聞いたこともないのだから。
東京都住宅供給公社の2人は、私の保証人へ請求をしたことについて
「公社では2ケ月遅れたら自動的に保証人へ督促状が送られる」とか、
「なぜもっと早く知らせてくれなかったのだという、保証人になっている方からお叱りうを貰うケースもある」とか。
一応屁理屈を言っていたが、
私は新宿駅西口から約束の時間に間に合わせようと、随分の距離を走ったので、
息切れしていて、出掛ける前に思っていた闘士は失せていた。
しかし、人の尊厳を無視した東京都住宅供給公社の家賃の取り立て方法を、
当たり前のように考えている2人には、どうやっても納得できるものではないのだ。
東京都住宅供給公社の生い立ちは、戦後の住宅難の解消のために設立された特殊法人だ。
都民の為に税金を使って設立された法人が都民の為に運営をしていたはずだが、
今の東京都住宅供給公社はJKK東京と呼び、高級住宅の建設まで手掛け、
民間の不動産やさんと建築会社を一緒にしたような感じに発展してしまった。
よほど利益があがるのだろう。給料も相当に多いんだろうな。とやっかんでしまう。
東京都住宅供給公社に働く人達は公務員資格をもっているの?
民間人ではないの?
民主党政権になって、住宅供給公社の見直しを叫んでいたっけ。
賃貸と新築の部門を分け、新築の方は民間会社にするとか。
でも賃貸部門が外国の一流企業の使うような豪華ビルの2フロアーを占有し、
しかも内装のものすごい豪勢さを何とかしなければ、補助金などの予算は必要ないはずだ。
このブログを民主党へ送ってみようかと思っている。