原子力安全・保安院が、福井県の40年経過している美浜原発について、
今後10年間稼働の安全を宣言した。
ちょっと待って下さいよ。政府は40年で廃炉にすると言っているのではなかったですか。
それに、まだ、あの東京電力の福島第一原発の大事故を起こした責任の
一端のある原子力安全・保安院への調査原因追究が済んでいなのに、
政府に逆らって美浜原発の安全宣言をするなんて変ではないだろうか。
福島原発事故は、既存の原子力委員会や原子力安全・保安院の安全姿勢の欠如から
外国の原子力専門家からの改善忠告も無視したためて、起こるべきして起こったのだ。
その戦犯に値する居残り連中の責任の追及がまだされていない、
まだ原子力の安全管理に携わっているということ事態がおかしいのだ。
原子力規制庁なる新たな原子力発電監視組織がまだ出来ていないが、
美浜原発の安全宣言を出した無能の原子力安全・保安院は即刻解体するべきだ。
又政府宣言の40年廃炉を無視して、10年延長の安全を打ち出したのは
又自民党政権が創り上げた「政官財学癒着の原子力ムラ」が復活してきてしまったのか。
いつも国民は蚊帳の外に置かれる。
自民党が築いた政官財癒着構造の解体を民主党に期待したのだが
結局ミイラとりがミイラになってしまった。悲しいとしか言いようが無い。