滞在中は、時間の感覚がなくなるような日々。
それもそのはず、午前10時頃に陽が昇り、午後3時頃に陽が沈みます。
そして、朝焼けと夕焼けの時間がすごく長かったです。
日本だとみるみる沈むけど、ず~っと焼けた色を見てる感じ。
曇ってる日は、尚更時間が分からなくなりました(笑)
まずはイナリ湖。
国内3番目の大きい湖で、ヨーロッパでも6番目に大きい湖だそうです。
ず~っと奥まで湖です。
滞在中は暖冬だったらしく(私は十分寒かったけど、笑)全部凍結してる訳ではないそうです。
向こう側に渡ってる人も見えましたが、インストラクターさんなど湖の事を十分わかってる人が同行しないと危険ということでした。
朝焼けがピンク色でキレイです~♪
お父さんがソリに乗ってお母さんが押してます。
お父さん楽しそ~♪
しかしその役、ホントは娘じゃないのか!?
サーミ人というかつての遊牧民族(現在は土着民)が、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの各北部とロシア北東部に居住しています。
そのサーミの文化を知るには、イナリにあるサーミの博物館・シーダ(Siida)があります。
立派な建物で、中のカフェは博物館に入場しなくても利用できるので、ぜひ温かい飲み物を♪
私が自分用のお土産に買ってきたククサのマグカップもサーミ人の文化です。
狩猟に行くときは、狩りの道具と一緒に腰にククサを括り、狩猟の休憩中にククサで暖かい飲み物を飲むんだそうです。
ククサは先日の記事で先に載せましたが、いろいろ書きたいことがあるので(笑)また改めて載せます♪
これは、夕焼け。この日の晩にオーロラが見れました。
夕方に晴れてて雲が少ない日が確立が高いそうですよ!
これは、ホテルクルタホヴィのそばを流れるユートゥアン川。イナリ湖につながっています。
現地でいうところの暖かい日が続いてたので、全然凍結していません。
ある日の朝焼け。
別の日の朝焼け。
今思えばお粗末で残念な写真が多いですが、これまた記念なんだ。
イナリ村には、ホテルイナリとホテルクルタホヴィがあります。
私が泊まったのはクルタホヴィの方。
樹林越しの宿。
外観もかわいらしいなと思いました。
今は寒いけど、夏場は夜にウッドデッキでお酒を飲むのも楽しそう♪
ホテルのレストラン。照明も落としてオシャレな雰囲気でした。
これは隣の棟との渡り廊下ですが、廊下すらも憩いの場になっていました。
窓のステンドグラスや灯りが、外から見ると小さいながらもキレイでした。細かなところまでオシャレ。
泊まったお部屋。
必要最低限の小さい部屋でしたが、一人だったら十分です。
この空間が好きでした。イエローと木製家具で暖かみが出ていてかわいらしい部屋だなと思いました。
シンプルながらどこかオシャレなんだよな~。さすが北欧!
洗面所。反対側にお手洗いとシャワールームがあります。
ハンドタオルもバスタオルもぜんぶ引っ掛けるだけなんですが、なぜかオシャレに見える~。ホント、ニクイ(笑)
ちなみに、ランクアップのお部屋を見せてもらったら、シャワールームの隣にミニサウナ室がありました!!
そしてお部屋もベッドも広い!!
でもいいんだもん、庶民はこれで十分なのだ(笑)
そして私が一番気に入ったのは、天然の冷蔵庫!!
一番端の窓が細長くて引き戸になっていまして、天然の冷蔵庫にできます。
もちろんコレを冷やすよね~(笑)フィンランド語は分からないけど、テレビを見ながら部屋飲みも結構しました♪
夜中まで幸せなのでした
翌日は、もっとフカフカに積もってる場所でスノーシューを使って歩きました。
前日と違う道ですが、これも本沢温泉につながっている林道。
これで積雪50センチくらいだそうです。今年は少ないらしい…。
スノーシューで歩いたあとを撮ったつもりが、なんか真っ白でさっぱり分かりません。
途中からガイドさんの許可のもと、林道をそれて樹林帯の中を歩きました。
まだ誰も歩いてないところをスノーシューで歩くのは面白いです。
ここでも鹿の足跡を幾つか見つけましたが、同時に狩りの銃声が何度か聞こえました。
足跡を見つけた鹿は無事でいてほしいと思ったけど、帰りに猟師さんをたくさん見掛けたので、あまりの多さにもしかしたら無事ではないかも…と思ったりして。
↑ 撮っていただきました(笑)
これでアイゼン、スノーシュー、そのまま歩く…と全部体験しました。
帰り道は雪が結構降る中を歩きました。これも経験だ!
癒される景色。また来よう。
そしていつか雪山の山頂も目指せるようになるといいなぁ。
帰る途中に浅間山を見ましたが、山頂から結構モクモクと…出ていました。
雪に埋もれたみどり池の向こうに天狗岳が見えます♪
到着した時に少しだけ青空が見えたのもとっても嬉しい~!
週末は、初の雪山トレッキングをしてきました。
まだ雪山の山頂は目指せないので、しらびそ小屋のコーヒーを目指す雪山歩き♪
稲子湯の近くの登山口から山歩きスタートしました。
この日はアイゼンもスノーシューも使わずに、ガシガシ歩きました。
前日に都心でもみぞれが降ったけど、こちらも結構積もったようで、新雪がキラキラ輝いていました。
もうねぇ~、キラキラのふっかふか~でした♪
アニマルトラッキングを探しながら歩いていたら、途中で発見しました!!!
テンの足跡だそうです。
動物の歩いたところが分かるのも雪だからこそで面白いですね。
山頂方面はモヤモヤ曇ってたので稜線や山頂は荒れてそうという話でしたが、ここらへんは晴れたりちょっと曇ったり…と平和そのもの。
青空と雪が本当に本当~にキレイでした!!
登山道で会ったのはたった2人。
微かな風の音や、木から雪が落ちる音。自然の音しかしない世界で、本当に贅沢な時間を過ごしました。
川もこんな感じ。雪に埋もれて、半分凍ってました。
雪山歩きは一歩踏み込むごとに足が沈むので、普段より前に進まないから想像以上に大変でした。
そして分かりました。私が雪山登山を目指すには、まだまだ道のりが長いことを。
でも、少しずつ雪歩きも慣れていきたいです。数年後には……できるかな(笑)
道が平らになると、しらびそ小屋からの薪のにおいが微かに香ります。
目指すコーヒーはもうすぐ!!!
標高2097mにある『しらびそ小屋』。
とってもかわいらしい山小屋です♪♪一瞬で好きになりました。
トップ画像の「みどり池」のすぐ横にあります。
山小屋の中は暖かくて生き返りました(笑)
なんとっ、コーヒーはサーバーで出てくるので、何杯もいただきました。しかもサーバーはストーブの上に置いておくからいつまでも温かい♪
山小屋のコーヒーカップも出てきたけど、私は持参のカップを♪
これはフィンランドで買ったククサのマグカップです。これ、めっちゃ欲しかったんです!!!
コーヒーもうまさ倍増です!これから山登りには必ず連れていこう。
小屋から外を見てみる。この窓に小鳥が遊びに来ます。一服中にも何度か来てくれました。撮れなかったけど(笑)
しらびそ小屋で休憩したあとは、来た道を戻りました。
小屋から更に先に進むと、本沢温泉があり、その先には八ヶ岳の山頂への道に続くのだそうです。
それは、またいつか必ず。
帰りは、ふっかふかの雪のところは駆け足で降りました(笑)
何度も転んでそれもまた楽しい。なんで転んだのか反省もしつつ、歩き方を見直しつつ。
本日のお宿、稲子湯へ~♪
落葉と氷柱♪
軽アイゼンデビューしました!
奥多摩・川苔山にある百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)トレッキングに行ってきました!
奥多摩駅からバスで川乗橋へ。
軽アイゼンの練習を兼ねてだったので、川乗橋から百尋ノ滝へ行き、川苔山山頂へは行かずに滝から川乗橋へ戻ってきました。
ちなみに、アイゼンとは、雪渓歩行のためにトレッキングシューズに付ける爪のことです(私のは6本爪の軽アイゼンです)。
往路は、軽アイゼン付け外しの練習もあり、付けて歩いて、凍結箇所がなくなるとすぐ外して、また付けて。
一応、家で取り付ける練習をしたけど、山道で立って靴に着けるのはすごく難しい。はじめは時間がかかりました。
復路は軽アイゼンを付けたまま凍結してないところも歩いたり。岩に爪をひっかけないように。これも練習。
アイゼンでガツガツ歩くのはすごく楽しかった♪
この時期の百尋ノ滝は氷瀑らしいですが、ここ数日暖かかったので流れていました。
氷がもろそうで残念ながら滝の下までは行けず…。
でも、一部凍っている塊が滝とともに音をたてて落ちてきたり。そうすると、ほんのわずかに滝の流れが変わったり。
氷瀑は見れなかったけど、これから少しずつ春へ向かう小さな変化が見れたと思います。
川の流れに沿って、氷も模様になってました。
この滝と凍った川の贅沢な景色を見ながら、超防寒対策をしてランチ(笑)
百尋の滝へ行く間も、結構な深い渓谷。
川沿いを歩くので大小の滝がいくつも見れます。
帰りは太陽の光が川まで届き、水が輝いていてとってもキレイでした。
山道が川より高くなっても川底がしっかり見えるほど水がキレイ…ここは東京都なんだよね?…と何度も思いました。
百尋ノ滝のあとは、バスでさらに奥にある日原鍾乳洞を見てきました。
これまた「東京都なのか!?」と思うほど立派な鍾乳洞でした。
水琴窟も聞けます。